渋谷区広尾5-17-10 (携帯地図)
Tel:03-5447-5503
予算:1365円(昼)
味 :★★★☆
辛さ:★★
量 :★★★
あなたがイタリアンに興味をお持ちなら、日高良実シェフの名前と同氏のお店「リストランテ アクアパッツァ」は聞き覚えがあるだろう。西麻布時代に一世を風靡し、広尾に移った今も人気の高いイタリア料理店だ。
今回取り上げるアクアヴィーノは、そのアクアパッツァと同じ敷地にある姉妹店。家庭的なイタリア料理をつまみつつ、ワインを気軽に楽しむというコンセプトである。だいぶ前にランチタイムに訪れたとき、ちょっとカレーに似た煮込み料理をいただいた。
そんな同店の前を久々に通りがかったら、驚いた。ランチのメニューに「ココナッツ風味のお野菜カレー」(1365円)という表記があったからだ。カレーに似た料理ではなく、カレーを出すようになっていたんだ。これはぜひ試してみたい。
店内に入った僕は、通りに面した窓側の席を確保。店員さんが注文を取りに来るや否や、「カレーをください」と告げた。イタリアンの店に入って間髪入れずにカレーを頼む客というのは、考えてみるとかなりおかしい。まあ気にしないでおこう。
先にやってくるサラダをいただきながら、カレーの到着を待つ。この日のように天気がよいときに窓側の席やテラス席に座ると、差し込む陽光のおかげで開放的な気分になれる。そんな気分でいれば、カレーがやってくるのもあっと言う間だ。
いただきます。うん、やさしい味のカレーだな。
ゆるめのカレー・ソースをスプーンですくうと、ココナッツの風味がほんのりと漂う。タイや南インドなどのココナッツ・ミルクを使ったカレーとは異なる、オリジナルのようだ。
このソースを、ひよこ豆やレンズ豆、ワイルドライスなどが加わった玄米ごはんにかけて食べる。玄米がまた優しい口当たりになっていて、カレー・ソースとの相性がよい。
実はこの玄米ごはん、調理法が一風変わっているそう。炊いているのではなくて、茹でているんだそうだ。イタリアではライスも野菜の一種と考えられていて、ライスをアルデンテに茹でた「お米のサラダ」という料理がある。これに着想を得て、玄米ごはんができたという次第。
なるほどカレーと言いつつも、ちゃんとイタリアンの技巧を採り入れているわけか。勉強になりました。
とても充実したHPだったので、自分のブログで紹介させていただきました!
私、最近になってインドカレーのナンにはまりつつあります。。
自分のブログはまだ出来立てですが、もしよかったら遊びに来てくださいね♪
イタリアンとの融合させた独自のカレーなのですね。
私の場合はどうしても玄米ごはんを使ったというと薬膳カレーと想像しがちですが、茹でたというのはすごい発想ですね。
是非食べに行って見たいです。
リンクを張ってくださり、ありがとうございます。
シターラ・ダイナー(http://love-curry.seesaa.net/article/21886704.html)によく行かれるんですね〜。
>かりん☆さん
アクアパッツァに行かれていたのですか? それともアクアヴィーノ? いずれにせよ仰るとおり、著名イタリアンですね。
薬膳のような健康を配慮したメニューであるのも確かです。玄米に加えて豆類、野菜がたっぷり摂れますから。
半年以上前にも、確かにランチメニューにありました。
ココナッツの文字を見ただけで避けてしまいましたが、偏見は良くないですね(笑)。
広尾でも、以前に書いて頂いた「B.cafe」など、ランチにはカレーがあるものですね。
情報ありがとうございます。仰るとおり、ココナッツ風味のお野菜カレーは昨年の秋頃からあったようです。しかもそれ以前は別のカレーがあったようで。その時期は完全にノーマークでした。
そうですね、広尾も探せばいろいろあるようです。B.cafeとアクアヴィーノのほかにも、カレーが気になるお店がいくつかありました。