74 Rue Charonne, 11e, Paris
Tel:+33-1-47-00-47-59
予算:9ユーロくらい(約1550円)〜
味 :★★★☆
辛さ:★★☆
量 :★★★☆
うへえ、人気があるとは聞いていたけれど…すごいな。
宵闇が迫るパリの午後9時すぎ、宿泊先のホステルから歩いて数分のところにあるベトナム料理店「Paris Hanoi」に夕食を摂りに訪れた。こんな時間にもかかわらず、行列ができていた。
しかたなく行列の最後尾に加わったところ、少ししてお店の扉が開いた。扉から顔を出した店員さんは、「一人客だったら相席で座れますよ、ムッシュー」と言っているらしい。待っているお客さんたちに恐縮しつつ、店内に滑り込んだ。
店内はあまり広くないものの、テーブルと椅子がぎっしりと詰め込まれている。そのほとんどすべてをフランス人のお客さんたち30人以上が埋め尽くしている。それだけの人数をさばくホール・スタッフは、さきほどの女性店員さん一人だけだった。いやぁ、見るからに忙しそうだ。
僕のところに注文を取りに来るまでにも、ほかのテーブルを片付け、別のテーブルの注文に応じ、また別のテーブルに料理を運び、さらに外で待つ人たちの質問に答えていた。「注文までの時間が遅い」などとはとても言えない。
「Poulet au Curry」(カレーとチキン?)とカレーらしき説明書きがあった「Ga Carry」(8ユーロ)という料理を注文した。ライスを別に注文する必要があるかを確認したくて、「Com ?」とベトナム語の単語を言うと、ちゃんと意を汲んでくれた。「ライスは付いているから大丈夫」と言ってくれているようだ。
厨房のスタッフも少ないらしく、注文してからしばらく待つことになる。まあ、僕は食べ終わったら歩いて宿に戻って寝るだけ。だからチキンがたっぷり盛り付けられたお皿が来るのを、のんびりと待っていられた。では、いただきます。
なるほど、バーベキュー料理といった感じかな。
ほどよく焼けたチキンに、キャベツやニンジンなどの野菜炒め、それに大盛のライスが盛り付けられていた。チキン、野菜炒めとも胡椒などで味付けしてあり、食べるとスパイシーな香りが広がる。これが説明文のCurryのことかな?
庶民的な料理という印象のため、やや豪勢なインド料理ばかり食べてきた身にはちょうどよかった。サンドイッチが3〜4ユーロもするパリで、この料理を8ユーロで食べられるのはコスト・パフォーマンスとしても良好だろう。人気があるのもうなずける。
気分良く食べ終えられた。くだんの女性店員さんにチップを手渡し、僕は店を後にした。
私は空腹だと機嫌が悪くなるもんですから、
オーダーんとき「超特急でお願いします!」
などとほざく高圧的で幼稚な客ですよ。^^;
おかげさまで僕もいい年でして(^_^;) 空いているのにラッシー1杯に30分かかる店(http://love-curry.seesaa.net/article/17899658.html)を経験済みですから。ちょっとやそっとのことには寛容でいられるんですよ。
まあ、あの忙しさと行列を見ていれば、海苔助さんも高圧的にはならなかったと思います。スタッフを少し増やしたら?とは思うかもですが。
ここのお店はパリでは
本当に安いですよね!
大好きなお店です。
トラックバックありがとうございます(記事中にリンクを張っていただけると、さらに喜びます)。
はい、リーズナブルでお腹いっぱいになれるよいお店だと思いました!
パリの思い出の記録、充実していますね。
パリ・ハノイつながりでTBさせていただきました!
よろしくお願いします。
記事中にリンクを張ってくださり、ありがとうございました。また良かったらよろしくです。