目黒区駒場4-2-13 (携帯地図)
Tel:03-5452-8299
予算:1300円くらい〜(夜)
味 :★★★★
辛さ:★★★☆
量 :★★☆
うちっぱなしのコンクリートの壁面に、木製の床、木目を生かしたテーブル――。高級住宅街の結節点と言える場所に建つマルディは、やや男性的な印象を受けるカフェだ。カフェらしく女性客が多くて十分にオシャレだけど、僕のような野郎がいてもあまり違和感がない。男性オーナーさんのセンスの賜物かな?
このカフェを訪れた目的はもちろんカレーだ。なにしろメニューの名前が「チキンマサラカレー」(630円)だもの。マサラ(香辛料を混ぜ合わせたものの呼び方)という言葉を使うあたりに、相当な思い入れが感じられるよね。
ライス(150円)またはナン(250円)を別に注文する形になっている。店員さんにカレーの雰囲気を尋ねたところ、「サラサラのカレー」とのことだった。それならライスの方が合いそうだから、ライスをください。
ドリンクも注文しよう。オーナーさんはコーヒー専門店で長く働かれた方だそうなので、本来はコーヒーがおすすめだろう。でもカレーを頼んだから、アッサム茶のチャイも捨てがたい。いろいろ迷った末に、「マサラチャイ」を注文した。
注文を終えた後は、店内に置いてある書籍や雑誌を手に取るといいかもしれない。センスの良さそうなものが沢山並んでいる。例えば「リアル・デザイン」のバックナンバーがいくつもあった。その中からロッテのガムのデザインなどで有名な佐藤卓氏のインタビューが載った号を読んでいたら、カレーがやってきた。
いただきます。おっと、マサラの名は伊達じゃなさそうだ。十分なスパイシーさを感じさせるカレーだ。
店員さんの言葉どおり、サラサラのソース。食べ進むほどに辛さが増していく。ただし、嫌みに尖ったところはなく、よく考えて配合したマサラを使っていることがうかがえる。パウダーのスパイスだけでなく、ホールのカルダモンも顔を覗かせた。
カフェのカレーと聞いて優しいタイプを想像していたら、きっとびっくりするだろう。むしろ、「たくさんのカレー屋さんを食べ歩いた結果、デリーやエチオピアなどのカレーが好きになった」というような方が評価するタイプと言えそうだ。
ボリュームは控えめ。充実したドリンク・メニューが主体で、カレーはオードブルの一種といった位置付けなのだろう。
カレーに付いてきたピクルスと、食後のチャイもおいしかった。特にチャイは、マサラのほかに複数のバリエーションがあって気になった。数回訪れて、それぞれ試してみたい。
おぉ!東北沢ですね。
これは小田急線カレーラリーにぜひとも加えさせて
もらいます。
絶対訪問します!
サラサラのインド風カレーですね。これは非常に
楽しみにしてますね。
それでは、失礼します。
さすがUSHIZOさん早いっ。
ランチタイムに奥様と一緒に訪問されるといいかもしれませんよ。カレー以外にもいろいろと食事メニューがあるようです。
>かりん☆さん
そうですね。きっとオーナーさんが何かにつけて「本格志向」なんだと思います。それでカレーもサラサラのインド風にしたんじゃないかと。ナンまで用意して。
ナンもあるとは本格的ですね。
是非いってみたいと思います。
読んでくださり、ありがとうございます。
そうなんです。マサラ感、なかなかのものでしたよ。辛党のおっさんさんが挑戦されるような激辛ではありませんが(^_^;)