大阪市中央区本町3丁目2-1 (携帯地図)
Tel:06-6281-8494
予算:750円〜1000円くらい
味 :★★★☆
辛さ:★★★★
量 :★★★
「いい顔しているなあ」
お店の壁面に、カレーライスを食べる人たちの表情を収めた写真がいくつも掛かっている。老若男女がそろい、日本人ばかりか黒人さんの姿も。どの顔からも、心から一皿を楽しんでいる様子が伝わってくる。
これらの写真のおかげで、注文する前からうきうきしてくるこちらは、カサ・デューク。広告カメラマンであるご主人のカレー好きが高じて開いたお店だそう。なるほど、写真が上手なのも当然だね。
野菜やチキン、ビーフ、カツなど、具によって多様なメニューになっている。僕は「ビーフカレー」(800円)を、ライスの分量Mサイズで注文した。SサイズにしてもLサイズにしても、あるいはそれ以上にしても値段は同じなので、おなかの都合に応じて選ぼう。
しばらく待つと、厨房からソース・ポットを抱えて奥様がこちらにいらした。見た目から、「欧風カレーなのかな」と思ったが、カレー・ソースをすくってみるとサラサラ。なかなか不思議だ。さて、どんなお味でしょうか?
うわっ。
うっかり警戒心なしで口に放り込んだら、鋭い辛さに襲われた。ここまでエッジの立った爽快な辛さはあまり味わった記憶がない。
全体の雰囲気は日本のカレーの延長線上にある。でも小麦粉を使わないサラサラ感と抜けの良い辛さはインド風のそれ。ただ、香りは控えめなので長時間煮込んでいるタイプと思われる。オリジナルと言ってもよいカレーかもしれない。
具の牛肉はほどよいサイズに切ってあり、噛むと滋味が広がる。この滋味が辛さを軽く和らげる役割を果たしている。だから辛さが苦手な僕でも一気に食べ続けられるのだった。
そしていつの間にか、食べ進む自分の表情が壁面の写真の面々と同じようになっていることに気付く。やっぱりカレーはおいしいよねえ。
うわ。大阪にこんなお店があったんですか。
知ってればこの間行ったのですが。
今年10月の出張でぜひ行ってみたいと思います。
それでは、失礼しました。
大阪にもいっぱいカレー屋さんがありますからね。次の楽しみにぜ覚えておいてください。