渋谷区恵比寿2-8-13 (携帯地図)
Tel:03-5420-1686
予算:750円〜(昼)
味 :★★★☆
辛さ:★★★
量 :★★★
柴田書店さんの素晴らしいレシピ本「カレーのすべて」が、ミャンマー(ビルマ)代表に選んだお店が「びるまの竪琴」。様々な料理店で働いてきたビルマ族出身のモーココさんと、お友達の佐野さんが営んでいる。
恵比寿駅の東口を直進し、郵便局を通り過ぎたら脇道に入るとお店は見つかる。内外装とも樹木を生かした造りが特徴的。「南アジアの森林周辺の住宅はこんな感じなのかな」と想像を巡らせたくなる。
今回はランチタイムに訪問した。数種類のビルマ料理を用意していて、カレーは1種類だけあった。名前は「チキントマトソースカレー」(750円)である。サラダ付きでこの値段だから良心的だね。セットのドリンクはアイスが100円、ホットが150円なり。
注文を待つ合間にお店を眺める。「カレーのすべて」が飾ってあった。そのことを触れると、「ずいぶん綺麗に写真を撮ってもらえました」と嬉しそうな様子。やはり良い本だな。おっと、トマトらしい赤い色をしたカレーがやってきましたな。
いただきます。うん、穏やかな味付けで食べやすいですよ。
スパイス感は控えめ。トマトの酸味と心持ち多めの油で食べさせるカレーといえる。もっとも、油をたっぷり使うことが特徴のビルマ料理にしては控えてある方かも。油があまり得意でない僕でもそれほど気にならず食べられた。
具はたっぷりのチキンと、タケノコ。チキンの量が多く、そのまま食べ続けると飽きてしまいそうなになると、時々タケノコが顔を出してバランスを取っていた。ライスは長粒米を使っており、エスニック料理らしさが感じられた。
あっという間にたいらげてしまった。夜のメニューも良心的なお値段のようなので、再訪してみたいな。
生粋のミャンマー人でも≪ビルマ≫呼称の方がしっくり来るそうです。うーん、私も年齢的にミャンマーよかビルマの方が耳に馴染み良いかなァ。(ほら。。。加齢の市民ですから。。。プププ^^)
僕も心情的にはビルマと呼びたい人間です。スー・チー女史が解放されたとして、政権を担えるかという点には疑問を感じていますが、やはりビルマの方がしっくりきますね。
モーココさんはミャンマー(ビルマ)料理以外のレストランで修行されています。その経験もあってか、純粋なミャンマーの味付けにはしていませんよね。
純ミャンマーにすると、油いっぱい香辛料控えめになって、たいていの日本人には馴染みにくくなると思います。難しいところです。
>かねごんさん
ごらんいただき、ありがとうございます。興味の湧いたお店に訪れた後は、ぜひ感想をお寄せください。