中央区勝どき2-6-2 (携帯地図)
Tel:03-3534-5993
予算:650円くらい〜
味 :★★★★
辛さ:★★☆
量 :★★★
勝どきには、昔ながらの長屋の風情を残した一角がある。長屋の間は2m足らずの細い路地が通っていて、その一つを進んでいくと縄のれんがかかったお店に出くわす。それが洋食屋さんの勝鬨亭だ。
長屋を改造した造りのため、路地の入口からは全く目立たない。近くに住む方か、近隣で働く方でなければ見つけにくいだろう。それでも、お昼時には行列ができるほどの賑わいを見せる。各種の洋食はもちろん、日本風とインド風と複数のカレーを味わえるのが魅力的だからだろう。
首尾良く店内に入れたら、早速メニューの注文に移ろう。カレーは、日本風(650円)、インド風(800円)、スペシャル(ひき肉、800円)などがあった。欲張った僕は、日本風とスペシャルをいっぺんに楽しめる「ハーフ&ハーフ」(850円)を注文した。
調理は基本的にご主人がひとりで担当している。あなたがカウンターに座っていれば、ご主人が複数の注文を効率よくさばく様子がよく見える。その軽やかな姿を見ていれば、目の前に料理が届くまでにかかる結構な時間もきっと飽きないはず。ほら、もうカレー・ソースだけでなくライスも2種類盛り付けられた一品がやってきた。
いただきます。うん、味もそれぞれ頑張っていますよ。
まず日本風は、その名のとおり、おうちのカレーの延長線上にあるタイプだ。ブイヨンを上手に利かせてあるのか、単なる濃い味とは違う、奥行きのある旨みが出ている。
一方のオリジナルはミートソース感覚で、インド風カレーの味を楽しめる。しっとりめのキーマ・カレーが好きという方に味わってほしいな。
カレーだけでなく、2色のライスもよく考えられている。日本風と合わせる白いライスは、あくまで日本的なしっとりとした炊き具合。一方、黄色いライスは炒飯のようにパラッとした仕上がりで、ひき肉との相性が抜群だ。あえて組み合わせを変えて食べてみるのも面白い。
いやはや、この2種類を楽しめて850円はかなり安い。近場にあれば何度となく通いたくなるお店だ。
勝鬨亭が出てくるなんて驚きですっ。
どうやってお知りになるんですか?
こちらのお店は昔からよく行くお店です。
ランチはホントに混んでしまうので、比較的夜伺うことが多いです。
というより、昼間は地理的に難しいのですが。
なかでも、ポークガーリックはお奨めです。
生姜焼きのにんにく版で、お肉の厚みは三倍ほどあります。それが三枚もっ。
同伴者と色々頼んで取り分けますので、安心して頼んでしまいます(笑)。
ちなみに、鮪頬肉版も登場することがあり、こちらはさらに美味ですっ!
にんにくだれはご主人特製で、作りだめされてじっくり寝かされているので、旨味成分が熟成されているのでしょう。
そして欠かせないのが、ちょっと物足りない時に丁度よい、カレールーだけの小サイズです。
私はいつもインド風をお願いします。
たっぷりの刻みたまねぎがコクを出している、サラサラタイプのルーです。
しっかりとスパイス感も辛さもあり、締めにサラサラっと食べるのがいつの間にか習慣づいてしまいました。
勝鬨亭の登場嬉しさに、つい興奮気味にコメントさせていただきました(笑)。
いつもコメントありがとうございます。
勝鬨亭は以前からずっと興味があったお店なんです。あいにく、勝どき周辺に訪れる用事がないために、ずっと取り上げられずにいましたが。
dolphinkickさんも本当に多くのお店をご存じですね。しかもカレー以外のおすすめ料理もちゃんと把握していらっしゃる。ブログなどで執筆されていたら、かなりの人気を集められてもおかしくないと思います(^-^)
嬉しいお言葉ありがとうございます。
ブログですか…
私の場合、自分の想いを綴る日記の様な感覚で、たあぼうさんにお話ししている、このスタンスだからこそ、素直に楽しくコメントできるのだと思います。
前にもお話ししたかと思いますが、
情報を受け取る方の認識や判断力に絶対的な安心感をもてない今の時代、悲しいかな、ある種一方的な解釈が一人歩きしやすいブログに踏み出すのは恐い、というのが偽らざる気持ちなのです。
自分の判断力を信じて、安心できるスタンスの方々とお話ししていきたい、
これって、とっても大切なこと、そして私自身にとって幸せなことなんです。
返信が遅くなってしまい、すみません。体調を崩すなどでブログから離れていました。
情報の発信側が十分に伝えられていない、受信側が十分に認識できていないというのは、仰るとおりだと思います。
今だから「安心できない」というよりは、昔も伝わっていなかったのだけど、ネットのおかげで、伝わっていないことが見えるようになった、ということかもしれませんね。
個人的にはdolphinkickさんのように良質の情報をお持ちの方は積極的に出してほしいと思っていますが、お気持ちもよく理解できます。今後ともお気軽に書き込んでください。