武蔵野市吉祥寺本町1-7-7 (携帯地図)
Tel:0422-21-8473
予算:1070円〜1580円
味 :★★★☆
辛さ:★★
量 :★★★
1979年に開店、ほぼ同時期にオープンしたまめ蔵と並んで吉祥寺で有名な喫茶店だ。にぎやかな商店街の中にあるけれど、重たい扉を開けてお店に入ったとたん、別世界のように静かになる。
さて、カレーで有名な街である吉祥寺の喫茶店だけあって、アラカルトの名物はやはりカレーだ。「くぐつ草カレー」と「オムカレー」の2種類を用意する。それぞれソースが全く違うのだけど、今回はオーソドックスなくぐつ草カレー(1580円)をセットでいただくことにした。これは、カレーのほかにミニサラダと、コーヒーまたは紅茶がつくものだ。
注文を終え、あらためて店内を見渡す。中東の洞窟をイメージして設計したという内装は何とも言えない独特の雰囲気を持つ。創業当時のままなのだというから、センスにあふれた創業者さんだなあ。
などと思いを巡らせている合間にカレーがやってきた。ではではいただきます。
さりげなく美味しいカレーだ。
ソースはゆるめでスープ状に近い。コリアンダーとコショウをやや強めに効かせてある。辛さが控えめのようでいて、それでも十分にスパイシーさを感じる。これら2つの香辛料のおかげだろう。干しぶどうの載ったライスとの相性がよかった。
さらっといただけてしまう。もうちょっと、あるいはまた明日も食べたいな、という気分になるカレーと言えよう。
ちなみにサラダもカレーと同様にさりげない雰囲気。でも実はなかなか手が込んでいる。ショート・パスタが貝や蝶の形をしたやつなのだ。この細やかな作りは、女性から評価を集めそうだな。
実はその日、僕も吉祥寺に行ってたんですよ。
知っていればご一緒できたのに。残念。
また一緒に行きましょう。
おや、吉祥寺にいらしたのですか。
ご案内いただけばよかったな。
また少ししたら訪れるつもりですので、その時はよろしくお願いします。
吉祥寺通いも最終日です。最後のお店はくぐつ草にいたしました。
地下への洞窟に通じる様な階段を降りると、その予感を見事に具現化されている店内に感動しました。
くぐつ草カレーセットを注文し、店内を見渡しながら待つことしばし。
綺麗にレーズンなどのあしらわれたライスと、カレーが運ばれてきました。
連日の欧風カレーでお腹はもたれ気味でしたが、こちらのカレーはとってもサラリといただけました。
程よいスパイス使いと、比較的揺る目のルーが、喉越しを良くしてくれたようです。
こういった食べやすさ、飽きさせない作りこそが、喫茶店のカレーの重要なことなんでしょうね。
吉祥寺には、まだまだお店があるようですが、今回伺った三軒は、わたし的にとてもこの街の風情を感じさせるもので、意義深い三日間となりました。
吉祥寺カレー巡り、お疲れさまでした。それぞれに魅力的な個性を備えたお店ですし、「意義深い」というお言葉、よくわかります。
くぐつ草は喫茶店カレーの中では理想型の一つでしょうね。
ようやく吉祥寺に行ってきました♪
素敵な落ち着いた喫茶店で本格的なカレーをいただけました。
ホールのコリアンダーが印象的。
噛んだ時に広がる香りを楽しめる1品でした。
おお、くぐつ草に行かれましたか。
少し歴史を感じさせつつ、でも決して古びた印象は与えない喫茶店ですよね。
カレーも気に入っていただけたようで、
良かったです〜。