中野区新井1-23-23 (携帯地図)
Tel:03-3388-0373
予算:950円〜(夜)
味 :★★★☆
辛さ:★★☆(サンバルの場合)
量 :★★★
たまにはカレーの写真ではなく、チャイのパフォーマンスからごらんいただきましょうか。これが「こだわりを持つ店」として中野区から表彰されたインド料理店「南印度ダイニング」の技だ。
南印度ダイニングは中野ブロードウェイを抜け、新井薬師へと向かう途中の商店街「アイロード」沿いにある。店内はカウンターを含めて20席足らず。オーナーらしき日本人のおばさまと、インド人スタッフ数人で営んでいる。厨房で腕をふるうシェフはチェンナイ出身だそうで、シェフの娘さんは麹町マハラシの看板娘だったりする。
各地のインド料理を提供していて、ランチならナンと相性のいいカレーが目立つ。でもディナーのメニューからは、「ラッサム・サーダム」(辛いトマトスープのおじや)や「サンバル・ワダ」(野菜と豆のカレーの中に、豆のドーナツが入っている)といった南インド料理を見つけられる。ここではぜひ南の味を試したい。
今日の僕はというと、サンバル(650円)、ライスとサラダのセット(300円)、ラッサム(350円)、それにパフォーマンス見たさにチャイ(300円)を注文した。
まずはティーカップに注がれた赤々としたラッサムから到着する。一口すすると、うわっ辛い!! 新陳代謝が悪い僕でも、これはすぐに汗が吹き出てきそう。もっとも、いたずらに辛いだけではない。トマトとタマリンドの強い酸味をはじめ、スパイスやハーブの香りをたっぷり楽しめる。
少しずつ飲んでいたら、お待ちかねのサンバルとライスがやってきた。やれやれ、これでラッサム漬けからは逃れられる(苦笑)
おお、香り爽やか。
もう少しで溶け切ろうかという、舌にかすかに触感が残る巧みなバランスに豆が溶けているスープ。香りが爽やかなのは、生のスパイスをスープの表面に加えてあるから。これはかなり僕好みの味だ。
豆以外の具は、ジャガイモやカリフラワーなど。サンバルとしては珍しい気がする。どうなんだろう。まあ食べやすいからいいかな。
セットで頼んだライスは日本米だった。それでも、南インドの料理を食べているぞ、という気分には十分に浸れる。
少しだけ、このお店に対する注意点もあげておきたい。できにばらつきが見られることだ。今回のようにラッサムがかなり辛かったり、あるいはマサラ・ドーサ(具入りのクレープ)が型くずれしていたりする場合がある。でも和やかなお店だし、「こんなときもあるさ」くらいに思っておくのがいいだろう。
うわぁ、すばらしいチャイのパフォーマンスですね。
こういうお店にはまだ訪問した事がありません。
見た目だけじゃなくて、ちゃんと味が良くなる理由とかが
先日のダンチュウに書いてありましたね。勉強になりました。
それはともかく、いよいよマジック1ですね!
300軒の予想は残念ながら外してしまった訳ですが…。
400軒はどこなんでしょう。
今回は全く見当付きません。楽しみに更新を待ってます。
それでは、失礼しました。
こういうの目の前でやっていただけると
普通のチャイでもおいしく感じてしまえそうです。
いやー、400軒まであとラスト1ですか!
ドキドキでお待ちしております。
(^^;)
ビリヤーニのレモンライスと、ココナッツナンが美味しいです。
あと、ドーサの適当さに和みます(笑)
何度か自転車で通りかかっているんですが、はいった事がありませんでした。
かならずいってみます。
サンバル、おいしそうですねえ。
ラッサムの辛さで熱くなった体に、冷水ではなくカルダモン入りの熱いチャイを注ぎ込む。これが意外にもいいんですよ。体の中が柔らかい温かさに包まれて。
400軒め、焼鳥屋さんにしようかと思っていたのですが、うまく予約できませんでした。もう一つ候補にしていたちょっとお高いレストランにしようかと思います。
>samuraiさん
やっぱりパフォーマンスが加わると違いますよね。あ、ここのチャイはちゃんと美味しいですけど(笑)
>ZOTTさん
コメント待ってました(^-^) 299軒めにZOTTさんお気に入りのプティフを入れたので、あえて399軒めもZOTTさんお気に入りにしようと考えてました。
レモンライスを頼んでいるのはさすがZOTTさんですね。
しかし、ドーサはいつも適当なんですかね(^_^;)
>はぴいさん
なんと、自転車で通われる途上とは。それは食べに行かないわけにはいきませんよ〜。
ありがとうございます。かなりびっくりしました。
あと、こっちにこっそり(?)
400軒達成おめでとうございます。
値段よりも、服装に気を使わないといけないのは、緊張しますね。
うーん、でも美味しそう…
とか言いながら、499軒めは(あったとしても)覚えてなさそうですけどね(^_^;)
こっそり祝福、ありがとうございます。僕もドレス・コード付きの店は苦手です。普段からファッションを気にしていれば、違うのかもしれませんが…。
南印度ダイニングの食評やお店の様子などがをとても詳しく書かれていて、楽しく拝見させてもらっています。
こちらの「南印度ダイニング」の紹介ブログページを
中野シティ.com
http://www.nakano-city.com
中野マップ>カレー>南印度ダイニングの情報欄からリンクさせて頂きました。
事後報告になり申し訳ございません。
中野のお店を色々な人に、より知ってもらい、
食を愉しんでもらえればと思っております。
もしリンクを貼ったことで都合が悪い場合はお手数ですが、
info@nakano-city.comまでご連絡ください。
どうぞ、よろしくお願い申し上げます。
ご丁寧なコメントありがとうございます。リンクはご自由にどうぞ。
このところの南インド料理店では何度か残念な思いをさせてしまい、すみませんでした。
南印度ダイニングも、ランチ用には北インドのメニューが主体なんですよね。営業上の理由だと思います。「インドカレー=ナン」の図式は本当に強い! お店が空いている場合は、dolphinkickさんが書いてくださったとおり、ディナー用のアラカルトの注文に応じてくれます。
ともあれ、お店補切り盛りするおばさまが親切な方なので、ほっとできますよね、ここは。
たあぼうさんが謝る必要は全くありませんよ。
時が経てば変化を求められることはあるものです。
それを望もうと望むまいと。
少なくとも、たあぼうさんのおかげで、満たされた時を過ごさせて頂いたお店は数知れません。
ここ、南印度ダイニングもまたしかりです。
話は変わりますが、
銀座の外れにアドリブというフレンチがあります。
そこのお店でランチ限定で出されているカレーが美味しいです。
沢山のタマネギで甘味と深いコクを出し、フォンドボーがフレンチらしい味わいにまとめています。
具はないのですが満足です。
フレンチらしく、前菜が一品付いてかなり得した気分です。
機会があればぜひ。
アドリブの情報、ありがとうございます。以前、「食楽」で見かけて記憶していたお店ですが、なかなか訪れられずにいました。銀座にランチタイムに行ける都合を作らないと行けませんね(^_^;)