大田区北千束3-26-12 諸星ビルB1
(携帯地図)
Tel:03-6410-6424
予算:756円〜(夜)
味 :★★★
辛さ:★★☆(ダルカレー)
量 :★★★
渡されたメニューを見て、目を見開いた。「これ、安すぎやしませんか?」と。ディナーなのに、カレーは525円からで、最も高いものでも819円。ナンまたはライスを合わせても1000円行くかどうかだ。
ここは、大岡山駅近くのビル地下にあるシッダールタ。ネパール人が営むインド/ネパール料理店で、コスト・パフォーマンスが高さが際立っている。カレー以外のドリンクやサイドメニューも概して安い。近くの東京工業大学に通う学生さんにも食べてもらおうという狙いだろうか。
せっかくだから単品で注文してみようか。そう考えた僕は、「ダルカレー」(豆のカレー、525円)と「ライス」(231円)、「トマトスープ」(262円)、「モンモ」(ネパール風餃子=拙ブログでは主にモモと記しています、504円)を注文した。これだけ頼んでも1522円で済む。
シッダールタの安さは、インド系の人々にも広まっているのかな。先客にはインド系の団体さん8人組などがいた。彼らの威勢良く盛り上がっている様子を眺めつつ、熱くてクリーミーで甘いトマトスープをすすっていると、ダルカレーとライス、モンモが一気にやってきた。いただきます。
おお、値段の割にちゃんとしているね。抜群においしいというわけじゃないけれど、十分に納得できる水準だと思う。
ダルカレーは、豆がさほど煮崩れていないインド風だった。安くてもボリュームは十分にある。油がやや多かったのか、僕にはむしろ多すぎると感じられたくらいだ。このカレーをかけるライスは香り米だった。頑張っているじゃないですか。
モンモは皮の包み方が少しいい加減で、形が崩れているものが目に付いた。とは言え、中身はちゃんと詰まっている。見た目にこだわらない方なら全く問題ないだろう。
すべてを平らげたころには、すっかり満腹になった。この値段がいつまで続くのかは分からないけれど、コスト・パフォーマンス重視の方はぜひ知っておきたいお店だ。