2008年01月19日

おすすめその576 curva(有楽町・日比谷)

幻の銀座きひろカレーバルテリア curva(クルバ)

千代田区丸の内3-1-1 国際ビルB1F
携帯地図

Tel:03-5208-5011

予算:780円くらい〜(昼)
味 :★★★★
辛さ:★★★
量 :★★★


他の方のブログを参考に訪れた2軒目のお店は、丸の内の国際ビルヂング地下の飲食店フロア「クニギワ」に入っている「バルテリア curva」(クルバ)。エスニカンさんの「毎日カレーとタイ料理」や、辛党さんの「辛くできますか」を拝見した。

国際ビルの階段を下りるとすぐ目に付く場所にあるクルバは、クニギワの仕掛け役であるバルニバービの直営店。プロデューサーが一番いい場所を取っているわけですな…(^_^;)

もっともこの程度の皮肉は、バルニバービの佐藤裕久社長には歯牙にもかけられないだろう。とにかくパワフルな方で、経歴が奮っている。

大学で二度留年して退学し、アパレル会社に潜り込む。配属先の厳しい環境にめげずに頭角を現し、24歳で社長に就任する。と思ったら取引先の倒産に巻き込まれて会社を手放す羽目に。膨大な借金だけが残ったものの歯を食いしばり、南船場でカフェを立ち上げて大成功。そして、フード・ビジネスを一気に拡大させたそうな。

こんなトップがいる会社が営むお店という先入観のためだろうか、クルバからはオサレさだけでなく、強い熱気まで感じられた。さらにカレーのメニューにも、「プロヴァンス」などの横文字がいっぱい並んでいて、英語が苦手な僕は気圧され気味になってしまった(^_^;)

そんな中に、横文字が少なくてほっとできるメニューが一つあった。「幻の銀座きひろカレー」(850円)である。シェフがかつて銀座で営んでいた「きひろ」というお店で出していた、個性的なカレーを再現したものだ。きひろに頻繁に訪れていたエスニカンさんたちの要望がかない、1日10食限定ながら常設メニューに入ったようだ。

注文してから少し待つと、注文したカレーがやってきた。外見もきひろ時代のそれとよく似ている。きひろファンの方なら嬉しいだろうね。いただきます。

評判どおり、個性的かつ品の良い味わいのカレーだ。

カレー・ソースは小麦粉を加えずに仕上げているサラサラなタイプ。野菜や果物から出していると思われる、自然かつ軽い甘みに特徴があるな…

などと思っていると、今度は「僕らを忘れるな」と言わんばかりにスパイスたちが一斉に主張し出す。ほどなくして旨みとシャープな辛さによる合奏が始まった。

この合奏、それぞれのパートが個性を主張しながらも、最後までバランスが崩れなかった。感心しながら食べているうちに、気が付けばお皿からカレー・ソースとライスがなくなっていた。



posted by たあぼう at 21:30 | Comment(11) | TrackBack(0) | 〃(大手町/丸の内/有楽町)
この記事へのコメント
こんばんは。

あぁ、以前きひろカレー限定ウィークの土曜に訪問して、
思いきり空振りましたm(_ _;)m
結果的にグルガオンに行けたので良かったのですが。
ここは今年リベンジしなければいけないお店ですハイ。

それでは、失礼しました。
Posted by USHIZO at 2008年01月20日 17:50
おぉ、きひろに!

こちらの欧風とも和風とも言いがたい
オリジナルの味は、独特ですね!

自然の味わいもさることながら、
その後にくるスパイシーさがいいですね。
常設メニューになってすごくよかったです!
Posted by samurai at 2008年01月21日 01:50
>USHIZOさん

ふられたのは残念でしたね。新宿周辺に力を入れるUSHIZOさんには、やや訪れにくい場所かもしれませんが、再訪がかなうといいですね。

銀座一丁目のグルガオン(http://love-curry.seesaa.net/article/842841.html)も、人気がありますよね。拙ブログのページビュー・ランキングの常連になっています。

>samuraiさん

仰るとおり、シェフならではの個性的な味わいのカレーを作り上げていますね。カレー好きが感銘を受けやすいカレーだと思いました。
Posted by たあぼう at 2008年01月21日 21:34
クルバにご訪問でしたね!
自分としては、スパイスの感じが、西洋の肉料理も昔から好きだった者に親しみのあるソースの感じなんですよね。
作り方だけでなく、スパイスが明らかにデリーなどと違う気がしますね。
Posted by 辛党 at 2008年01月24日 01:26
こんにちは。

クルバさん、初めて伺いました。
先ずは、お店の作りに目が行きました。
場所がそぐえば良いと思いますが、あの場所ではなかなか微妙なデザインかも・・・。
夜に伺うと、全然違う印象なのかしら?

カレーは、仰る通りに非常にまとまりのある上品なお味ですね。
どこかで食べた記憶のあるお味ですが、思い出せずに悩んでいる間にお皿が空になっていました(笑)

この辺りのオフィスビルの地下では、1件だけ昔訪れたカレー屋さんがあります。
有楽町ビルの地下にある「マーブル」というお店です。
私の印象では、築地の中栄さんに良く似たお味だった記憶があります。
メニューにもインドカレーがありましたし、キャベツの千切りも乗っていました。

でも、私はいつもラムカレーをいただいていました。
まだご健在なのでしょうか?


Posted by dolphinkick at 2008年01月24日 19:46
初めて「きひろ」のカレー食べたときはあまりのおいしさに驚き、思わず会計のときに握手しちゃいました。1日10食とはいえレギュラーメニューになったんですね。うれしいです。また寄らないと。
(※大鍋で作っていたときはさらに上の旨さでした。これは火力や付きっきりで鍋をみていたことなのではないかーと思います)
Posted by エスニカン at 2008年01月24日 21:19
>辛党さん

仰るとおり、洋食のソースの作り方に近いのでしょうね。カレー・ソースと呼ぶのがしっくりくる印象を受けました。味の傾向は違いますが、ラ・ソース古賀に通じるものを感じました。

>dolphinkickさん

確かに入っているビルの印象を考えても、お店の造りには少し浮いた印象を受けるかもしれませんね。

マーブルは健在のはずです。お昼時はサラリーマンで賑わっていますよ。僕は半年ほど前に訪れて、ご指摘のインドカレーをいただきました。どんな感想を書いたものか悩ましかったので、まだ紹介はしていません。

>エスニカンさん

思わず握手されるとはすごいですね。感激ぶりがよく分かるエピソードです(笑) ぜひまた訪れてください。
Posted by たあぼう at 2008年01月26日 17:27
ちょうど一年ぶりにあの「きいろ」のカレーに再会できました。かつての「きひろ」そのものの外観ながら、一口目二口目に感じたフルーツ系の甘みは以前とはやや異なる印象でしたが、三口目からのスパイスの感じは「きひろ」以外に何者でもないそれ。古びたビルの地下2階でに構えていた「きひろ」も趣がありましたが、「バルテリア」のトレンディーでオープンな空間で出会うことができました。イヤー感激でした。
Posted by saikai at 2008年02月15日 21:50
saikaiさん

思い入れのある一皿に再会できること、何よりの喜びですよね。お気持ち、よく分かります。これからもぜひ通ってくださいませ。
Posted by たあぼう at 2008年02月17日 21:57
こんにちわ。

先日、たあぼうさんの記事にリンクをさせていただいて、
TBを送ってみたのですが、何度送っても入らないようです。
前にもこんなことがありましたね。

こちらのお店にはきひろカレー以外にこんな背景があった
とは知りませんでした。
それにしても、本当に完成度が高いカレーですよね。
Posted by 超神田っ子 at 2008年05月04日 15:04
超神田っ子さん

curvaに行かれましたか。そして、リンクありがとうございます。

トラックバックの件、すみません。うーん、記事中リンクのある・なしにかかわらず、トラックバックは基本的に受け入れているのですが…。スパム・トラックバックのIPアドレスを禁止したら、たまたま超神田っ子さんに当たってしまったのでしょうか??
Posted by たあぼう at 2008年05月04日 21:27
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