江東区豊洲2-4-9 FOOD CIRCUS内
携帯地図)
Tel:03-6910-1438
予算:750円くらい〜
味 :★★★☆
辛さ:★★
量 :★★★
まさか日本のフードコートでラクサ(大ざっぱに言えばシンガポール風カレー麺)が食べられる時代が来るとはねえ。エスニカンさんの「毎日カレーとタイ料理」で最初に拝見した時にはとにかく驚いた。ごく一般のお客さんが集まるだろう「ららぽーと」という場所で、果たして受け入れられるだろうか?
そんな思いこみが杞憂であることは、「food circus」という名のフードコートに実際に訪れてよくわかった。ラクサは今もちゃんと健在だった。シンガポール料理店「KRISTON」のメニューのひとつとして。
このフードコートはセルフサービス方式を採用している。適当な席を確保した僕は、早速KRISTONのカウンターへ向かい、ラクサを注文した。お値段は750円なり。
注文を終えたら、そのまま少し左へと進む。食器やら調味料やらが置かれたあたりで料理がやってくるからだ。何分か待つと、白い麺と赤いスープのコントラストが美しいどんぶりが目の前にやってきた。いやあ、ほんとにラクサだ。
ここでは辛さの調節もセルフサービス。辛くしたいあなたは、カウンターにある唐辛子を投入しよう。辛さが苦手な僕は少しだけ足して、席に戻ることにした。途中、南洋気分をもう少し盛り上げたくなったので、ドリンクバーでマンゴージュースを注文しつつ。
ではではスープからいただきます。
お、ココナッツ・ミルクがたっぷり入っているな。色は赤いけれど、辛さはあまり感じない。僕でも安心して食べられる。辛いもの好きのあなたは、唐辛子をたっぷり入れておいてよさそうだ。
麺は割と弾力があり、箸を使って簡単に食べられる。エスニック料理に慣れていない方でも、うどん感覚で味わえそうだ。うずらの卵やマレー風のおあげなどの具も、なじみやすいはず。
このように味付けは現地スタイルを維持しながらも、安心して食べられるようになっていた。ここをきっかけとなって、ラクサが日本でもごく一般的な食べ物になる日が来るかもしれない。そんな期待をシンガポール好きの僕に抱かせてくれる機会となった。
うぉ!ラクサですか!(゜Д゜;)
エスニカンさんのこの記事は見てませんでした。
ぜひ後日訪問したいお店です。
チェックしました。
続きを楽しみにしております。
それでは、失礼しました。
コック氏もマレーの方なので、味もなかなかよかったです(麺がいいですよね)。コック氏は「ペナンラクサ」の話をしたら喜んでくれました。
USHIZOさん
残念ながら「カトンラクサ」ですが、マレーの方の味付けでしたよ。
マレーシアに詳しいUSHIZOさんは、体験されて損はないと思います。フードコートですから、カレー以外の料理も沢山食べられますし。
>エスニカンさん
ブログの情報、大変参考になりました。コカレストランが入っているなど、興味深いフードコートでした。
辛さや酸味が程よく、フードコートとは思えないクオリティ・ロケーション♪
外の席がとても好きです(^^)
昔はこういうメニューは飲食店の「トライ」の部分、実験の部分「ダメで元々」の種類分けのメニューでしたけど、今やこういう物は「バリエーション」になったんですね。
ジャンルの一つ、、、すごい事だと思います。
訪問済みでしたか。そうですね、フードコートという名に似つかわしくないかもですね。家族連れで賑やかなところは、紛れもなくフードコートなんですが(^_^;)
>はぴいさん
想像できないのが普通だと思います。大ヒットにつながるかは分からないけれど、バリエーションとして定着することを期待しちゃいますよね。
ペラナカン料理でAyam Buak Keluakという鶏肉とbuah keluak nutsという黒いナッツの実を煮た土鍋料理はご存知ですか?あの地域でのチキンカレーを最も洗練させた一種だと思います。私はこれこそがペラナカンのイチオシのカレー風味料理だと思っています。もうこれさえ有ればご飯(タイ米)がいくらでも食べられます。
仰るとおり、忠実さを追求すればカレー麺とは言い難いでしょうし、KRISTONの食べやすさには物足りなさを感じられるかもしれませんね。
僕は、いきなり現地に忠実なラクサが受け入れられるとも思えないので、今はカレー麺と言っておいたほうが食べてもらえる機会が増えるのではと思っています。忠実さよりも、フードコートという割と身近な場所で食べられるようになったことを歓迎したい時期でもあります。
土鍋料理のお話は勉強になりました。ありがとうございます。