札幌市北区北十三条西3 アクロビュー北大前1F
(携帯地図)
Tel:011-737-1600
予算:850円〜
味 :★★★☆
辛さ:★★★
量 :★★★☆
今回の札幌編では、大通公園を挟んで南側のスープカレー店ばかりを訪ねてきた。最後は公園の北側のお店に訪れてみよう。そう考えて、北大生の人気を集めているというピカンティにやってきた。「dancyu」や「Hanako」などのメディアもたびたび紹介してきた有名店だ。
例の「大ざっぱ3分類」(詳細はsoup curry yellowの記事をご参照ください)に当てはめるなら、ピカンティは(2)のマジックスパイス型に該当する。スープの種類が豊富だったり、メニュー名が珍妙だったりと、ネタにしたい要素が多い。
注文方法も独特だ。まずはスープを選ぶ。あっさり系の「開闢」(かいびゃく)と、こってり系に大きく分かれる。こってり系はさらに、曜日などによって5種類ほどバリエーションがある。僕が訪れた月曜日は、「SUMMER IN NEW YORK」だそう。うーむ、どんな味か想像が付かない。でも面白そうだからSUMMER IN NEW YORKにするか。
スープが決まったら、具材選びに移る。ここでも「ジャパ カバブー」とか「高野山たそがれ」など、変わった名前のものばかり。シーフードの気分だった僕は、「ぷりぷり海老の詩7」(950円)というメニューを選んだ。
注文の品が届くまでの間、僕はテーブルに置いてあったスープの系統図とやらを眺めた。その系統図から、SUMMER IN NEW YORKは「黄金の鷲」やら「38億年の風」やらから進化して、できあがったものらしいことが分かった。結局、どんなスープかは分からないままだけど(^_^;)
おっと、スープカレーがやってきた。なるほど、ぷりぷりしていそうな海老が目に付くね。それに器が大きい! 食べごたえがありそうだね。
うん、白濁したスープはかなりの濃い口。若い学生さんや、とんこつラーメンなどのこってり系が好きな方なら、気に入る確率はかなり高いだろう。
僕はおいしいとは思いつつも、器がとにかく大きいため、「飲み続けるのは大変かなぁ」と不安に駆られた。それでも、少し飲むとまた飲みたくなってくる。癖になる味をうまく実現しているわけだ。
具の主役はメニュー名のとおりで、7尾のぷりぷりの海老だ。スープにじっくり浸して食べるもよし、浸さずに食感を大事にして食べるもよしといったところだ。のほか、ナス、ニンジン、ジャガイモ、アスパラガス、パプリカ、うずらの卵などが入っていた。
ボリューム感は十分で、満足の一杯と言える。個人的な好みで言えばもっと薄味の方がよかったので、次回訪れることがあれば、あっさり系の「開闢」スープで頼んでみたい。
旭川市にはインドというスープカリー屋さんがおいしいです!札幌東区のスープカリー横丁にも出店しています↑
コメントありがとうございます。24条近辺に多いんですか。存じませんでした。24条は地下鉄に乗ればすぐですよね。
ガラムマサオの名前も聞いたことがあります。また札幌に行けるチャンスがあったときには、目指してみますね。