港区東麻布3-4-17 (携帯地図)
Tel:03-3583-7054
予算:700円くらい〜(昼)
味 :★★★☆
辛さ:★★
量 :★★☆
ホフディランの小宮山雄飛さんが、代々木上原のcoffee prahaを訪問して「オイルサーディンとトマトの焼きカレー」を召し上がったそうだ。関連して拙ブログも紹介してくださりました。ありがとうございます。
お礼代わりに、小野員裕さん(カレー評論家)との座談会で小宮山さんに教わったお店を取り上げてみたい。麻布十番の洋食屋さんの大越である。1963年に創業以来、気取らずに楽しめる洋食をずっと提供しているお店なのだそう。
大越の名物の一つは、小宮山さんが紹介された「ミカライス」(700円)。何かというと、ミートソースとカレーの合いがけをしたライスのこと。ミートの「ミ」、カレーの「カ」を取って、ミカライスと名づけたわけだ。僕の注文はこれで決まり。
ちなみに、常連のお客さんは凝った注文をしているらしい。例えば小宮山さんが兄貴分として慕っていらっしゃる小山薫堂さんは、「ミカライスのスパゲティ・バージョン」をよく食べるそう。ライスの代わりにスパゲティで楽しむというわけだ。
などと言っている合間に、ミカライスがやってきましたよ。たしかに、ミートソースとカレーがご飯の上に仲良くかかっているね。いただきます。
うん、小宮山さんが仰っていたとおり、とにかくミートソースがおいしいんである。
このミートソース、よくある酸味が強いタイプを想像しながら食べると意表を突かれる。デミグラス・ソースか、酸味が少なめのハヤシライスのソースのような印象を受けるからだ。ひき肉の旨みを上手に引き出すソースなのだった。
個性豊かなミートソースと比べると、カレーの主張はおとなしめかな(^_^;) オーソドックスなおうちのカレー風である。もっとも、もっさり感が少ないので、僕にとっては食べやすいタイプだった。
広尾のプリヤに続き、この日も同行してくれたグルメさんは定食メニューを注文していた。定食もさりげない美味しさだったようで、「また通いたい」(グルメさん)。良いお店を知ることができました。小宮山さん、ありがとうございます。
ちなみに、白金高輪のレストラン大越は双子のご兄弟がやっているお店とのこと。
二月から職場がこの近くに移るので、
速攻で行かせていただきたいと思います!!
去年の秋頃までしばらく改装中でしたね。
自分はびっぐさんの記事の影響でカツカレーばかり食べていましたが、これは食べる必要ありますね。
麻布十番周辺でお勤めですか。きっと開拓しがいがありますよ。
>辛党さん
そうそう、改装されてあか抜けた雰囲気になっています。お客さんは「昔からの常連さんなんだろうな」という風情の方が多かったです。