新宿区四谷1-1-6 (携帯地図)
Tel:03-3354-7216
予算:935円〜(昼)
味 :★★★☆
辛さ:★★★
量 :★★★
四ツ谷駅を出て、新宿通りを少し進んだところを左折する。大通りの喧噪から十分に離れたと思えるところで、漆喰の白壁が印象的な建物が見えてくる。その建物に近付くと、インド料理店の看板が目に入る。ここが四ツ谷で10年以上営業を続けているリトルインディアだ。
昼時は近隣のオフィスで働く人たちや上智大の関係者でにぎわう。僕がお店の中に滑り込んだ時も、空いている席はごくわずか。4人用になっていたテーブルを、カザフスタンの留学生と一緒にやってきたおじさんとシェアする形となった。
ランチタイムのメニューは、4種類ほどの「本日のカレー」の中から、2〜3種類を頼めるセットが主体。お高いセットには、カレーのほかにグリルなどが付く。
今日の僕はおとなしく、基本メニューの「Aランチ」(935円)を選んだ。カレー2種にナンまたはライス、ドリンクが付くもの。カレーは、「豆」と「ほうれん草チキン」の2種類に決めた。
近くに座っていた女子大生4人組の恋愛話をBGMに、横山秀夫の「影踏み」を読んでいたら、カレー一式があっという間にやってきた。では、いただくとしますか。
うん、ランチ用だからと手抜きをしていない、安定感抜群のカレーだね。
豆のカレーから。豆カレー系ではやや珍しい、トマトの酸味を利かせたタイプだった。ほどよい濃さのため、豆カレーだからといって地味さを感じさせない。
一方のほうれん草チキンは、ほうれん草の味わいを上手に引き出してあった。ほうれん草ペーストが実にきめ細かく、ごくごくと飲めてしまうと思ったほど。
ナンのできもソツがなく、文句を付けるところがない。ランチ・メニューからは「このお店ならでは」という個性を感じ取ることは難しかったけれど、真っ当なインド料理店として誰にも安心しておすすめできるお店だと思った。
コックで、日本語も上手で何でもこなす、裏店長のマハヴィルさんの人柄でしょうか。
前店長さん、現店長さんもスマートできめ細やかな接客があり、気分がよくてすきなんです。
ディナーのトマトスープのおいしいことといったら!
なんですよ。
マハヴィルさんという方が仕切っていらっしゃったのですか。喧噪のランチタイムでは気が付きませんでした。情報ありがとうございます。
やっぱりもう一度、ディナーに行って来ないといけませんかねえ。