
164 High Street, Edinburgh
Tel:+44-131-225-2361
予算:9ポンド(約2160円)〜(昼)
味 :★★★★
辛さ:★★★
量 :★★★☆
ところは変わってスコットランドの首都、エジンバラにやってきた。午前中に着いたにもかかわらず、訪ねる宿がみんな「No Vacancy」(いっぱい)。5軒めでようやく確保できたときには、午後1時を回っていた。
このため急ぎ足で、エジンバラ城の通り道である「ロイヤル・マイル」沿いにあるベンガル料理店「Bay of Bengal」にやってきた。時間は午後1時20分。「2時に閉めるんだけど」と渋り気味の店員を説得し、どうにか店内に入り込んだ。
(ここに限らずイギリスの料理店の多くは、日本ほど融通が利かないそうだ。2時閉店ならきっかり2時に閉めたがる)
しばしメニューを眺めていると、店員さんに催促された。「シェフが1時30分にキッチンを片づけてしまう」。ははは、すみません。じゃ、ベジタリアン向けターリー(8.95ポンド)を。前菜のパコラ(野菜天ぷら)と、野菜カレー1種、ピラウ(ピラフ)、それに本来はデザートが付く…が、この日は売り切れ。代わりに1ポンド引きしてもらった。
東南アジアのサテー・ソースにも似た甘辛いチャツネでパコラをいただく。セント・アンドリュースのBalakaのパコラとはまた違った味付けだったので、楽しめた。パコラを食べ終えると、なかなかボリューム感のあるミックス・ベジタブル・カレーと、カラフルなスパイスを加えたピラウがやってきたのだった。
ドライタイプの野菜カレーだ。具はジャガイモ、ニンジン、オクラなど、いたってオーソドックス。ただ、型くずれがなく、かといって固すぎることもない茹で加減は素晴らしい。さらに生のコリアンダーをうまくアクセントに使い、ソツなく仕上げている。
一方、カラフルなライスは見た目に華やか。クセはほとんどなく、パラッとしたライスが好きならおいしいと思うはず。逆に日本的なしっとりライスが好きなら、「うーん」とうなってしまうかな(^_^;)
カレーがドライ、ライスもパラッと炊きあげたタイプのため、食べ進むうちに喉が渇いた。オレンジジュース(1.75ポンド)を1杯だけ頼んだのだけど、もっと水分を摂った方が食べやすいかもしれない。
なお、代金はサービス料を含めて10.6ポンド(約2500円)だった。
色合いはアンマンのと似た、紅しょうが色ですね。
果たして元はなんなのか、私も聞いてみたいと思います。
そして「野菜カレー」がおいしそうです♪。
書き忘れちゃったんですが、エジンバラでは親日の方が多かったのではないでしょうか?
(※中村俊輔選手さまさま〜)
どこいっても「ナカムラー」とか声かけられたりしちゃうパターンがなんとなく想像できます。
コメントありがとうこざいます。そうそう、エスニカンさんが紹介されているヨルダンのインド料理のライス(http://blog.livedoor.jp/ma888tsu/archives/51344145.html)と同様に、こちらも赤かったので印象深かったのです。正体を知りたい思いが強まりました。
エジンバラはそうですね、誰からも嫌がらせにあうことなく、旅行しやすい街でした。コスモポリタン化したロンドンとは違う、イギリスらしさを感じられました。