港区新橋6-22-7 (携帯地図)
Tel:03-3431-2122
予算:1200円
味 :★★★☆
辛さ:★★☆
量 :★★★☆
「これは…知らないと入りませんね」
シノギの先輩とお話ししながら、お店の外観を眺めた。目立つ通りにあるわけでなければ、建物が目立つわけでもない。どうみても、ありふれたとんかつ屋さんにしか見えない。
そんなやや失礼な第一印象は、お店の扉を開いた途端に覆された。お昼のピークを過ぎた時間なのに、カウンター、テーブルともぎっしりと埋まっていたからだ。さらに2階にも部屋があるらしく、脱いだ靴がたくさん並んでいた。にぎわっているねえ。
ここは、新橋の南端にある「燕楽」というとんかつ屋さん。柴田書店の「この道ひとすじ食堂街」に取り上げられた一店である。
燕楽を訪れたのはもちろんカレーのため。グルメな先輩とおいしいカツカレーを探そうという話になり、候補の一つとして訪れたのだった。カウンターの上に掛かったメニューを見ると、数々のカツ料理と並んで「カツカレー」(1200円)が確かにあった。
注文を済ませると、厨房を観察する。お客さんが多いから大変そうだ。たくさんの方がせっせとカツを揚げたり、お皿を洗ったりしているけれど、カツカレーの盛り付けとは明らかに違う動きが続く。注文がたまっているんだな。しばらく待った末に、豪快な盛り付けのカツカレーがやってきたのだった。
では、いただきます。なるほど、こうきましたか。
小麦粉たっぷりの、おうちのカレー風の一品だ。オーソドックスな味付けながら、だしのおかげか味に奥行きが感じられる。おうちのカレーが好きな方なら、馴染みやすい一品だと思う。
少し残念なのは、ライスが水分多めでペチャッとしていたこと。もう少し水分が少ない方がカレーには合うと思う。もっとも、カツ丼との相性を優先すると、きっと柔らかめのライスの方が良いのだろう。カレー専門店ではないのだから、仕方ないところかな。
一方、カツは評判どおりのなかなかのおいしさ。衣が上手にさっくりと揚がっており、肉はほどよく弾力がある。その肉を噛むと、旨みが染み出てくるようだ。
…と僕は思ったけれど、グルメな先輩さんの舌を満足させるまでは行かなかった。先輩は平田牧場のブランド豚「平牧三元豚」を使ったカツを何度も食べていらっしゃる。その舌には、肉質にももう一段の進化がほしいとのこと。うーむ、やはりカツカレーは難しい(^_^;)
たあぼうさんの記事でカツカレーが出るのは珍しいですね。
アサノと王ろじくらいしか記憶になかったので、「カツカレー」で
ブログ内検索してみましたら、思った以上に沢山ありました。
というか、カツカレーのカテゴリがあったんですね。
これは失礼しましたm(_ _;)m
モンスナックがヒットしなかったので、改めて
検索しなおしてみて、カツじゃないのを注文されてたんですね、と
思ったりで楽しく拝読しました。
こういう風にデータベースとして、過去記事に
光が当たる機会があるだけでも、十分価値があると
思うんですけど、どうなんですかね?>例の方←粘着質
それでは、失礼しました。
こんばんは。約600分の13ですから、珍しいと感じられるのも当然かと思います。カツカレーについては、なかなか「これだ」と思えるお店を見付けられないせいもあります。
過去の紹介記事に価値を持たせるようにするかどうかは、人それぞれだと思います。ニュース性重視なら、あえて捨てるのも一つの考え方ですしね。
ただ、自身の価値観だけで「つまらない」と発言するのは気を付けたいと思います、はい。
浜松町2丁目6−2の藤和浜松町ビルのB1
「あんた」には、ランチのみ「津軽カレー」があります。うちカレーみたいでおいしいです。
浜松町つながりではジャンカレー(夜は雀荘「要」) の倍満カレーなどもぜひいってみてください。
浜松町周辺の情報、ありがとうございます。あまり縁がなく、決して得意とは言えないエリアのため、大変参考になりましたm(_ _)m