2005年08月14日

おすすめその246 嶮暮帰(六本木・広尾・乃木坂)

チキンティカマサラ嶮暮帰(けんぼっけ)

港区西麻布4-11-28携帯地図

Tel:03-3498-7080

予算:3000円〜(夜)
味 :★★★★
辛さ:★★☆〜
量 :★★★★


このお店に訪れるのは7年ぶり。西麻布にあまり縁がないうえ、高級かつインド料理店らしからぬ雰囲気のため、敬遠していたからである。お友達が同行してくれることになって、今回久々に再訪した。

白を基調とした店内で、壁にはインドをテーマにしたモダンな絵画がかかっている。このインド料理店らしからぬ雰囲気は、おぼろげな記憶とほとんど変わらない。おすすめが「ジンガディール・バハール」(大正エビのグリル、2730円)のところも変わらない。

変わらないところに少し安心感を覚えつつ、サラダ(525円)、大正エビのグリル、カレーの「チキンティカマサラ」(1785円)と「ミックスベジタブル」(1785円)、それにナン(420円)を2枚注文した。…値段が高いところも変わらないな (^_^;)

サラダ、続いて大正エビのグリルをいただく。大正エビのグリルは辛さをいたずらに強調せず、マサラの香りを品よく楽しませてくれる一品。エビそのものも肉厚で美味しい。これだけで満足感を得てしまいそうになるが、もちろんカレーも忘れてはいけない。

ミックスベジタブルまずはチキンティカマサラから。大正エビのグリルと同様に品の良い香り。それに、濃厚でどっしりと存在感があり、穏やかな甘みも感じさせるソース。しつこさを感じさせない絶妙の存在感だ。ごちそうインド料理の典型といえるだろう。

一方のミックスベジタブルは、ジャガイモやカリフラワーを主体にしたもの。こちらのソースも存在感たっぷりながら、甘みを抑えて野菜の自然な味を楽しませてくれる。もちろんマサラはしっかりと、しかも品よく効かせてある。

存在感たっぷりのカレーをたっぷりいただき、おなかも心もすっかり満たされた。次はいつ訪れるかわからないけれど、とっておきの日にまた訪れてみたいな。

posted by たあぼう at 01:00 | Comment(11) | TrackBack(1) | 〃(六本木/西麻布)
この記事へのコメント
たあぼうさん、はじめまして。
いつもカレー店情報を参考にさせていただいています。

嶮暮帰、いかれたんですねー。水野さんのカレーの本で読んでから行きたいんですけど、まだ行けてないです。レポートを楽しみにしてます。
Posted by シンジ at 2005年08月14日 11:51
はじめまして。
何度か拝見していますが初書き込みです。

カレー好きな彼女の誕生日祝いとして、
この店を候補に考えているのですが、
雰囲気的にはどのような感じの店でしたか?
そういうシチュエーションに適していますかね?

その点を追記に加えていただければ幸いです。
(下世話なネタ振りで恐縮ですが・・・)
Posted by ヨシダ at 2005年08月15日 10:40
>シンジさん

返信が遅れてごめんなさい。たしか、以前にもトラックバックをいただいていますよね。

久々に行きましたが、相変わらずのオサレぶりでした。一度は試す価値があると思います。

>ヨシダさん

書き込みありがとうございます。
かなり大人な雰囲気のお店です。彼女さんのお誕生日祝いにはうってつけかもしれません。
Posted by たあぼう at 2005年08月15日 14:31
非常にスペシャルなお店でした。
どのカレーもレベル高すぎでしたし、
なんといってもタンドリーチキンの美味さに感動しました。
Posted by curryvader at 2007年03月19日 08:16
curryvaderさん

スパイス感があるのに穏やかで品がある。そんなインド料理を味わえますよね、嶮暮帰では。
Posted by たあぼう at 2007年03月19日 20:30
ここの記事をみて訪問した店ですが、非常に感銘を受けました

賛否の分かれるところでしょうが、シェフがインドのホテルの厨房出身とあってか、ソフィスティケートされた料理を提供しています

どのカレーも基本的にマイルドで、ぼってりとした北インド風を基調としながらも素材の味が前面に出ており調味は控えめです

とはいえ、スパイスの類をケチっているわけではなく風味は豊かで繊細さを感じます

個人的にはここが気に入ってますが、刺激的でわかりやすいインド料理を期待する方は
がっかりするかもしれませんね

あと、シェフが独りで切り盛りする関係で、テーブルへの配慮はやや難があります

またメニュー数が少ないのも玉に瑕ですね

しかし、前菜のチキンと海老、シークカバブは傑作です
ちょっとした洋食感覚で楽しめると思います

値段は高めですね


Posted by くもすけ at 2008年05月31日 10:25
くもすけさん

こてこてのインド料理店とは一線を画しているお店ですよね。

メニューや応対については仰るとおりですが、やはり一人で切り盛りされているところの限界はあるでしょう。店員さんを増やすとなると、もう少し値段が上がってしまう可能性もあり、難しいですね(^_^;)
Posted by たあぼう at 2008年06月01日 14:16
何故 この名前にしたの?
Posted by 横田健次 at 2008年12月11日 16:16
横田健次さん

私も存じ上げません。言われてみると不思議ですね。今度訪れるときに聞いてみたくなりました。
Posted by たあぼう at 2008年12月15日 19:25
他サイトからの引用ですが、、
「店名嶮暮帰は、オーナーのお父様が所有する、北海道の無人島の名前。」
「かって、ムツゴロウさんの、動物王国があった島。」
だそうです。裏は取れておりません、あしからず。
Posted by ら・くか at 2009年01月20日 09:29
ら・くかさん

情報ありがとうございます。嶮暮帰島はオーナーさんのお父さんが所有しているのですか!? 全く存じ上げませんでした。
Posted by たあぼう at 2009年01月20日 17:14
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Weblog: CDET!! (Curry Delicious Ecstasy Trance)
Tracked: 2007-03-19 08:13

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