英国風カレー SUNLINE港区高輪1-5-15 (携帯地図)
Tel:03-3441-0170
予算:1500円
味 :★★★☆
辛さ:★★★☆
量 :★★★
伊皿子坂(いさらござか)を登り、魚籃坂(ぎょらんざか)を下り始めたところにあるカレー屋さん。店内には、おばさんが一人。僕がカウンターの席に座ると「カレー1種類だけですよ」と声をかけられる。僕はもちろん、「ええ、お願いします」と答える。
これを聞いたおばさんは手早くカレーとライスを盛り付け始める。ほどなくしてカレーの準備を終えると、僕の目の前に「水を飲むのは我慢するように」といった内容が仰々しく書いてあるナプキン?を敷く。
そう、ここはおばさんの方針により水を一切出さないことで有名なカレー屋さんなのだ。何でもお腹を温めることで健康にするカレーなので、水で冷やしてはいけないらしい。カレー皿はこのナプキンの上に置く。出てくるカレーも特徴的だ。ごらんの通り、ソースが赤くてサラサラのスープ状。
食べ始めようとすると、おばさんからまたひとこと。「いきなりライスとソースを混ぜるのではなく、まずソースを飲んでみて」。 ライスが辛くなって逃げ場がなくなっては困るかららしい。了解しました。仰せのスタイルでいただきます。
ソースの一口め。それなりに唐辛子の辛さが効いている。世間一般の中辛よりは明らかに辛い。ただ、激辛カレーに慣れたあなたには全く問題ないレベルだ。
むしろ確かな、深い旨みがあったので気に入った。牛肉や野菜を長時間煮込んで作ったものだそう。この旨みがあるから、唐辛子の辛さもそれほど苦にならないのかもしれない。
ソースの辛さになれてきたところで、ライスと混ぜていただく。ライスが水分少なめに炊いた胚芽米で、スープ状のソースとよく馴染む。このあたりはよく考えられているなあ。結局、辛さが苦手な僕でも水を全く飲まずに平らげた。ただ、鼻は2度かんだ。
食後には濃いめの抹茶のアイスクリームを少しいただいてお口直し。満足して1500円を支払う。もうちょっと安いとなお嬉しいのだけど。
と思いつつ、お店を出ようとするとまた一声かかる。
「今、お腹の中が温まっているから、しばらくの間は水飲んじゃダメよ」
食事を終えてもしっかりと指示を受けるお店なのだ。




ちなみに,じろうさんのコメントです
ここ、仲間内で「説教カレー」と呼んでた店です。
こちらでは初めまして。おばさんに叱られるのが怖くなかったら、ぜひぜひ訪れてみてください。話の種にもなりますよ〜
>イカさん
ははは。「説教カレー」、いいネーミングですね。
別れのカレーになるとは辛い(からいじゃなくてつらい)経験ですねえ。
僕の場合は、今は亡きアジャンタ・トップ・オブ・エビスが割とそれに近いなあ。
盲腸にはなっていませんが。
1年くらい前に行ったんですが、
自分の印象とかなり違うような気が、、、
おばさん(といっても、30前半くらいの人だったような)はいたけど、
そんな指示をする人じゃなかったです。
人が変わったんですかね?
カレーも、確かに辛かったけど、
ものすごく薄かった印象が。
ひょっとして、人が変わって、
カレーも変わったのかもしれないので、
また、行って確かめてみたいっす(笑)。
コメントありがとうございます。そうでしたか、名物おばさんの時ではなかったのですかね。
カレーの味については評価が分かれるかもしれません。味はおっしゃる通り薄味かもしれませんが、スープのコクが深く感じられたのでこんな表現にしてみました。
店内はそっけなく食事をするような場所とはいえないお店でした。
注文はしなくてもいいのは知ってました。
はじめに出てきたのは
カレーを食べる心得?
みたいなことがかいてあったランチョンマット。
いきなり引いた。
気分がすっかり食べれなくなっていた。
店主:辛いけど本当に大丈夫ですか?
私達:・・・はい。
出てきたカレーは茶色い水?とご飯。
ご飯に混ぜる前にカレーだけを食べるよう指示されました。
カレーを食べてみました。
・・・まずい。
辛いのはどうでもいいが、お肉、野菜が煮込んであるように思えないほど、薄く味のないカレーで
びっくりしました。
友達とまったく食べずに帰ってきました。
帰り際、それまで無愛想だった店主が
万遍の笑みで送り出してくれました。
詐欺にあったようでした。
不味いと思います、あそこのカレー。
なかなか厳しいご指摘ですね。ご意見、参考にさせていただきます。
まぁ『水を飲むな』はイイとして、『鼻をかむな』はナイですよね・・・自然現象なんだから。
そうですか。説教好きもそこまで行くとすごいですね…
僕も鼻が弱くて鼻をかみましたが、見逃してもらったようです。助かりました(笑)
確かに具無しの英国風カレーで1500円、水無、最後に抹茶は同じなんですが、かなり前(もう何年経つか分からない)に平日に行ったときは、無愛想なオジサンが店番してました。
そのときは会社の人と、ただ辛いだけで味もなければコクもないし話のネタにしかならないなぁ〜って言っていた程です。
でもまだあるみたいだし、為にメディアに名前出ることを考えると、変わったのかな?
おじさんですか。僕はお目にかかったことがありません。
少なくともBRUTUSがナイルさんの連載で取り上げた数年前の時点では、おばさまが主役でした。おばさまなしでは、確かに話題にしにくいカレーかもしれませんね〜。
名古屋から出てきたお店だったのですか。存じませんでした。貴重なエピソードを教えてくださり、ありがとうございます。
ただ辛いだけで具もコクもない。
おばさんに「イギリスのカレーはこんなん?」と質問したら、「そんなことはない」と回答。
そもそも英国風のカレーなど存在しないですよ。
全くいい加減な店です。
まあ「英国風」というのは、もぐらさんの仰るとおり存在しないのかもしれません。しかし一方で、日本にカレー粉がどのように伝わってきたかを考えると、日本のカレーはおおむね英国風と言うこともできてしまいます。見方次第かなと。
これは私の最近の考え方ですが、カレーという食べ物はあまり厳密さを求めず、「こんなものもありかな」くらいに考えた方がよいのかなと。
厳密さを突き詰めていくと、そもそも「カレー」という料理が存在しないというジレンマに陥ります。紀元が定かではない食べ物です。もちろん私の考えに過ぎませんから、押しつけるつもりはありません。
最後にお願いです。できれば、否定するだけのコメントよりも、お店の方に改善を促すようなコメントをいただけませんか。そのほうがお店の方に参考になるかもしれません。
何より、お店のカレーを気に入っている方も同じブログを読んでいる可能性に配慮してほしいのです。
おばさんになってから味が変わったかどうかは微妙ですが、蒸しタオルが出なくなりましたね。値段はずっと1500円ですね。
名古屋時代の情報、ありがとうございます。おばさまもちゃんと説教を受け継いだんですね(^_^;)
名物店として頑張っていってほしいものです。
このカレーは癖になる美味しさで、薄いんじゃなくて本当にとことん薬膳にしてる結果だと思います。
このカレーを食べると身体の調子がとても良くなるのは私だけでしょうか?
水を飲まないで食べて欲しいだけの理由もあると思います。
コメントありがとうございます。店名を失念されても、たどりついてくださりましたか。ネット検索が便利になったことを実感できますね。
唐辛子で身体が温まることは確実ですから、それが体調によい影響をもたらしているかもしれませんね。