2007年09月16日

おすすめその525 TOUMAI(高尾・狭間)

インディアンカレーTOUMAI(トゥーマイ)

八王子市館町657携帯地図

Tel:042-667-1424

予算:1200円〜
味 :★★★★
辛さ:★★★
量 :★★★


ずっと前から、日本から飛行機を使わずにユーラシアを横断し、イギリスまで行きたいと思っている。でも、会社を辞める勇気がないヘタレなもので、少しずつ各地を旅行するだけにとどまっている。

だから中東などで横断中の人に出会うと、僕は憧憬の眼差しを向ける。ましてや、大陸を横断するバスを走らせることを企画し、実際に走らせた人など、ただただ尊敬するしかない。

実際に「尊敬するしかない」人は存在する。フォト・エッセイストの白川由紀さんだ。白川さんは高尾駅と狭間駅のほぼ中間という、お世辞にも良いとは言えない立地にあるカフェ「TOUMAI」のオーナーでもある。

TOUMAIとは、アフリカのチャドで見つかった、現存する人類最古の原始人に付けられたニックネーム。現地の言葉で「生命の希望」を意味するそうだ。それをお店の名前に採用するあたり、世界中を旅してきた白川さんらしいと言える。

白川さんはネパールに留学した経験も持つ。その影響だろうか、TOUMAIの看板メニューはカレーである。7種類ほどあって、日によって選べるものが変わる。今日は「インディアンカレー」だった。ドリンクとケーキのセットで1500円なり。ちなみにケーキなしなら1200円だ。

注文の品を待つ合間は、世界各地の品々でいっぱいの店内を眺めて楽しもう。シマウマの本皮などに見とれていれば、ネパールのダルバート(定食)の器に盛り付けられてくるカレーがやってくるまではあっと言う間のはず。

グレープフルーツのレアチーズケーキ早速いただきます。

名前のとおり、インド料理のチキンカレーにかなり似ている。トマトベースで、タマリンドを加えてあるらしく少し酸味が立ったカレーだ。一方で、バターやナッツペーストなどが入っていないらしく、こってり感が少ない。これは嬉しいかも。

このタイプのカレーは、そう長い時間煮込んでいないはず。その割に、具のチキンは柔らかく食べやすく仕上げてあった。ターメリック・ライスもほどよい色づきで、丁寧な調理ぶりがうかがえる。

食後のケーキは3種類から選ぶ仕組み。僕は「グレープフルーツのレアチーズケーキ」とやらを注文した。グレープフルーツの皮を容器代わりに、グレープフルーツの果肉を加えたレアチーズケーキだった。さっぱりとしていて、おいしかった。

これまでに訪れた地域。日本からイギリスまでつながる日は来るだろうか…


posted by たあぼう at 22:32 | Comment(7) | TrackBack(0) | 八王子・日野
この記事へのコメント
こんばんわ。
いつもカレーレビュー楽しませてもらってます。

オレも大学時代、ユーラシア横断を企てていましたが、諸事情でヨーロッパ、インド、イランなど各地域へ行くだけに留まりました。
なので、たあぼうさんのインド旅行記も懐かしく読みました。

各地でユーラシア横断をやってる男性には幾人も出会いましたが、ほとんどが現地や会話を楽しむ余裕もない程くたびれ果ててました。
そのうち一人が言うには、楽しんで長期旅行できるのいはせいぜい2週間〜1ヶ月までとのこと。

反面、女性は1年とか旅行してても疲れも見せずマイペースに楽しんでる人が多かった気がします。

バラナシの安宿の借りてる部屋をデコレーションしまくってまるで自分の部屋のようしてくつろいでる人とか、旅行中にミックジャガーに二度会ったと喜んでる人とか。

ああ、男って楽しむのホント下手;

なので、今のオレはユーラシア横断行く機会があっても、ひとところに長く留まる旅行に済ませるでしょうなね。

たあぼうさんがユーラシア横断できる日が来るといいですね。カレーの伝播を辿る『ユーラシア・カレー横断記』なんて是非読んでみたいものです。
Posted by ゆーろ at 2007年09月16日 23:39
一時期、新潟から船でウランバートルに渡り、
シベリア鉄道を横断して、ヨーロッパに入ろうという計画を練っていましたが、
ロシアのあまりの入国の厳しさに断念した覚えがあります・・・。
ヨーロッパ方面から入るのは楽なんですけどね・・・。

その壮大な計画が実現されることを祈っております。
Posted by samurai at 2007年09月17日 10:18
ユーラシア横断。私も憧れます。
ゆーろさんのコメントによると、女性の方が向いているらしいので、
いつか挑戦してみたいです。いつになることやらわかりませんが…。

カレーに添えてある無花果が珍しいと思いましたが、そういうものなのでしょうか?

それに、グレープフルーツのレアチーズケーキ!
ここにもあるなんて(^^)と思いました。
Posted by うめ at 2007年09月17日 16:19
>ゆーろさん

ゆーろさんも各地を旅行された方でしたか。

ユーラシア横断を敢行できる女性は、親の猛烈な反対をかいくぐり、さらに途中どこかしらで女性の旅行が難しいイスラム圏を経験するわけで、肝が据わっているんでしょうね。男性よりも。

ユーラシア横断カレー紀行、スポンサーがいたらぜひともやってみたいですね〜。

>samuraiさん

ロシアの入国はほんと厳しいですよね。バウチャーを利用せずに入るには、バルト三国あたりを経由しないといけませんもんね。

ルートのシミュレーションだけはほぼ完璧なんですが、実現はいつのことになるやらです(^_^;)

>うめさん

おお、うめさんもユーラシア横断に憧れていますか。きっと挑戦しがいはありますよ〜。

カレーに添えてあるのはピンクグレープフルーツです。無花果も合いそうですけどね。
Posted by たあぼう at 2007年09月18日 00:37
行ってきました(^-^)/
カレーとデザートのセットでカシューカリーと黒ごまのベイクドチーズケーキを食べました!
日替わりで三種類しか選べず、がっかりしたけど カシューカリーを辛くしてもらいました('-^*)/ 雰囲気も素敵だし美味しかったしまた行こうと思いますo(^-^)o
Posted by ラム at 2007年09月29日 14:59
今日行ってきました(^-^)/
カリーとデザートセットで カシューカリーを辛くしてもらって、あと黒ごまベイクドチーズケーキを食べました('-^*)/
雰囲気もいいし、美味しいし 素敵なお店でした。
帰りぎわ、併設されてる雑貨屋さんで会計のときに、お姉さんに、どこで知ったみたいな事きかれたので、たあぼうさんのサイトに載ってましたよと言ったら、凄く喜んでましたよぉ(・ω・)/
Posted by ラム at 2007年09月29日 21:10
ラムさん

おお、行かれましたか。仰るとおり、いい雰囲気のカフェですよね。内装はほとんどはDIYで作ったそうですよ。

カレーの種類はもう少し選べると嬉しいですよね。何回か通ってその日に出会ったものを食べるという楽しみもありますが。
Posted by たあぼう at 2007年09月29日 21:47
コメントを書く
お名前:

メールアドレス(記入してもWeb上には表示しません):

WebサイトのURL:

コメント(必ず入力してください):

※半角英数字だけのコメントは投稿できません。

この記事へのトラックバック

「こむぞう」に紹介していただきましたデザイン協力:マイクロフィッシュMapFan