
大田区西蒲田7-16-1 (携帯地図)
Tel:03-3738-1902
予算:1000円
味 :★★★
辛さ:★★☆
量 :★★★☆
「ニセモノの良心」というブログをつづる孝好さんのお誘いを受けて、渋谷でお酒を酌み交わしてきた。孝好さんのほかに、音楽ジャーナリストの津田大介さん、マイクロソフトの大野元久さん、「半可思惟」というブログの作者であるinflorescenciaさんがいらした。
何が主題の会だったかは孝好さんの記事からご想像いただくとして、その2次会で話題に上がったのが、今回取り上げるインディアンである。津田さんは神保町で働いていたことがあり、おかげでカレーにも造詣が深い。他の方に申し訳ないと思いつつ、一時このお店の話で盛り上がってしまった。
インディアンは「武田流古式カレーライスと支那そばの店」という何やら仰々しいキャッチコピーを掲げる。ご主人は御年80歳を越えるお爺さまだ。コピーどおり独特のカレーと支那そばが名物で、常連さんから熱狂的な支持を集めている。
常連さんは、支那そばと半カレーのセットを注文する。今回は支那そばまで食べたい気分ではなかったため、単品の「最高級カレーライス」(1000円)を注文した。最高級でも1000円。良心的だよね(笑)
カレーが届くまでの間、店内を見渡すとしよう。壁に貼ってあるメニューに添えられた、ご主人の文章が秀逸だ。曰く、当店よりもおいしいカレーを出すお店があったら教えてください、勉強に参ります。80歳を過ぎても勉強しようという心意気は立派だ。
お、カレーがやってきた。ごらんのとおり、カレーソースが黒々としているところが特徴的だ。いただきます。
うん、やはり独特の味だ。
カレー・ソースはとろみが強く、「トロッと」というよりも「ドロッと」が語感としては近い。これを口に運ぶと、軽い苦みとほのかな甘みが広がる。この甘み、渋谷のムルギーに少し似ているかな。昔からあるカレーの、方向性の一つなのだろうか。
一皿の分量は僕にはやや多く感じられた。もっとも、他店に比べ激しく大盛りではない。たぶん、カレー・ソースにいろいろなものが詰まったような重量感があるからだろう。その意味では、半カレーが良い頃合いなのかもしれない。支那そばとのセットを頼むべきだったか(^_^;)
カレーの脇に添えられたチャーシューとゆで卵は、支那そばと共通のもの。チャーシューはそのまま食べると少し塩気がきつく感じられるので、カレー・ソースと絡めて食べるといいだろう。
■関連情報
ご主人のご兄弟などが、蒲田や王子で姉妹店を開いている。
インディアン蒲田西口店
大田区西蒲田7-63-10
Tel:03-3734-1775
インデアン(王子神谷)
北区豊島3-14-11
Tel:03-3919-7070
独特の苦味のあるカレーでしたね〜。
味を忘れてきたので、
もう一度いってみようと思います。
いつの間にか、王子にも出来たんですね。
おいしそうですよねぇ。東京出張の際はかなりの割合で神保町には行くので、次の機会に行ってみます!
そうそう、他店とは比べにくい独特の味ですね(^_^;) 機会があれば再訪してみてください。
>孝好さん
黒いでしょう? ドロッとしていて濃いぃ感じです。お店の雰囲気も濃いめです。
って、未だに行って無いので、話にならないんすけどw。
最近は、タイ料理しか目に入って無いんで、
なかなか難しいとは思いますが、
できるだけ近いうちに行きたいと思ってます。
お返事が遅くなりまして恐縮です。タイ料理も奥が深いのでしょうね。何かのご用でお近くを訪れた時に、ぜひ思い出してください。