Deux-enレストランHERBICE
(デュアン・レストラン・ハービス)
北区赤羽1-67-58 アルカード赤羽4
Tel:03-3901-4352
予算:780円〜(昼)
味 :★★★☆
辛さ:★★☆(ちょい辛の場合)
量 :★★★
赤羽駅ガード下のショッピング街「アルカード」内にある、漢方スパのお店に併設されたレストラン。「リラックスできる」など効用に応じて選べる漢方茶や、「東京薬膳伽哩」を名乗るスープカレーなどを楽しめる。ちなみにハービスは"Herb"と"Spice"を掛け合わせた造語。エスピー食品の"Spice"と"herB"と同じだね。
店内に入ると「お好きな席にどうぞ」とのこと。僕は入口近くのカウンター席を確保し、しばしメニューを見入る。ランチタイムには4種類のスープカレーを用意してある。野菜が基本で、骨付きチキンやねぎチャーシューなどと組み合わせたバリエーションがある。
今回の僕は、「アラビアータベジ&チーズ」(ランチは880円)を漢方茶付き(200円増し)で選んだ。少し前にお友達と一度訪れた際に基本の野菜カレーをいただいており、違うメニューを選びたかった。
辛さと味付けも選べる。そこで辛さは「普通」より少し辛くした「ちょい」に、味付けはお店の標準を選択した。標準はあっさり仕立てだそうだから、濃い口好きのあなたは30円増しで要望した方がよさそう。
抱え込んでいた仕事の作業に手が付かないうちに、スープカレーが到着した。集団で訪れた前回と比べるとずいぶん早いな。仕事がいやだから気のせいだったのかな。まあいいや。
なるほど、素材たる野菜の持ち味を引き出そうとするスープカレーのようだ。
こう表現したいのは、スープが上品な仕上がりだから。一口目では旨みをさほど感じないけれど、食べ進めるとスパイスの影響で舌が敏感になるのか、次第に旨みが分かっていくのだ。
「アラビアータ」と名前が付いているものの、唐辛子の辛さも目立っていない。もっと辛くした方がアラビアータらしくなるかな。とろけるチーズが入っているおかげで、イタリアンっぽさは十分に感じられた。
具はニンジン、ジャガイモ、ナス、カボチャ、ピーマン、パプリカ、ブロッコリにタマネギ。さすがは健康志向のお店だけあって豊富だよね。しかも、東京をうたいつつも、札幌スープカレーを踏襲して具が大きめなのも嬉しい。
少し惜しいのは、これら野菜の持ち味が淡泊なことか。せっかくスープも上品に仕立てているので、もっと野菜の味に存在感を期待したくなっちゃうんだよね。決して悪いわけじゃないんだけど。
ともあれ、野菜たっぷりのスープカレーをいただき、「ストレスに効く」という漢方茶で締める。こうすることで確かに、お店を出た後には何となく心身とも健康になれたような気がした。
ちなみに平日は、スパと併設しているこのお店ならではのメニューがある。ランチと肩マッサージのセットだ。ただし、女性限定なので僕は試せなかった。
はじめまして。お近くでしたらぜひお試しあれ。
残念ながらカレーとマッサージは女性限定ですけど(笑)
残念です。
閉店してしまったのですか…いろいろなお茶を飲むのが毎回の楽しみだったのですが、残念です。
情報ありがとうございます。