港区白金5-10-10 (携帯地図)
Tel:03-3445-5539
予算:1500円〜(ひととおり食べて4000円くらい)
味 :★★★★☆
辛さ:★★★
量 :★★★★
名伯楽が半ば趣味でやっているかのような薬膳カレーのお店。渋谷から田町駅行きのバスに乗って、北里研究所(北里大学)前の停留所で下車。少し恵比寿側に戻ったところにある。何カ月も前からミクシィのお友達に強く推薦してもらっていて、今回ようやく訪れることができた。
到着したのは18:30すぎ。本来はバーを兼ねたディナーの時間は始まっているはずなのだけど、店内は真っ暗だった。店主が一人で切り盛りしているため、お客さんに気が付くまで開けなかったりすることがあるらしい。数分後に僕らの存在に気が付いてオープンとなった (^_^;)
メインのカレーをいただく前に、前菜を2品ほど勧められる。特に初めての人向きということで、ソーセージ入りのスープと、白イチジクが入ったグラタンを勧められるままに頼んだ。
前者のスープはハーブたっぷりで香り豊か、コクも十分ながらしつこくない。さらにソーセージが自然な塩気で美味だった。続いてグラタン。「やや特殊なルートで入手している」という白イチジクの甘酸っぱさと、グラタンのホワイトソースの旨みのバランスが見事だった。
前菜のおかげで良い気分になってきたところに、見た目が黒いカレーが目の前に。一緒にやってきたライスの量がすごい。迫力にやや押されながら、いただきます。
すっと甘みから入り、続いて旨みが広がる。その後を追っかけるようにキレのある辛さも伝わってくる。
この複雑な味わいを実現しているポイントは、牛肉、タマネギ、にんじん、リンゴなどなど多様な食材に、スパイスを合わせた計40数種の素材とのこと。これらを、「炒め、煮込み、寝かせを繰り返してじっくりと7日〜10日かけて熟成させて仕上げた」て引き出すのだそうだ。
このカレーは量がたっぷりあったライスともども、すっとお腹に入ってしまう。不思議だ。すると店主が少し得意そうな、でもくったくのない表情で言う。「煮込みの過程で浮いてきた脂分を取り除いているから、しつこくないんだよ」。なるほど、お見逸れしました。
食後にはお手製のプリンがやってきた。ほろ苦のカラメル・ソースがたまらなく美味しい。しかも、プリンを食べた途端、それまで口の中に残っていたキレのある辛さが嘘のように引いていく。と、またまた店主が得意そうな顔をしている(笑)
コースをすっかり堪能した後は、店主と語らいながらモスコミュールをいただくことに。良質のウォッカとソーダ水、それにライムだけで作るそれは、ジンジャーエールやライムジュースを使うものと全く違うオトナの味だった。
おお、LINOに行かれたんですね。
私の心の故郷です(笑)
私が大好きなマスターは、ちょっとアクが強いので、好みは分かれますけれど…。
はい、ようやく訪問させていただきました〜。
りんすさんがおすすめするお店だけのことはありましたね。
ありがとうございました。
それはまたすごいお話ですね。
(個人情報のような気がしないでもないので、今後ご指摘があった際には削除させていただくかもしれません。ご了承ください)
あの店に居た元ママさんの娘だとすれば、かなりの美人ですな。
LINOのことを以前からご存じなんですね。元ママさんは美人さんだったのですか。拝見してみたかったです(笑)
相変わらずステキなお店でした
大好きな店のナンバーワンです
コメントありがとうございます。10年ぶりのご訪問ですか。洲嵜さんの魅力は健在でしたか。よかったですね(^-^)