千代田区神田小川町3-20
第2龍名館ビル1F (携帯地図)
Tel:03-3291-6910
予算:800円〜1000円(昼)
味 :★★★★
辛さ:★★☆
量 :★★☆
うっ。これは入りにくいかも〜(^_^;)
お店の入口から中を覗いた僕は、思わず一歩後ずさっていた。ここは、エチオピアから明治大学へと上っていく道の途中にあるカフェ「STYLE'S GOOD FOOD SERVICE」。半年ほど前、お友達に「喫茶店のカレーでは独自の美味しさを出していると思うよ」と教わって以来、いつか訪ねてみようと思っていたお店である。
それなのに後ずさったのは、店内の女子率の高さにびっくりしたから。見える範囲はすべて女子。しかも午前11台なのにこんなに賑わっているとは…。話には聞いていたけれど、すごい人気だこと。
なるべく目立たないよう、扉をそっと開いて中に滑り込んだ。ホールの店員さんいわく、「席はありますが、料理をお出しできるまでに少し時間がかかります。よろしいですか」。この混雑じゃ仕方ないよねと承諾してカウンター席に案内してもらった。
席に着くと、早速お目当ての「ハーフドライカレー」をコーヒー付きで注文する。お値段は1000円なり。このドライカレーは、卵かチーズのトッピングを選ぶ仕組みになっている。僕はチーズを選んだ。
注文の品がやってくる前に、あらためてこっそりと店内を見渡す(「ワールドワイドカフェ」を営むOchiさんなら、堂々としてるんだろうな。僕はまだまだ修行が足りません)。男性客はほかに二人いた。ざっと女子率90%か〜。
もっとも、男女比を気にせずに冷静に見れば、居心地の悪さを感じる要素がないことに気付いた。店内は落ち着いた配色で、お昼時を外せば心地よく長居できそう。
なーんてことを考えていたら、結構な時間が経過していたらしい。綺麗なプレートに盛られたドライカレーがご到着だ。さてさて、いただきます。
うん、美味しいね。
野菜をたっぷり煮込んである。特にナスが目に付きやすい。ドライカレーにしては大きめにカットしてあるからだ。食べ進むにつれて果物によるものらしい自然な甘みも重なり、健康な気分に浸れる。
スパイス感は適度。辛党には全く物足りないだろうけれど、素材の旨みを引き出すというスパイス本来の役目にかなった使い方になっていると思う。
カレーのコクは控えめ。ただ、ここでトッピングが生きてくる。トッピングのチーズがよいバランスでコクを補ってくれるのだ。よく考えられているね。
お友達が「男前コーヒー」と呼んでいた食後のコーヒーも、なるほどなかなかのお味だった。モカ系のしっかりとした苦みを出しつつも、重さをあまり感じさせない。酸味があって軽いコーヒーが好きな僕でも、これはすっきりと飲めましたよ。
カレーもコーヒーも美味しそうで、ますます訪れたくなりました。
IKOIが閉店した今では、界隈のオサレカフェNo.1ですね。きっと。
ケーキはボリュームたっぷりだし、自家製パスタもモチモチしてて美味です。
13時半過ぎるとすんなり入りやすいです。
12時前後は、女子大生とかOLとかのぴちぴちした結界が張られていて、近寄りがたいです。
でも、女子大生・OLトークをBGMに独りランチしていると、自分もOLになった錯覚を味わえ、それもまた珍味です。
ああ、そういうお店ありますよね。僕も何回訪れても臨時休業していたり、もう売り切れと言われたりするところ、いくつかあります。
>ヌマさん
ご紹介ありがとうございました。Ochiさんの眼力どおり、界隈のオサレカフェNo.1ですか。たしかに学生街の中で抜け出た存在感がありますよね。
パスタやケーキも美味しいとなれば、あの女子人気も仕方がないなあ。野郎が利用する場合はやはりランチデートみたいな形がいいんでしょうね。
「喫茶店」文化の町だったはずですが、、、でもね、いいんです。
おいしいカレーがあって、落ち着けるのならそれだけでよい店ですよね。
でもちょっとだけさみしい、中学から神保町通いのボクです。
中学校からですか、でしたら相当思い入れをお持ちでしょうね。
オシャレカフェではありますが、喫茶店の良さもしっかり受け継いでいるように思います。スターバックス調の重たいコーヒーとは一線を画しているような気がしました。