
港区虎ノ門3-19-7 大手ビル2F (携帯地図)
Tel:03-3433-1217
予算:1800円くらい〜(夜)
味 :★★★★☆
辛さ:★★☆〜★★★☆
量 :★★★
何の変哲もない雑居ビルの2Fに、なかなかお目にかかれないエキゾチックな空間が広がっていた。その洗練されたデザインは、建築家でもあるインド人女性オーナー、ヴィーナ・ラージさんによるものだそう。ここは神谷町の南インド料理店、ニルワナムである。
場所柄か日本人以外のお客さんが目に付く。店員さんの案内に従ってテーブル席に着く。日本語が通じない店員さんがいるので、片言の英語でオーダーをやり取りする場合がある。これら内装、お客さん、店員さんとの会話によって、海外のインド料理店にいるような気がしてきた。
肝心の料理も他店で見かけないものがいくつもある。しかし今回は一人で訪れてしまったので、いろいろとは試しにくい。ありきたりだけれど南インド様式の定食であるミールスにしよう。このお店では「South Indian Meals Dinner Set」といった長い名前が付いている。値段は2500円なり。
店員さんにミールスを食べたい旨を告げると、「15分ほどかかりますがよろしいですか」と英語で聞かれた。少し言葉を詰まらせつつ「問題ない」と英語で返した。
「インドの15分は30分かな? 1時間かな」とのんびり本を読み始めた。ところが、15分足らずで目の前にミールスが到着。かえって僕は驚いてしまった。ありがたい話なのにね。いただきます。
うん、ほぼ現地そのままのスタイルで、品の良い味と香りを出しているなぁ。
程良い酸味と明確な辛みのラッサム(トマトスープ)に、少し緩めですいすいと食べられるサンバル(野菜と豆のカレー)。ポリヤル(野菜炒め)も美味しいし、それぞれに味付け、辛さ、香りがすべて異なる野菜のカレーたち。どれを取ってもハズレがない。もちろんパパード(せんべい)やプーリ(揚げパン)、バスマティ米もそれぞれ美味しくいただけた。
カレーごとに辛さにメリハリがあったものの、激辛のものはなかった。そのためカレーやライスと混ぜ合わせてマイルドにする、ヨーグルトの出番がほとんどなかった。2種類のデザートを楽しめるような結果に。
食後のマドラス・コーヒーは、コーヒー豆の香りが割と強めに出ていた。ほかのお店よりも濃いめに淹れているのかな??
なお、綴りが「nirvanam」のため、ニルヴァナムと表記して紹介するメディアが多い。ここではお店のレシートのカタカナ表記に従った。以前から豆のドーナツの「vada」をワダと表記しているし、「ワ」の方が近いかなと思ったので。
また、さすが建築家でいらっしゃるだけあって、調度品(特に椅子が印象的)もステキですよね。
大好きなお店です。
さすが本格派だけあって、当然のようにニルワナムも押さえていらっしゃいますね。
ヴィーナ・ラージさんのサービス、仰るとおり素晴らしいですよね。
このニルワナムは全席禁煙だと聞いたのですが、
本当ですか??食後ゆっくりっするときは
どうしても手をつけてしまうので///。
すみません。そこまで調べていませんのでお店の方にご確認くださいませ。
こちらのサイトでニルヴァナムを知って今日食べに行ってきました。
ランチはバイキングでしたが色々なカレーが楽しめてワダとパロタもおいしくて満足の味でした。
夜はミールスが食べられるんですね。
是非行きたいです。
TBさせて下さいね。
ビュッフェにもワダやパロータを置いてあるのですか。すごい。ひょっとしたら東京唯一かもしれませんよね、ビュッフェにそんな料理を出しているのは。
情報ありがとうございます。
先日ここに行ってきました。
単品のカレーメニューも素晴らしかったのですが、
このミールスは惹かれますね。次回訪問時は土曜の
ランチ狙いか、夜のミールスにしてみたいです。
こちらのお店は当然のようにぴあの本には載ってましたね。
訪問して納得しました。
それでは、失礼しました。
おお、curryvaderさんたちと行かれたのですね。ニルワナムは東京の他のインド料理店で見かけないメニューがいくつもありますし、単品がおすすめです。
ミールスも美味しいですけど、いろいろ食べられたUSHIZOさんたちが羨ましいですよ。
ぴあ以外でも、例えば以前の「dancyu」などにも載っていますよ〜。
こんなところに?というビルの中にあるんですよね。
12時前に入店したときはすいていたのですが、そのうち長蛇の列に。
それもインド人らしい方たちがいっぱい。
お店のことはまったく知らないで行ったのですが、
ん?これはちょっとちがうぞ、本格的!と私でも、そしてランチビュッフェでも分かりました。
それで帰宅してこちらのブログでチェックしたら、やはり取り上げられていましたね。
他ではあまり出していないものがいろいろありますね。
私はワダは初めてでした。
150円のチャイやデザートまでとても満足できる味でした。
満喫されたようで何よりです。ニルワナムはランチもかなり充実しているようですね〜。
インド人らしい方々が多いのもうなずけます。日本人向きの調整があまりされていない本格派ですもんね。
友人に誘われ一度訪問しましたが、個人的にはあまりお勧めできないというのが正直なところです
外国人向けのお店ということもあるのでしょうが、日本語に対応できるスタッフが少なく、メニューの照会がうまくいきません
ケララパロータは珍しく精白小麦を用いた甘めの仕上がりで感銘を受けましたが、生地と生地の間に塗りこんであるバターが酸化しており冷蔵庫からひと月ぶりに取り出したマーガリンのような風味がします
それからマトンの肉質が硬く、筋張っており、おまけに脂肪分がべっとりまとわりついたものが供されました。たまたまその皿だけというより、食材の仕入れレベルに問題があろうかと思われます。羊肉を食べ慣れていない日本人が食するのはきついかもしれません
なかなかお目にかかれないケララ州を中心とした料理を提供する店という意味では貴重かもしれませんが、東京のレストランの標準からして満足できるレベルかどうかというと疑問を感じます
なかなか厳しいご指摘ですね。メニューの紹介についてはご指摘のとおりだと思います。顧客側に一定の英語スキルが求められるという点で、敷居が高いかもしれません。
私は何度か訪問していますが、このお店ではベジ系の注文が多く、マトンについては味わっていませんでした。参考になりました。