2007年12月12日

おまけ神奈川1 アルペンジロー(横浜:伊勢佐木長者町・阪東橋)

釜飯横浜カリー アルペンジロー

横浜市中区弥生町3-26携帯地図

Tel:045-261-4307

予算:2000円〜(夜)
味 :★★★★☆
辛さ:★★☆(富士山)
量 :★★★


たかがカレー、されどカレー。

「横浜カリー アルペンジロー」のカレー、もといカリーを表現するなら、冒頭の言葉ほどしっくりくるものはない。どこまで頑張ってもカレーはカレーでしかない。それでも、できるかぎりを尽くして一流料理に仕立ててみせる。そんな思い入れがひしひしと伝わってくるのだ。

しかもアルペンジローの思い入れは、カリーにとどまらない。例えばライスには、わざわざお釜で炊く「かまめし」(250gで500円)を用意する。その姿勢、気に入った。だから僕もあえてお釜の写真から紹介しよう。

にぎやかな野菜サラダSかまめしは電気釜で炊いたご飯とは違う、独特の旨みを楽しめる。塩だけで軽く茶碗一杯いけてしまうほど。当然、お店も心得ている。室戸産の海洋深層水から抽出した塩を用意しており、「カリーとあわせる前に、塩と一緒にごはんを味見してください」と教えてくれる。

…と、ごはんだけで話題が続いてしまうけれど、そろそろカリーに移ろう。牛、豚、鶏、海の幸、野菜など具材の違いでメニューを充実させている。僕は、数量限定の「野菜カリー」(1580円)を注文した。ちなみに、ビーフよりも高い。いったいどんな野菜が出てくるのやら(^_^;)

カリーの到着、かまめしの炊きあがりとも結構な時間がかかる。何かしら前菜をつまんで、ゆったりと待ちたいところ。僕は「にぎやかな野菜サラダ」のSサイズ(600円)を頼んだ。Sサイズながらなかなかの量で、食べ応えがあった。

サラダを食べ終えてからもう少しだけ待つと、お釜を熱する火がついに消えた。このタイミングにぴったりと合わせる形で、野菜がてんこ盛りになったカリーの器をホール担当のおねえさんが持ってきてくれた。


野菜カリー(数量限定)いただきますの前に、ホール担当のおねえさんの説明を聞こう。「当店のカリーは小麦粉を使っていませんから、ライスにはかけず、カリーとライスそれぞれを、別々に口に運んでください」。では、説明どおりの作法でカリーを味わってみよう。

ああ、ジーンとくる旨みがたまらない。

サラサラとしたソースながら、出汁が利いてカレーらしい旨みを存分に味わえる。すっきりとした辛さと、タマネギやチャツネによると思われる自然な甘みが特徴的だ。他店にもありそうだけど、実際にはなかなか出会わない。オリジナル性は高い。

ライスとの相性も抜群、というか塩だけで味わえるかまめしとの組み合わせ、おいしくないわけがない。

野菜はアスパラガス、インゲン、カリフラワー、ジャガイモ、トウモロコシ、ニンジン、マッシュルームなど。それぞれに丁寧な調理が施されていた。例えばニンジンなら素材の甘さを十分すぎるほど引き出してあり、ジャガイモはほどよく柔らかく、しかも形が全く崩れていないという、絶妙の熱の通し方だった。

量はさほど多くないはずだけど、食べ終わる頃にはすっかり満腹気分になっていた。たぶん、渾身の思いが詰まったカリーやライスだったからだろう。

ちなみにカレーの辛さは、店名のアルペンに習って山の高さで表している。僕は下から2番目の富士山にしたけれど、辛党のあなたはエベレストあたりからいかがでしょう?

posted by たあぼう at 21:00 | Comment(7) | TrackBack(1) | 神奈川
この記事へのコメント
大きめの野菜がとても美味しそうですね。

是非辛口に登って見たいと思います。
Posted by かりん☆ at 2007年12月12日 22:20
ずいぶん長いこと行ってませんが、いい店ですよね。
僕が食べたときはお釜のごはんはなかったと思いますので、あの赤い飯盒のごはんのイメージが強いですね、ここの店は。
ぜひ再訪して、お釜で炊いたごはんを味わってみたいと思います。あとは未踏破の天国も(笑)。
Posted by びっぐ at 2007年12月12日 23:13
>かりん☆さん

かりん☆さんの場合はエベレストといわず、びっぐさんが仰っている「天国」から登り始めていいかもしれません。お店の方は止めに入りますけれど、きっと大丈夫でしょう(笑)

>びっぐさん

仰るとおり、文章量を減らすために割愛したのですが、赤い飯盒に盛られてくる通常のライスの方がよく知られていますよね。フォローありがとうございます。

以前とは多少メニュー体系が変わったと思います。よかったら再訪してみてください。
Posted by たあぼう at 2007年12月13日 09:23
とても気になるのですが、
一度も行けてません・・・。
今年は結構横浜にいったはずなんですが。

特にこの野菜は圧巻ですね。
来年の目標にしたいと思うお店です。
Posted by samurai at 2007年12月13日 22:44
samuraiさん

20年の伝統を持つカリーそのものも食べ応えがあると思います。来年、samuraiさんのご感想を楽しみにしておきますね(笑)
Posted by たあぼう at 2007年12月15日 03:50
ご飯にこだわりを持つ店は魅力的です。
インド料理だタイ料理だが好きなボクですが、やっぱり米食いのようでして、、、
おいしいご飯にあたると快哉を叫びたくなります。
Posted by はぴい at 2007年12月18日 12:46
はぴいさん

なんだかんだ言っても、お米育ちの日本人ということですかね。僕も白飯だけをそのまま食べるのが好きで、「おかずも食べなさい」と親によく叱られていました(^_^;)
Posted by たあぼう at 2007年12月20日 01:39
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アルペンジロー@伊勢佐木長者町
Excerpt: 永らく横浜に住んでいて、この店はなぜか行きそびれていた。以前には横浜駅の岡田屋モアーズ上階や浜スタの近くにも支店があったのだが、気が付いたらなくなって本店のみとなっていた。この本店はどの駅からも徒歩で..
Weblog: MusicArena
Tracked: 2009-06-06 21:19

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