
熊谷市新堀803-3
Tel:048-530-6610
予算:850円くらい〜(昼)
味 :★★★☆
辛さ:★★★☆(ミディアム)
量 :★★★
シノギで出張に出向くたびに感心するのが、「こんなところまでインド料理店が広がっているんだ」ということ。今回やってきたのは日本一の暑さで有名な熊谷市。昔から発達している熊谷駅周辺ならともかく、そのお隣、少しひなびた感じのする籠原駅近くにまでインド料理店があるとは思わなかった。
そのお店「ラニー」を訪れてまたまた驚いた。意外なほどメニューが充実していたからだ。カレー屋カバブといった北インド系の定番メニューを相応にそろえており、さらに他店では見かけない意欲的なカレーも用意している。その一つが、今回僕が注文した「トマトカレー」(850円)である。
いかにも北インドらしいカレーソースの真ん中に、トマト丸ごと1個が鎮座している。その中には、サモサ(ジャガイモの包み揚げ)のように野菜やひき肉がぎっしり。見た目に楽しい一皿で、女性客に好評なのだそう。おっさんなのでちょっと気が引けるところもあるけれど、普通のランチメニューよりも、どうしてもこちらを食べたくなってしまった。
そんなわけでトマトカレーを注文した。辛さを聞かれたので、普通と思われるミディアムを選んだ。また、単品メニューのためナンやライス(250円)を別途注文する必要がある。ナンに合いそうなカレーなのだけど、今回はライスの気分だった。
本来はディナー向けのカレーではあるけれど、ランチでも気軽に応じてもらえた。時間もそれほど待つことなく、カレーとライスがやってきた。早速いただきます。
いただきます。おっと、これは結構きますな、辛さが。
見た目の通り濃厚かつ酸味のあるカレーソースだ。ごちそう系インドカレーが好きなあなたにぴったりの味といえる。スパイス感はどうやらミディアムでも強めで、辛さがそれほど強くない人であればマイルドを頼んだ方が無難そうだ。
この旨みと辛さのおかげでライスが進んだ。目の前に置かれた時は少し多いかなと思っていたけれど、しっかりと完食できた。しかも辛さに弱い僕は、途中で甘〜い「ラッシー」(250円)も追加注文し、舌を休めながら味わった次第。ともあれ、期待以上の味わいで好印象を持った。
価格は都内のお店とそう変わらないけれど、この水準なら納得できると思う。近隣の方にとっては重宝するお店に違いない。
更に私の地元でもある埼玉を取り上げて頂き、
嬉しさも倍増でございます。
シノギもお忙しいかとは思いますが、
今後の記事追加も楽しみにお待ちしております。
それにしてもラニーにこんな凝ったメニューがあるとは知りませんでした♪。