2008年03月30日

おすすめその597 cafe de 伊万里(吉祥寺)

ドライカレーcafe de 伊万里(カフェ・ド・いまり)

武蔵野市吉祥寺本町1-7-10 西陣ビル2F
携帯地図

Tel:0422-21-8619

予算:788円
味 :★★★☆
辛さ:★★★
量 :★★★


拙ブログでも何度か取り上げてきたように、吉祥寺はカレーを出す個性豊かな喫茶店が多い。くぐつ草しかり、武蔵野文庫しかり。「ワールドワイドカフェ」のOchiさんのご意見に従うと、まめ蔵も喫茶店と呼んでいいのかな。いずれも“ぽっと出”のお店ではなく、20〜30年も営業してきたところがまた素晴らしい。

そんな、吉祥寺に根付く喫茶店の仲間として紹介したいお店がもう一つある。伊万里焼の食器で飲食を楽しめることで有名なcafe de 伊万里である。やはり30年ほど営業しており、創業以来ずっとカレーを提供し続けている。

窓際に飾ってある伊万里焼さほど広くないお店ながら、食事メニュー、コーヒーなどのドリンク類とも選択肢が豊富にあった。カレーはチキン、ポーク、ドライの3種類で、どれも788円。僕はその中から「ドライカレー」を注文した。

注文を待つ時間は、窓際に飾ってある立派な伊万里焼の器を鑑賞していよう。かなり大きな器があって圧倒される。すごいもの作るなあ…と感心していると、カレーがやってくるのもすぐだ。もちろんカレー、ライス、薬味を盛る器も伊万里焼だ。食べるのに緊張するな(^_^;)

では、いただきます。

うん、今どきのカレーとは違って香りは控えめだな。口に運ぶと、まずタマネギによるものと思われる甘みが伝わってくる。それから徐々に辛さがジワリと利いてくる。日本のカレーらしい、じっくり煮込んだタイプなのだろう。

そう思って何年か前の「東京ウォーカー」を開くと、ベースとなるルーにトマトジュースを注ぎ、水分がなくなるまでじっくり煮込んで作っているとのこと。なるほど、香りは控えめながら、しっかりとした旨みを出しやすい作り方だ。

少し懐かしさを覚える味でいて、それでも他店とは違う個性をしっかりと打ち出していた。風味が物足りないと感じる方は、薬味の粉チーズをたっぷりかけて食べると、ちょうどよくなるはず。

posted by たあぼう at 00:36 | Comment(4) | TrackBack(1) | 武蔵野・三鷹
この記事へのコメント
かなり昔行った覚えがあります。
皿を割らないように気を使いましたww。

カレーは吉祥寺の特色でもある
カフェ系統のカレーでしたね。

最近この横のメキシカン料理屋に行ってしまうことが多々ありますww。
Posted by samurai at 2008年03月30日 22:11
samuraiさん

返信が遅くなってすみません。やっぱりお皿には気を遣いますよね(^_^;)

吉祥寺にもよくいらっしゃるのですか。samuraiさんのお住まいからするとあまりアクセスは良さそうではないので、少し意外でした。

でも、ハモニカ横丁など、面白い場所には事欠かないから訪れてもおかしくはないですかね。
Posted by たあぼう at 2008年04月07日 01:25
吉祥寺は喫茶カレーが主流なんですよね。
実は、、、ボクの弱点なんですが(笑)

それでも食べるとその造りこみに圧倒されることは多いです。
手がかかっているカレーが多いのが吉祥寺喫茶カレーの特徴、でしょうか。
Posted by はぴい at 2008年04月07日 21:58
はぴいさん

はぴいさんは、エスニック料理の方がお得意ですもんね(^_^;) それでも食べようという努力をされていることには感服します。

流行の移り変わりが早い街で、数十年もファンを掴んでいるだけのことはあるカレーですよね。
Posted by たあぼう at 2008年04月13日 23:35
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cafe de 伊万里
Excerpt: カレーがおいしいという噂を聞きつけ、パルコ裏にある、創業28年になる吉祥寺の老舗喫茶「カフェ・ド・伊万里」さんに行ってきました。 イケメンなスタッフさんにお勧めを聞いてポークカレ..
Weblog: 吉祥寺マニア
Tracked: 2009-06-01 21:49

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