2007年06月03日

おすすめその490 チュングエン・ダイニング(乃木坂・六本木)

COM CHIEN CARI(ベトナム風ドライカレー)チュングエン・ダイニング
(TRUNG NGUYEN DINING)

港区六本木7-3-14 東海ホワイトビルB1
携帯地図

予算:1150円
味 :★★★★
辛さ:★★☆
量 :★★★


ここ数日、東京ミッドタウンを訪れては「ああすごい行列だ…」とため息をつき、食事するのをあきらめている。高級インド料理店のニルヴァーナの前も、午前11時台にはずらっと人が。インド料理に2時間待ちの行列ができるとは…。話題性やコンセプトの力をまざまざと感じさせられた。

10分待っても動かない行列に並び続ける根性がない僕は、この日も周辺に繰り出すことになった。近くにもレストランがいっぱいあるからだ。でも、ほかのお客さんはあまり流れていない様子。話題のミッドタウンのレストランで食べる“経験”こそが大切なんだろうな。

僕が目指したお店はベトナム料理店のチュングエン・ダイニングである。3年ほど前に「Hanako」誌上で絶賛されたことがあるお店だ。外苑東通りには面しておらず、脇道に入ったところにあるため少し気が付きにくい。あらかじめミッドタウンの対岸を歩いておきたい。

料理はフォーや春巻き、お好み焼きなどなど、定番を一通りそろえている。僕はカレーを食べないといけないので(苦笑)、「COM CHIEN CARI」(ベトナム風ドライカレー、1150円)を注文した。

手際よく作ってくれるらしく、さほど待たずにドライカレーがやってきた。ほお、ピラフ状になっているんだ。

ヌクチャム(たれ)を全体にふりかけたら、いただきます。

うん、上品な味付けでおいしい。ライスが綺麗にパラパラに仕上がっている。ココナッツミルクを多用する東南アジア系のカレーではなく、どちらかといえば炒飯のような印象だ。口に含めば、ほのかなカレーの香りとヌクチャムの甘みがふんわりと広がる。

ライスだけを食べた後は、ライスと香草を一緒にいただく。すると今度は鮮烈な香りが広がり、一転して東南アジアを思い起こす料理に変わる。食べ方次第でいろいろと楽しめる料理というわけだ。

posted by たあぼう at 17:39 | Comment(2) | TrackBack(0) | 〃(六本木/西麻布)
この記事へのコメント
こんばんは。
東京ミッドタウンは、まだまだ行列が続いているようですね。
初日の早い時間に、デリーに並ばず入れましたが、その後は行列で諦めました(笑)。
仕方なく、デリーの隣の江戸切庵で「スパイシーカリー蕎麦」食べました(笑)。

話は変わって、いよいよ500軒目のカウントダウンですね。
どんな店が来るんでしょうか。楽しみです。
Posted by 辛党のおっさん at 2007年06月06日 22:54
辛党のおっさんさん

ニルヴァーナとデリーは見物してきましたが、江戸切庵は全くノーチェックでしたよ。いやはや、さすがです。

ははは、500軒めですか。どうも300軒めの資生堂パーラーを取り上げて以来、プレッシャーがかかる場になってしまいましたね(^_^;)
Posted by たあぼう at 2007年06月07日 02:48
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