葛飾区お花茶屋1-19-8-107 (携帯地図)
Tel:03-3838-2718
予算:780円くらい〜(昼)
味 :★★★★
辛さ:★☆〜★★★☆
量 :★★★
あなたが応援したくなるお店は、どんな良さを備えていますか?
例えば、作り手の顔がよく見えること? お店の雰囲気に手作り感が感じられること? 値段を抑えつつも頑張った料理を出していること? あるいは、他店とはちょっと違うぞという主張が感じられること?
もしこれらが当てはまるようなら、お花茶屋のミラーンにぜひ訪れてほしいな。なにしろ、上記の要素をすべて兼ね備えたお店だから。
ミラーンの店内は、白を基調とした可愛らしいカフェのような造り。どの席からもキッチンで調理する店長さんの姿がよく見える。ホールでは社長さんの姿を見られることもある。ともに女性だ。
カレーのスタイルは南インドを掲げる。お店の雰囲気からは想像しにくい。でも確かに、セット・メニューを注文するとラッサム(南インドでポピュラーな酸味のあるスープ)が付いてくる。主張が感じられるよね。
主張と言えば、土日・祝日限定ながら、インド風炊き込みご飯の「ビリヤニセット」(780円)を用意するのもそうだろう。僕はこのビリヤニセットに、200円を足してミニサイズの「海老カシューナッツカレー」を付けてもらった。1000円以内にしては充実している。店長さん曰く、「お花茶屋価格で頑張っています」とのこと。
ちなみに、ビリヤニと言っても注文を受けてから釜で炊きあげる本式のものではない。だからさほど待つことなく一式がやってくる。それでも、お店ならではの工夫が十分に感じられる一品だ。
まずは褐色のビリヤニから味わってみよう。うん、ほどよいスパイシーさだ。カレーリーフとホールのカルダモンが目に付く。ほかにアーモンドやカシューナッツも炊き込みご飯の上に散りばめられていて、味に時折変化を付けてくれる。
続いて海老のカシューナッツカレーを楽しむ。その名のとおりカシューナッツ・ペーストをふんだんに使っており、クリーミーでコクたっぷりの仕上がり。これだけでは食べ進むうちにくどく感じられそうだ。そこでチリを軽く利かせ、うまくまとめてある。
ラッサムもうまく雰囲気を出していた。やや辛さを抑えているものの、カレーリーフの香りとタマリンドなどによる酸味が心地よかった。満足度の高い食事にありつけた。
気分が良かったので、食後に「チャイ」(380円)を注文した。ミルク分が濃いめだったこともあり、現地風にたっぷり砂糖を入れて飲むと、インド現地のチャイに近い味わいに。おいしかった。
んなことはさておきまして、
≪もしこれらが当てはまるようなら≫
いいなあ、この大雑把(?)な振り。www
リポート本文読んでて一番笑っちゃったツボ!でもありました。
カシュナッツの「果肉」部分、食べたことありますか?ありゃお世辞にも「まいうー」とは言えない味でしたよ〜〜〜^^;@南印度。
カシューナッツの果肉は味わった経験がありませね。お世辞にもおいしくないのですか。それはなおさら1回味見してみたいですね〜。たぶん1回だけで「もう結構です」となりそうですが(^_^;)
ジュースでしか飲んだことないです、カシュー。
はじめは「なんだこれ?」と思ったけれど、
飲み続けるとあっさりしていながらも
独特のくせのあるところに嵌ってしまい、
今でもたまにブラジル食材とかを扱っている
ところにいったりすると、このジュースを
探しちゃいます。
私にとっては懐かしの味ですね。
カシューのジュースのお話、ありがとうございます。そうですね、カシューのジュースはココナッツ・ジュースに似て飲みやすかった記憶が僕にもあります。