京都市下京区烏丸通塩小路下ル
東塩小路町902 (携帯地図)
Tel:075-343-3222
予算:950円〜(カレー)
味 :★★★☆
辛さ:★★★
量 :★★★
京都で一番古い洋食屋さんは、北山にあるキャピタル東洋亭だそうだ。誕生は1897年というから、100年以上の歴史があることになる。お店側もそれを強く意識していて、「百年洋食」を看板に掲げている。
その東洋亭の支店が、京都駅前の地下街「ポルタ」にある。「カフェグリル東洋亭」だ。歴史ある洋食屋さんといっても格式張っておらず、気軽に入れる雰囲気なのが嬉しい。僕はもちろんカレーライスを目当てで訪れた。
カレーの名前は「百年カレー」(950円)。100年と聞くと、よく言えばハイカラ、悪く言えば現代の味覚には合わない味付けを想像するかもしれない。でも、ご安心を。カフェグリル東洋亭のカレーは現代的な味わいだ。昔からあったとしても、相当なブラッシュアップを経て現在のメニューとなっているはず。
僕が訪れた15〜17時までの時間帯は、トマトサラダと、コーヒーまたは紅茶がセットになっている。このトマトサラダがなかなかの一品だ。トマト自体の軽い甘みとドレッシングのバランスが良く、果物感覚で楽しめる。トマトを食べることで、カレーへの期待感も一段と高まるはず。
トマトを食べ終え、さらにしばらく待つと百年カレーがやってくる。まずはカレー・ソースをスプーンですくってみよう。意外にも小麦粉を使っていないサラサラなソースだ。この点で、おうちのカレーとは一線を画している。
といって、小麦粉を使わないインド風カレーとは味付けが異なる。むしろ洋食屋さんのカレーらしい、しっかりと旨みを出すタイプとなっている。辛さは100年前の日本人には食べられなかったのでは、と思う現代的な辛口。カレーを食べまくっている人は別として、一般の人には十分スパイシーだろう。
お店ならではの味を作り出している一皿と言える。出張帰りの前にちょいと味わえる場所なのがうれしいよね。
おいしそうなので是非とも食べにいってみたい
と思います♪
コメントありがとうございます。京都でカレーのプロジェクトをされているのですか〜。企画が当たるといいですね。