2005年07月26日

おすすめその231 サンライン(白金高輪・泉岳寺)

ビーフカレー英国風カレー SUNLINE

港区高輪1-5-15携帯地図

Tel:03-3441-0170

予算:1500円
味 :★★★☆
辛さ:★★★☆
量 :★★★


伊皿子坂(いさらござか)を登り、魚籃坂(ぎょらんざか)を下り始めたところにあるカレー屋さん。店内には、おばさんが一人。僕がカウンターの席に座ると「カレー1種類だけですよ」と声をかけられる。僕はもちろん、「ええ、お願いします」と答える。

これを聞いたおばさんは手早くカレーとライスを盛り付け始める。ほどなくしてカレーの準備を終えると、僕の目の前に「水を飲むのは我慢するように」といった内容が仰々しく書いてあるナプキン?を敷く。

そう、ここはおばさんの方針により水を一切出さないことで有名なカレー屋さんなのだ。何でもお腹を温めることで健康にするカレーなので、水で冷やしてはいけないらしい。カレー皿はこのナプキンの上に置く。出てくるカレーも特徴的だ。ごらんの通り、ソースが赤くてサラサラのスープ状。

食べ始めようとすると、おばさんからまたひとこと。「いきなりライスとソースを混ぜるのではなく、まずソースを飲んでみて」。 ライスが辛くなって逃げ場がなくなっては困るかららしい。了解しました。仰せのスタイルでいただきます。

ソースの一口め。それなりに唐辛子の辛さが効いている。世間一般の中辛よりは明らかに辛い。ただ、激辛カレーに慣れたあなたには全く問題ないレベルだ。

むしろ確かな、深い旨みがあったので気に入った。牛肉や野菜を長時間煮込んで作ったものだそう。この旨みがあるから、唐辛子の辛さもそれほど苦にならないのかもしれない。

ソースの辛さになれてきたところで、ライスと混ぜていただく。ライスが水分少なめに炊いた胚芽米で、スープ状のソースとよく馴染む。このあたりはよく考えられているなあ。結局、辛さが苦手な僕でも水を全く飲まずに平らげた。ただ、鼻は2度かんだ。

食後には濃いめの抹茶のアイスクリームを少しいただいてお口直し。満足して1500円を支払う。もうちょっと安いとなお嬉しいのだけど。

と思いつつ、お店を出ようとするとまた一声かかる。

「今、お腹の中が温まっているから、しばらくの間は水飲んじゃダメよ」

食事を終えてもしっかりと指示を受けるお店なのだ。

posted by たあぼう at 19:51 | Comment(26) | TrackBack(1) | 〃(白金台/白金高輪)
この記事へのコメント
約9年このカレー屋の近くに住んでいるけど,怖くていったことない。けど,今度いってみよう
Posted by at 2005年07月27日 00:53

ちなみに,じろうさんのコメントです
Posted by at 2005年07月27日 01:07
思い出しました。
ここ、仲間内で「説教カレー」と呼んでた店です。
Posted by イカ at 2005年07月27日 06:33
>じろうさん

こちらでは初めまして。おばさんに叱られるのが怖くなかったら、ぜひぜひ訪れてみてください。話の種にもなりますよ〜

>イカさん

ははは。「説教カレー」、いいネーミングですね。
Posted by たあぼう at 2005年07月27日 20:46
ちなみに私の先輩はこの店に当時付き合っていた彼女と行った後、別れた上に盲腸で入院してしまったという凄まじい伝説があったので伝説のカレー屋でした(カレーが原因ではないと思いますがね・・・)
Posted by 通りすがり at 2005年08月03日 00:26
通りすがりさん

別れのカレーになるとは辛い(からいじゃなくてつらい)経験ですねえ。

僕の場合は、今は亡きアジャンタ・トップ・オブ・エビスが割とそれに近いなあ。

盲腸にはなっていませんが。
Posted by たあぼう at 2005年08月03日 14:47
こんばんは。
1年くらい前に行ったんですが、
自分の印象とかなり違うような気が、、、

おばさん(といっても、30前半くらいの人だったような)はいたけど、
そんな指示をする人じゃなかったです。
人が変わったんですかね?

カレーも、確かに辛かったけど、
ものすごく薄かった印象が。

ひょっとして、人が変わって、
カレーも変わったのかもしれないので、
また、行って確かめてみたいっす(笑)。
Posted by mrkm at 2005年10月04日 01:17
mrkmさん

コメントありがとうございます。そうでしたか、名物おばさんの時ではなかったのですかね。

カレーの味については評価が分かれるかもしれません。味はおっしゃる通り薄味かもしれませんが、スープのコクが深く感じられたのでこんな表現にしてみました。
Posted by たあぼう at 2005年10月04日 13:13
今日この サンライン とやらに行って来ました。

店内はそっけなく食事をするような場所とはいえないお店でした。

注文はしなくてもいいのは知ってました。
はじめに出てきたのは
カレーを食べる心得?

みたいなことがかいてあったランチョンマット。

いきなり引いた。
気分がすっかり食べれなくなっていた。

店主:辛いけど本当に大丈夫ですか?
私達:・・・はい。

出てきたカレーは茶色い水?とご飯。

ご飯に混ぜる前にカレーだけを食べるよう指示されました。

カレーを食べてみました。

・・・まずい。

辛いのはどうでもいいが、お肉、野菜が煮込んであるように思えないほど、薄く味のないカレーで
びっくりしました。

友達とまったく食べずに帰ってきました。

帰り際、それまで無愛想だった店主が
万遍の笑みで送り出してくれました。

詐欺にあったようでした。


不味いと思います、あそこのカレー。

Posted by なな at 2005年11月25日 13:51
ななさん

なかなか厳しいご指摘ですね。ご意見、参考にさせていただきます。
Posted by たあぼう at 2005年11月25日 17:35
ワタシの友達は、以前ココでカレーを食べたとき、鼻をかんだだけで怒られたそうです(笑)

まぁ『水を飲むな』はイイとして、『鼻をかむな』はナイですよね・・・自然現象なんだから。


Posted by 藤2 at 2006年04月13日 14:32
藤2さん

そうですか。説教好きもそこまで行くとすごいですね…

僕も鼻が弱くて鼻をかみましたが、見逃してもらったようです。助かりました(笑)
Posted by たあぼう at 2006年04月13日 20:06
もしかしてカレーの味変わったのかな?
確かに具無しの英国風カレーで1500円、水無、最後に抹茶は同じなんですが、かなり前(もう何年経つか分からない)に平日に行ったときは、無愛想なオジサンが店番してました。
そのときは会社の人と、ただ辛いだけで味もなければコクもないし話のネタにしかならないなぁ〜って言っていた程です。
でもまだあるみたいだし、為にメディアに名前出ることを考えると、変わったのかな?
Posted by まー at 2006年08月12日 14:48
まーさん

おじさんですか。僕はお目にかかったことがありません。

少なくともBRUTUSがナイルさんの連載で取り上げた数年前の時点では、おばさまが主役でした。おばさまなしでは、確かに話題にしにくいカレーかもしれませんね〜。
Posted by たあぼう at 2006年08月13日 00:51
ここは、15年位前に名古屋から出てきたお店です。名古屋にあった時からお客さんは少ないけれども、どこかの病院の医院長が体にいいと食べに来たりしていました。店主はおばさんではなく、おじさんです。一度、煙草を吸ったお客さんに「出ていけぇ」と言っていたのを見たことがあります。味はニンニクとタマネギの味が良く出ていると思いますが。
Posted by だだ at 2007年07月18日 00:36
だださん

名古屋から出てきたお店だったのですか。存じませんでした。貴重なエピソードを教えてくださり、ありがとうございます。
Posted by たあぼう at 2007年07月21日 23:36
正直マズイです、ここの店。
ただ辛いだけで具もコクもない。
おばさんに「イギリスのカレーはこんなん?」と質問したら、「そんなことはない」と回答。
そもそも英国風のカレーなど存在しないですよ。
全くいい加減な店です。
Posted by もぐら at 2007年09月28日 14:20
もぐらさん

まあ「英国風」というのは、もぐらさんの仰るとおり存在しないのかもしれません。しかし一方で、日本にカレー粉がどのように伝わってきたかを考えると、日本のカレーはおおむね英国風と言うこともできてしまいます。見方次第かなと。

これは私の最近の考え方ですが、カレーという食べ物はあまり厳密さを求めず、「こんなものもありかな」くらいに考えた方がよいのかなと。

厳密さを突き詰めていくと、そもそも「カレー」という料理が存在しないというジレンマに陥ります。紀元が定かではない食べ物です。もちろん私の考えに過ぎませんから、押しつけるつもりはありません。

最後にお願いです。できれば、否定するだけのコメントよりも、お店の方に改善を促すようなコメントをいただけませんか。そのほうがお店の方に参考になるかもしれません。

何より、お店のカレーを気に入っている方も同じブログを読んでいる可能性に配慮してほしいのです。
Posted by たあぼう at 2007年09月29日 20:29
その昔、店は名古屋の栄、長者町よりのなんとか横丁(思い出せない)にあった覚えです。坊主あたまの亭主がやっていてその頃から説教は有名でした。その亭主が今の場所に出てきたのは、かれこれ20数年前.. 今のおばさんは娘さんかなぁ.. レシピは誰にも伝えないと言ってたもんなぁ.. たまに行くけど、おじさんの顔はここ何年もみたことがないです.. 健在ですかねぇ。
おばさんになってから味が変わったかどうかは微妙ですが、蒸しタオルが出なくなりましたね。値段はずっと1500円ですね。
Posted by の at 2008年08月18日 02:26
のさん

名古屋時代の情報、ありがとうございます。おばさまもちゃんと説教を受け継いだんですね(^_^;)

名物店として頑張っていってほしいものです。
Posted by たあぼう at 2008年08月18日 20:39
この店の名前を忘れてネット検索してここに来ました。
このカレーは癖になる美味しさで、薄いんじゃなくて本当にとことん薬膳にしてる結果だと思います。
このカレーを食べると身体の調子がとても良くなるのは私だけでしょうか?
水を飲まないで食べて欲しいだけの理由もあると思います。
Posted by yakuzen at 2008年12月21日 21:15
yakuzenさん

コメントありがとうございます。店名を失念されても、たどりついてくださりましたか。ネット検索が便利になったことを実感できますね。

唐辛子で身体が温まることは確実ですから、それが体調によい影響をもたらしているかもしれませんね。
Posted by たあぼう at 2008年12月23日 23:34
通りかかる度に前々から気になっていたので入ってみました。

後半からの評価通り、辛いのが相まって、薄すぎで全然味がわかりませんでした。

ただ、特に説教臭いことを言われるということもなく、いつもの定型文の「ライスと混ぜる前に〜」という言葉と、「お腹が温かいうちは冷たい水を飲まないように〜」という言葉は言っていました。

美味しかったという評価は出来ませんが、定期的に通ったら体調良くなるかもしれませんね(笑)
そんな味でした。
Posted by 名乗るほどでも at 2010年05月18日 22:34
名乗るほどでもさん

コメントありがとうございます。話のネタになるという点を含めると、十分に味のあるお店かもしれませんね(笑)
Posted by たあぼう at 2010年06月03日 23:17
ここは、辛いカレーの好きな方でないとキビシイかもしれませんね。私はかなり好きですが。十数年前から時々行ってますが、最初はインパクトが強くて味わう余裕がなかったので、もう一度確かめようと、その後すぐに再訪してハマりました。今は、ご主人は本牧のお店に出ているそうで、高輪のお店は、奥様と娘さんでやってるようです。
Posted by ぽんちゃん101 at 2012年03月19日 00:43
できれば、絶賛するだけのコメントよりも、お店の方に改善を促すようなコメントをいただけませんか。そのほうがお店の方に参考になるかもしれません。

何より、お店のカレーを嫌っている方も同じブログを読んでいる可能性に配慮してほしいのです。
Posted by 谷氏 at 2013年01月31日 08:41
コメントを書く
お名前:

メールアドレス(記入してもWeb上には表示しません):

WebサイトのURL:

コメント(必ず入力してください):

※半角英数字だけのコメントは投稿できません。

この記事へのトラックバック

[ミハメモ]サンライン(カレー)@高輪
Excerpt: たまには、なかなかエントリーしないカテゴリーの話題を。 この店は、以前書いた「お茶漬けラーメン」を紹介してくれた先輩から教えてもらったものです。 私が所属しているあるメーリングリストに、彼がこの店の情..
Weblog: ミーハーメモ(まじめ成分0.1%含有)
Tracked: 2005-08-09 20:43

「こむぞう」に紹介していただきましたデザイン協力:マイクロフィッシュMapFan

×

この広告は1年以上新しい記事の投稿がないブログに表示されております。