今日使ったお金:132600リアル(約1600円)
前日にエスファハンの主立った観光ポイントを軽く眺めた僕は、今日はのんびりと街を歩いたり、食事したり、少し郊外に出てみたりしようと考えた。そんなわけで、昼ご飯は「地球の歩き方」に載っていたノウ・バハールという名のレストランに入ってみた。
英語メニューを見て、チキン、バター・ライス、ヨーグルト・サラダ、デザート、それとザムザム・コーラを注文した。しばらく待っていたら、デザートまで一気に全部やってきた。ついでにナンもやってくる。イランの食事では当たり前につくものらしい。いやはや、ボリュームたっぷりだ。
チキンはほぐしやすく調理してあって、これに香草やタマネギを加え、まとめてナンに丸めるか、あるいはライスに混ぜて食べる。割とシンプルな味付けなので、日本人の口にも結構合う。ただ、ライスは油を多く含んでいて、食べ終わる頃にはちょっとしんどくなるな (^_^;)
ヨーグルト・サラダのヨーグルトは、中東らしくかなり動物臭さを感じさせる。これは好みが別れそうだ。
デザートのゼリーは軽く2〜3人前の量
さて、最後にデザートのゼリーだけど、こりゃまた大きいな。優に2、3人分はありそうだ。
イラン名産のバラ水を加えているらしく、甘い香りがいっぱいに広がる。バラ水は日本では高級な化粧水のイメージが強いけれど、こちらでは料理にもよく加えている。
味自体は日本のイチゴ風味の寒天ゼリーとそっくり。だから普通に食べられる。でもとにかく、この量を食べきるのが大変だった。
これだけ食べての代金は、サービス料込みで2万3600リアル(約290円)。たいてい1万リアル前後で済ませている僕の食事にしては高いけれど、まあこんなものなのかな。
名物サフラン・アイスクリーム!
レストランで食べたゼリーに限らず、イランは甘味が充実している。例えば、エスファハンの名物にはペルシャ風ヌガーの「ギャズ」がある。バザールでうっかり相場を調べず2箱買ったら20000リアルだった(最初の言い値は12000リアルだった)。
それともう一つ名物らしいのが、サフラン・アイスクリームだ。そう、サフランをぜいたくに使った、鮮やかな黄色のアイスクリームなんである。サフランの香りがたっぷりと漂うアイスクリームというのは、僕は初めてお目にかかった。
それなりのレストランで食べた、それなりにちゃんとしたアイスの場合で4000リアルほど。お手軽でしょう?
アイスクリームにサフラン??
不思議だけれど、おいしそう!
ナンにくるくるいろんなものをくるんで食べるのもおいしそう。
中東ではよくギーを甘いものも含め、いろんなもの作るのに使われますよね?あれは、ちょっときついかも。
食用のバラ水といい、アイスクリームのサフランといい、不思議ですよねぇ。でもほんと、意外なほど合うんですよ。この味、日本で再現できないかなぁと思いました。
クッキーを食べたのですが、ん?なんだこの味は?と思い成分をよく見るとバラ水が入ってました。口の中に香りが広がるんですよね。
お土産にここぞとばかりにバラ水を買って帰りました。
香りがまったく消えないんですよ。1日中消えません。
すっごくいい香り♪
お肌もしっとりします。
しっとり☆
うっとり☆
※今回のコメントはメスらしくしてみました。
お、新しい一面ですか(笑)
モロッコも行かれているのですか。かなりの旅人ですねぇ。ぼくもはいつか訪れてみたいです。フェズで迷子になって帰れなくなるといいなぁ、と妄想しています。
あ、でも迷子になる前に行っておきたいところがほかにもいろいろあるなぁ (^_^;)
それにしても、お料理の方はボリューム感タップリですね(^^)。イラン人って、そんなに肥えた方いらっしゃらないイメージなのですが、みんな消費してしまうんでしょうか(笑)。
ありますね、サフランヨーグルト。ナタラジなどにもあったはずですし、結構ポピュラーなのかもしれません。
ほんとたっぷりでした。
ただ、もう少し気楽なお店ではここまでの料はないので、レストランに入るのはたっぷりごちそうを食べたい時なのかな?と思いました。