品川区旗の台2-7-3 (携帯地図)
Tel:03-3787-0591
予算:800円
味 :★★★
辛さ:★★☆
量 :★★★
「すごい」を意味する名古屋弁の「でら」と、手打ちの「打ち」で、でら打ち。その名前のとおり、ものすごいコシが自慢のうどん屋さんだ。旗の台駅の東口から歩いて1分ほどのところにある。
店内はカウンター席が並んでいる。空いている席に座ったら、早速お品書きを見てみよう。「味噌煮込みうどん」や「ころうどん」(愛知で見られる「ぶっかけうどん」)といった、名古屋らしいうどんが目に入ってくる。
これらに加えてもう一つ、定番のメニューがある。そう、カレーうどんだ。しかもオーソドックスな「カレーうどん」だけでなく、冷たいうどんに温かいカレーをかける「冷やあつカレー」(ともに800円)という選択肢まである。「ぶっかけカレーうどん」といったところかな? 僕は後者を注文した。
一般的なうどん屋さんと比べると、ゆで上がるまでにかなり時間がかかる。生麺を使っているためらしい。懐に余裕がある方なら、先におつまみを頼んで待つと良さそうだ。十数分待って、ついに目の前にやってきた。おおっ、麺が太いねえ。
なるほど、評判どおりのコシのすごさ。もちもちで弾力がたっぷりある。これほどのコシのあるうどんは初めてかもしれない。何もかけなくても、このコシとひんやりとした感触だけで、うどんを食べ続けられそうだ。
とはいうものの、カレーのことも語らなければこのブログらしくないよね。おうちのカレーの延長線上のタイプだった。味付けは濃いめで、冷たいうどんと一緒に味わうとちょうど良く感じられる。
特徴はとろみがたっぷりと付いていること。「トロッと」よりも「ドロッと」という方が語感としてはしっくりくる。片栗粉によるものなのかな?
とろみの存在感は、うどんのコシとも引けを取らなかった。とろみがあるカレーが好きなあなたなら、きっとはまるんじゃないかな。
ところで「でら」とはどこぞの方言か何かなんですか?初耳よー。w