港区新橋3-8-8 (携帯地図)
Tel:03-5425-2371
予算:790円
味 :★★★
辛さ:★
量 :★★★
大阪で有名なカレー屋さん。大正時代のモボ・モガ達がハイカラ気分に浸るために食べたという「インデアンカレー」を売りにする。主に大阪でのれん分けやらチェーン展開やらをしていたが、横濱カレーミュージアムに出店以降、着実に関東圏に拡大しつつある。
さて、その名物インデアンカレーは、かなり独特な代物だ。ライスとカレールーが最初から混ざっていて、真ん中の窪地には生卵が落としてある。この窪地に沿うようにウスターソースをさっと一周させ、混ぜ合わせてからいただくのである。
味も見た目と同様に独特。正直な感想は「これもカレーなのか」といったところ。ライスは割と薄味で、油断してウスターソースをかけすぎるとソース・ライスになってしまいそうなくらい。いや美味しいことは美味しいんだけど。
創業以来同じ味だそうだから、僕の味覚に新鮮なんだろう。ここ新橋店はお店の内装・外装も大正を意識した雰囲気なので、モボ・モガ気分を仮想体験するにはもってこいかも。
このお店の影響力の大きさを示したこんな話を聞いたことがある。インド料理屋さんにやってきた年輩のお客さんが「兄ちゃん、ソースどこ?」 置いていないと答えると、「カレー屋のくせにソース置いてないんか。アホか!」……だそうですよ。ほんとかどうかは知らないけれど。
そうそう、ミムラ主演のドラマ「めだか」のロケ地にもなったらしい。これでますますお客さんが増えるかな?
12月16日追記:
ろびこさんの「どくいちご」からトラックバックをいただいたのでお返ししまーす。