新宿区四谷三丁目1番地 (携帯地図)
Tel:03-3357-7418
予算:1260円〜
味 :★★★★
辛さ:★☆(カレーソース)、
★★★(ドライカレー)
量 :★★★
オーベルジーヌは、ボンディの流れを汲む欧風カレー店の一角だ。ただし、オリジナルのドライカレー(1365円)を出すことで特徴を出している。当初、ドライカレーは冬季限定だったけれど、今は常設メニューにしている。
今日の僕は21時20分ごろに到着した。21時30分にラスト・オーダーとなるお店にもかかわらず、快く迎え入れてもらう。奥の席に案内されると、普通の欧風の野菜カレーにしようかな?としばし迷う。でも、やっぱりこのお店ならではのドライカレーに決めた。
最後の料理ということもあり、さして待たずに目当ての品はやってきた。ごらんの通り、ライスの中心がきれいな円を描いていて、円の中にドライカレーのソースが。一方、ライスの外縁には欧風カレーのソースがかかっている。パプリカの赤やオレンジも映えること。
では、いただきます。
まずは外縁の欧風カレーとライスをからめた食べてみよう。いかにもボンディ系らしい濃厚かつ甘みを持ったソースが楽しめる。辛さを指定しなかったが、普通の欧風カレーなら甘口の辛さなんだろう。香辛料のとがりは全く感じなかった。
続いて、円の中から外にかけて広がるドライカレーを味わう。こちらは手の込んだ仕上げということがよくわかる。料理用ワインを加えてあるのかな、挽き肉から深いコクを感じる。さらに小さくカットした唐辛子がカレーに混ぜてあって、ときどき鮮烈な辛さが広がって、これがよいアクセントになっている。
「ふつうのカレーとドライカレーを一変に楽しめる」というコンセプトは、市ヶ谷の人気カレー店であるパク森を参考にしたのかも。でも、仕上げの上品さではオーベルジーヌが一枚上手という印象を受けた。「1365円を取るだけのことはあるな」と納得させるレベルだと思う。
そうですね、接客姿勢といい、料理の盛り付けの綺麗さといい、ともすれば「カレー屋さんごときで」などと言われかねない部分にまで気を配っているよいお店だと僕も思います。
情報ありがとうございます。なるほど、裏ごししてあるわけですか。確かに口当たりがいいですねえ。
デリバリーは繁盛しているようですね。