
中野区東中野2-25-6 (携帯地図)
Tel:03-3371-3750
予算:2900円
味 :★★★★
辛さ:★★☆
量 :★★★★
シルクロード好きの僕にとって、パオ・キャラバンサライはどうしても紹介したかったお店の一つ。かつて旅行した中央アジアのウズベキスタンや中国西部の新疆ウイグル自治区で食べたものにかなり近い料理を、東京で楽しめる貴重なお店だからだ。
でも、以前はあったカレーはなくなってしまったし…と思っていたら、柴田書店さんの「カレーのすべて」が、「カラヒィ・ゴシュト」(2900円)を取り上げていた。
カラヒィ・ゴシュトは、アフガニスタンやパキスタンに住むパシュトゥン人の料理。カラヒィは鉄鍋、ゴシュトは肉のことで、ぶつ切りの肉を鉄鍋で炒め蒸すものだ。ううむ、カレーと言ってもいいんだろうか…ま、いいか(^_^;) ということで、シルクロードに関心があるお友達と一緒に訪問して味わうことにした。
このお店のことはもともと、カレー評論家の小野員裕さんに教わった。その経緯から、この日もまずは小野さんお薦めの「チェルガ」と「カバブ」(いずれも串焼き)、それに「フェタチーズとトマトの冷菜」を味わった。「乳酒」を飲みつついただくと、すっかり遊牧民気分だ。
おっと、これらの料理と一緒にカラヒィ・ゴシュトと「ナン」(1枚350円)を注文しておこう。すると、串焼きなどを食べ終わった頃を見計らって、主役達が目の前にやってくる。底が丸い形をしたアツアツの鍋に、優に3人前はありそうな量の羊肉がいっぱい。豪快な見た目だ。
さすがは看板料理。シンプルながら旨味たっぷりだ。
まずは羊肉に絡まるソースをナンに浸して食べる。トマトをベースに塩や香辛料を加えた素朴な味付けながら、羊肉から染み出た旨味が加わって何とも言えないおいしさなのだ。で、調子づいて肉塊を口の中に放り込む…
ガチッ。
あいたたた、そうだ、ぶつ切りだった。忘れて骨をしっかりと噛んでしまったよ(X_X) 口で噛みきるのもなかなか難しかった。お行儀よく食べたいあなたは、素直にナイフなどを使って骨を外していただこう。
アクシデントには見舞われたけれど、この羊肉がジューシーでまたおいしい。たっぷり食べても飽きが来ない。お友達も気に入ってくれた。
まあ正直なところ、「ザ・カレー」を期待して注文したら「あれっ?」と思う料理かな。でも、それを忘れて楽しむ分には気に入る人が多いはず。
○○マサラにも近いですし。
それにしても美味しそうです。
そうですね。パキスタン料理店のカラヒィですと、かなりカレーらしい料理と思っています。それに比べると、パオのそれはもう少し柔らかい印象なんです。より中央アジア的といいますか。
>ラムさん
おや、ニアミスでしたか。パオの羊肉はそんなに臭いが強烈ではないと思います。気になるようでしたら、鶏のカラヒィもありますよ。
つーか、金曜日の夜遅く(というのは終電逃しそうなギリギリ)パオ前をヘロヘロ歩いてたんですけどね・・・
ひょっとして現在のビルの前、文字通りパオ(遊牧民の家)になっていたころからのお客さんだったのですか? それは尊敬ものですよ〜。
ふと、たーぼーさんがリポっていたカラフィを思い出し、ラム・スペアリヴとチキンをオーダー。どちらも美味しかったですわ〜。(^^)
カリー系ということで言えばチェルガ(串焼き)は、なんとな〜くチキン・ティッカですよねー味的に。
でも骨付きラム肉をそのまんまガブッ!だなんて(すみません。本文再読して笑っちゃった!!!)私はやらないけど(ナイフとフォークを使って脂身と骨を完璧に除去。ほぼ外科医並みです私の腕前♪)たーぼーさん意外にズボラで可笑しいってば!www
お、ついに行かれましたね。
あのラム肉の脂身と骨を、ナイフとフォークで完璧に除去できましたか。僕の不器用さ加減とは天地の差がありますね〜。仰るとおり、外科医も務まりそうです。
ご一緒する機会があったら、ぜひ僕の分も外してください(笑)
別スレネタですけどカレーのロッキー行って来ましたよ〜。独り寂しく。。。
しかし注文するものを間違えました。←自分も充分ズボラじゃ〜ん(ああ、哀しい類友伝説)ポークカリー喰っちゃったよん。(^^;脂身ばっちり除去しましたが、そうだ!ドライカリーなはずだった!!!(><;がちょ〜ん。。。
ロッキーも訪問されましたか。ポークのお味はいかがでしたか。他店と違う個性は感じられましたか?
だども、「おーこの店は個性的〜♪」な感じはノスタルジー方面で終始してた気がしまっす。。。
で、ボルト装着完全防備なのかね?www
ははは。またお目にかかる時までは、ボルトは装着しないでおきます(^_^;)