板橋区赤塚2-5-1 (携帯地図)
Tel:03-3930-3726
予算:780円〜850円(カレーうどん)
味 :★★★☆
辛さ:★★☆
量 :★★★
お店の入口にポスターのようなものが貼ってある。見れば、10月8日に放送したばかりの「ぶらり途中下車の旅」で登場し、永島敏行さんが訪れたとのこと。知らなかった、というか番組見てないし。
ここは、讃岐うどん好きの間ではちょっと知られた存在の手打ちうどん屋さん。店名の「おぴっぴ」は、うどんを表す讃岐の赤ちゃん言葉だそうだ。讃岐らしい腰の強いうどんを食べさせてくれるんだけど、実はカレーうどんが評判だったりする。
中に入ると、いかにも人の良さそうなご夫婦が出迎えてくれる。カウンター席に座った僕は早速カレーうどんを注文する。小ライスが付く定食(850円)にしておこうか。
カウンター越しに、ご主人がうどんをゆでている姿がよく見える。その手際の良さに感心していると、「できあがり」というご主人のよく通る声が響いた。あっという間だね。いただきます。
うどんの腰の強さはさすが。丈夫すぎて僕のへたくそな箸裁きではなかなか持ち上がらない(苦笑) もちろん、口に入れれば噛みごたえ十分だ。
カレーつゆは二通りの味を楽しめるようになっている。まずはそのままの味で。少しあんのかかったカレー南蛮らしいつゆだ。ほんのりとした辛みの奧に甘みも感じる。さらに鰹だしで味に奥行きを持たせているのがポイントだ。
この味でも十分にいけるのだけど、二番目の楽しみ方へ。つゆの中に、カレーうどんと一緒に出してくれる粉チーズを振りかけよう。するとカレーつゆが新しい顔を見せる。ぐっとマイルド感が増して、お店が言うところの「ビーフシチューのような味わい」に変ぼうする。
具にすき焼き用の牛肉を使っているのは、このビーフシチューのような味わいとしっくりくるからだろう。そのうえ、定食ではライスでもこのカレーつゆの味が楽しめるわけで、一杯で何倍分もの満足感が得られるうどんなのだった。
美味しかったです、ごはんと一緒にいけるつゆにも感動しました。
1000円以内で収まるのも、学生には嬉しい限りです。
ほんと、ごはんと一緒にいただくのがたまらないですよね。気に入っていただけたようで何よりです。