
京都市上京区下立売通大宮西入浮田町613
(携帯地図)
Tel:075-371-7321
予算:700円くらい〜
味 :★★★☆
辛さ:★★
量 :★★★★
炒飯+カレー+カツ。おうちで思いついても作らなさそうな、豪快な組み合わせを名物とする洋食屋さんが京都にある。お店の名前はキッチン・ゴン、名物料理は「ピネライス」という。
場所はなかなか説明しにくいところにある。京都駅からであれば、立命館大学行きの50番のバスに乗り(9番でも可)、堀川下立売バス停で下車。下立売通りを西に歩くと、しばらくして見付かる。

僕の注文はもちろんピネライス…なんだけど、カツの肉の種類やその上にかかるソースの違いなどによってバリエーションがある。今回はガーリックを加えた「ガーリックピネライス」、通称ガーピネをビーフカツ、カレー・ソースで食べることにした。お値段は1100円なり。ほかに豚肉を選んだり、ハヤシライスのソースをかけたりもできる。
注文を受けてから炒飯を作り、カツを揚げているらしく、料理が来るまでに結構な時間がかかった。時間に余裕がない方は注意したい。いい加減待ちくたびれたな、と思ったころについにやってきた。いやあ、見た目から豪快だ。
いただきます。うん、これは食べ応えがある。炒飯が大盛りなところに、カツが載っているのだから。
味の面でも、さりげなくレベルが高い。カレー、炒飯、カツを単品で見ていくと、「どれもおうちで作れそう」と思うかもしれない。でもよぉく味わうと、カレー・ソースにはキリッとした旨みがあり、炒飯はパラッと、カツの衣はうすーく仕上がっているのだ。
そしてこれら3種の個性を打ち消しあわないように、洋食屋さんらしく品良くまとめている。このまとめるテクニックと、ボリューム感が、ピネライスの醍醐味なんだろうな。