渋谷区恵比寿1-4-5 (携帯地図)
Tel:03-3442-9477
予算:800〜1000円(昼)
味 :★★★★
辛さ:★★★
量 :★★★
台湾のお茶とカレーのお店。むかしの「dancyu」や「Hanako」に載っていて気になっていたのに、何度か振られ続けて食べられずにいた。
六億茶荘では、大きく分けて「純北印度的」と「台湾的」の2種類のカレーを出している。
台湾的っ!?
これは珍しい。僕は2度台湾に訪れ、1度は一周したけれど、台湾らしさを前面に出したカレーには巡り会わなかった(花蓮で食べたのがそうかもしれない)。ま、それはともかく、台湾的カレーなら手羽と、鶏の足先であるが食べられる。早速頼もうじゃないか。
ところが、僕が訪れるのが遅すぎたため、台湾的カレーは売り切れだという。店主は「手羽が1枚だけ余っているので」と気を利かせてくれ、台湾的手羽入り純北印度的チキンカレー(800円)という変則メニューを食べることになった。
テレビに映るデーブ・スペクターの、もっともらしいホリエモン解説を聞くともなしに聞いているうちに、さらさらのスープ状のカレーがやってきた。
食べてみると、粗挽きのクミンやカルダモンの強烈な香りが口に広がる。ただそれだけでなく、レモングラスの酸味が軽く利いていて、普通の北インドのカレーとは一線を画した代物ということがわかる。通好みのカレーといえそうだ。
続いて具。純北印度的のチキンは取り立てて評価するほどじゃないけれど、台湾的の手羽はかなりおすすめ。これは確かに台湾の鶏料理によくある味付けだった。カレーと一緒にこの味が楽しめるのは不思議な気分だ。
食後に出てくるチャイは、中国茶の茶器で出てきた。かわいらしいサイズながら、濃厚な味は僕の好み。もう少し飲んでいたくなる。
評判になるだけのことはあるカレーだった。次はいつこられるかわからないけれど、「台湾的」を食べたい。
ちなみに、夜は「SOUL SISTERS」というソウルバーのお店に変わる。カレーも少し出しているけれど、チャージがかかる。お酒かソウル・ミュージックを楽しむつもりで行きませう。
この後チリチリまでてくてく行ってきました。
野菜ゴロゴロカレー美味しかった〜因みに、スープは鶏がらで採っているとの事です。
六億茶荘が閉店してしまったのでしょうか。それはかなりショックです。そしてカズさんにはご迷惑をかけてしまったようでごめんなさい。
正直なところ、なかなかリピートできなくて最新状況が分からないカレー屋さんが多くなっています。
今後ともよろしくお願いいたします m(_ _)m