
港区麻布十番3-7-3 (携帯地図)
Tel:03-5419-3388
予算:1000円(昼)
味 :★★★☆
辛さ:★★☆
量 :★★★
麻布十番は憎い場所。商店街の中心部から外れても、「ちょっといいお店」と呼びたくなるところがいくつも見付かる。神戸を地盤とする有名カフェの系列店であるCAFE LIFEも、そんな「ちょっといいお店」の一つだと思う。
「いらっしゃいませ!」
中に入ると、テキパキとした店員さんから声がかけてもらえる。目の前には、焦げ茶を基調とした洋風の空間が広がっている。古い家屋を改装したとは気付きにくいオシャレさ。その雰囲気に引かれてか、女性のお客さんがいっぱいだ。
カウンターに居場所を確保した僕は、ランチのメニューの一つである「カッテージチーズとナスのカリー」(1000円)を注文した。カレー以外のメニューは、パスタなどイタリアンが多い。イタリアンで使うカッテージチーズを、カレーに巧みに応用したわけだ。
サラダをつつきながらカレーの到着を待つことに。ふと厨房を眺めると、一人のシェフでほぼすべてのランチ・メニューを作っているようだ。14時近くにもかかわらずお客さんがいっぱいいるし、かなり大変そうだな。
案の定、注文の品が出てくるまでに少し長めの時間がかかっていた。先客のおねえさんの一人が、食後の飲み物が出てこなくて痺れを切らしたほど。そのおねえさんにコーヒーが出されてから少しして、僕のカレーの出番と相成った。
褐色のカレー・ソースに浮かぶカッテージ・チーズの白とナスの紫。小さくカットしたフレッシュ・トマトの赤に、コリアンダーの緑。カフェらしい、見た目に華やかなカレーだこと。
まずはカレー・ソースをすくって飲んでみよう。ココナッツ・ミルクを少し強めに効かせてある。タイカレーをベースにしているのかな。それにカッテージ・チーズとフレッシュ・トマトというイタリアン調のアレンジが加わり、お店ならではの料理に仕上げている。
もっとも、カッテージ・チーズはインドで言うところのパニールに近い。トマトやナスもインドのカレーで一般的になった食材だ。だからカレーとの相性はバッチリで、オリジナルとは言え皆が安心して食べられる。
総じて上品な味わいのため、野郎の身にはもうひと味のアクセントがほしいな。でも主力のお客さんである女性には、このくらいがいいんだろうと思う。
ちなみに、カウンターの奧にはいろいろなお酒が並んでいる。夜に訪れてもなかなか楽しめそうだ。
こちらのお店は麻布十番ですか。
ヨメと六本木ヒルズに映画を観に行く時に、利用させて
もらおうと思います。
いつも良いお店の紹介をありがとうございます。
それでは、失礼しました。
ヒルズからですとちょっと遠い側ですが、ぜひ試してみてください〜。
麻布十番もカレー増えましたですよ。
CAFE LIFEの四つ角の対角には、牡蠣料理の『ひさぎ』お店が開店しました。
銀座のお店で、タンドリーチキンと牡蠣のカレーが平日ランチのメニューにあるそうです。
aCaveとハティの間の路地には、東地中海風カレー『KASIK(カシュク)』が7月末にオープンしました。
こちらは、近所で見つけてググッたところ、masaさんを通じて、またまたお馴染みのブロガーの方々に繋がっていました(笑)。
ウェンディーズの裏通りには、十番スタンドの代名詞とも言える『十番カレー』が。
是非、また麻布十番に来られる際は、思い出して下さいませ。
牡蠣料理に東地中海風ですか。いやはや、カレー馬鹿には目が届きにくいところでカレーがあるものですね。ありがとうございます。
あ、十番カレーはカレー馬鹿でも気付いていました(笑)