渋谷区恵比寿南2-9-8 (携帯地図)
Tel:03-5721-8403
予算:1050円〜
味 :★★★☆
辛さ:★★★
量 :★★☆
蜂の巣の六角形をモチーフにしたカフェ。5年前の「Hanako」で存在を知って気になっていたというのに、ブログを始めてからはどうも縁がなかった。臨時休業だったり、急きょ営業時間を短縮した日に訪れたり…。今回ようやく訪れることができた。
ヘキサゴンカフェは恵比寿南一丁目の交差点の裏手、マンション風の建物の3Fにある。こんな分かりにくい立地でも、お昼時の店内はほどよいにぎわいを見せていた。それもセンスの良さそうなお客さんたちばかり。一人、サラリーマン風の男である僕だけが、微妙に浮いているな。
まあ気にしていても仕方ない。早めに注文を済ませよう。メニューを見ると、僕にとっての選択肢、つまりカレーは二つあった。一つはタイ風の「イエローチキンカレー」。もう一つは、インド風の「スパイシーチキンカレー」である。ともにランチではドリンク付きで1050円。
今回は、このカフェの定番であるイエローチキンカレーを選んだ。ドリンクは冷たいジャスミン茶にした。ちなみに、僕以外のお客さんにもカレーが人気らしい。数カ所のテーブルから2種類のチキンカレーを注文する声が挙がっていた。
待つこと10分足らずで、お待ちかねのカレーとライスが到着した。ライスの上には、さりげなくフライド・オニオンやスライスしたナッツが載っている。さらに、これまたさりげなく付いてきたキュウリのピクルスが箸休めによさそうだ。では、いただきます。
うん、ココナッツ・ミルクの香りを生かたタイらしさを感じさせるカレーだ。ただし「単なるタイカレー」とは言いにくい、ヘキサゴンカフェならではの工夫も感じられる。
例えば、ライスに載ったフライド・オニオンやナッツの存在がある。これらのおかげで、ともすればココナッツ・ミルクと砂糖の味で単調になりがちなタイカレーに、風味の広がりが出ている。
唐辛子の利かせ方にも工夫がうかがえる。黄色いカレー・ソースのところどころに赤い水玉のように浮いていて、見た目にきれいなのだ。食べ進むとこの赤い水玉がピリリと利き、よいアクセントになっているのだ。このほか、レモングラス、ショウガ、にんにくなどのスパイス、ハーブ類を使っているそう。
チキンは骨付きで出てくる。これを上品に食べるのは少し難しかった。不器用な僕はライスの上に載せてから格闘する羽目に(^_^;)
お店の雰囲気も良い。ランチタイムをずらして訪問し、のんびりと過ごした方が、このカフェの魅力をいっそう感じ取れるんだろうな。と思ったら、「ワールドワイドカフェ」のOchiさんがそう推奨されていましたよ。
いつかたあぼうさんをご案内したいと思ってたのですが、既にチェック済みでしたね。
確かに、男性ひとりで入るのは少々勇気が要るかもしれませんね。僕は気にしませんが(笑)
Ochiさんのお気に入りカフェの一つだったんですね。男性が入りにくいというよりも、センスの違いですかね。
僕が訪れたときに前後していらしたお客さんたちからは、クリエイティブなかほりがしました。近所の美容師さんやアート関係のお仕事をしているのかな、なんて。