江戸川区松島1-23-6 (携帯地図)
Tel:03-3652-1927
予算:800円〜
味 :★★★★☆
辛さ:★★
量 :★★★
家庭的で温かいホスピタリティが自慢、日本人がインド料理をアレンジして日本人向けに食べやすく仕上げている、なかなか訪問しにくい――。こういった要素を持つお店に僕は弱い。まして、すべての要素を備えるお店といったら、気に入らないわけがない。
ヴィオレッタは、正に「すべての要素を備えるお店」だ。お年を召したご夫婦が温かく迎えてくれる。しかも奥様は料理教室の元先生で、地元・江戸川周辺の食材を巧みに取り入れた日本人の口に合う家庭的なインド風カレーを提供してくれる。
さらに、訪問しにくさも相当なもの。最寄り駅は新小岩と紹介するのも勇気がいりそうな場所にある。僕は錦糸町から葛西行きのバスに乗り小松川警察署前の停留所を下車。国道から細道に入ってたどり着いた。
今回は土曜日のランチタイムに訪問した。単品でカレーとライス(800円〜)も注文できるけれど、土日なら「土日セット」(1200円)がお得。主菜、サラダ、ドリンクが付くメニューである。主菜には選択肢が数種類あり、僕は「チーズ入りフランク」を注文した。
肝心のカレーの注文は迷った。写真のことを考えると、盛り付けが美しい「キーマカレー」が魅力的。でも今回は、「江戸川産小松菜カレー」を注文した。地元の食材を使ったカレーを紹介することを優先した。
サラダをつつき、おいしいフランク・ソーセージにかぶりついて期待感が高まってきたところに、カレーがやってくる。見た目はインド料理店で見られる「ほうれん草のカレー」とは違うな。あまりペースト状になっておらず、ターメリックの黄色が目に付く。いただきます。
うん、これは好みのカレーだ。優しい辛さで油控えめ。家庭的な味わいと言える。しかも、それでいてインド料理に近いスパイス使いも感じられる。絶妙なバランスだと思う。
そして意外性たっぷりなのが、カレーの中に入っている具。カッテージ・チーズの代わりに厚揚げ豆腐が入っているんである。意外なくらいカレーに馴染んでいる。厚揚げといい小松菜といい、インド料理と和の食材がうまくマッチしている。
奥様に少しお話をうかがうと、小松菜はほうれん草と比べて繊維が多いため、その繊維を残しつつゆるめのカレー・ソースと合わせているそうだ。厚揚げは完全にオリジナルのアイデアだそう。
ところで、料理教室の先生が家庭的なインド風カレーのレストランを開いたきっかけは? 「2年半ほど前にお店を開く際に、家庭的なカレーを出そうと決めていたの。ちょうどその頃にインドの方と出会ったのでインド料理を教わり、それで江戸川周辺の食材と組み合わせたインド風カレーを作ることにしたわけ」。なるほど。
食後のチャイはシナモンたっぷりで、これも日本人好みだろう。とにかく良いお店だから、近隣に住む方がうらやましい。
なお、土日の夜はたまにコンサートなどで貸し切りになっていることがある。遠くから駆けつけてふられないように、事前に確認した方がいいだろう。以前、確認せずに訪問してはまったアホからのご忠告です(^_^;)
いや、ズボラは言葉が乱暴だなあ。
ん〜〜〜、、、、いい意味で無頓着?←この日本語、大丈夫かしら???
私は確信が持てない場合、事前の電話確認等を怠りません。←意外でしょ?(^m^)
ていうか、意外ってナンなんですかぁ?
ですね。(又も話しが炭水化物に飛んでます)
ズボラもズボラでして、この数カ月だけでも「台風で臨時休業」、「たまたま臨時休業」、「売り切れじまいで閉店していた」、「空いてはいたがラストオーダーが1時間早まっていて食事は注文できなかった」などなど、かなり時間を浪費しています。我ながら情けない…
でも、海苔助さんが確認を怠らないのはあまり意外と思いませんでしたよ。良い意味でズボラそうに振る舞っていつつ、実は緻密なタイプなんじゃないですか??
こちらの記事を読んで、ヴィオレッタに先日行ってきました。私はチキン、同行の妻はほうれん草を食べましたが、どちらもやさしい味で満足しました。
お店の奥様ともいろいろと話をして、この記事のことも話題に挙がりました。また行って他のカレーも食べたいです。
ごらんくださり、ありがとうございます。
遠路ご訪問されましたか。ご満足いただけたようで、何よりです。
優しい味わいのカレー、いろいろ試したくなりますよね。