
京都市上京区今出川通寺町西入大原口町229 (携帯地図)
Tel:075-222-1574
予算:600円くらい〜
味 :★★★☆
辛さ:★★☆
量 :★★★
ほんやら洞は、同志社大生におなじみ、というよりも京都の多くの大学生におなじみなんだろうか。長い間、学生さんやOBに愛されている喫茶店である。電車の最寄りは出町柳駅だけど、僕は地下鉄の今出川駅から、同志社のキャンパス沿いを歩いて訪問した。
店内は雑然としながらも、どこか懐かしさを感じさせる。ポスターが至る所に貼られているなど、昔ながらの学生街の喫茶店のイメージを保っているからだろうか。東京で言えば、早稲田の周辺か高円寺あたりで出会いそうな場所だ。
バイトなのか、常連客なのか、今ひとつ判然としない女子学生さんと、親しげに話していたおじさんが店主さんらしい。僕の姿に気づくと注文を取りに来た。これまた期待どおりの、昔はヒッピーだったんじゃないかという雰囲気の方である。
カレーは「野菜カレー」や「キーマカレー」があった。どちらも600円と、学生さんでも気軽に払えそうなお値段だ。僕はキーマを注文した。
注文を聞いた店主さんは、年季の入ったキッチンに入ってカレーを作り始める。
しばらく待つと、サラダとカレーが相次いでやってきた。600円でもなかなかボリュームがありますな。いただきます。
なるほど。家庭的で少し懐かしさを覚える優しい味。それでいて古びた印象は受けないようにうまくバランスを取っている。おうちのカレーよりもスパイス感を強めに出しているからだろう。
具はひき肉のほかに、ひよこ豆が入っていた。このひよこ豆が、食感にときおり変化をもたらしてくれたこともあって、最後まで飽きずに食べられた。
お店ならではの味を作っていて、しかもお手頃な値段。お店の雰囲気と相まって、ファンができるのも納得のカレーだった。
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なお、中山ラビさんがオーナーである東京・国分寺のほんやら洞も、姉妹店とのこと。
ほんやら洞(国分寺店)
国分寺市南町2-18-3 (携帯地図)
Tel:042-323-4400
こんなにおいしそうなカレーがあったなんて
知りませんでした!
今度行ったときは、食べてみたいです。
みるところ、ビーフでしょうか?
大学生のお腹を満たすべく大盛りですね(^_^)
この店じゃないけど、当時は、食べ物持ち込み自由の、
飲み屋があったり、
学生にとっては、京都はとても住みやすい街だったっすw。
見た目のボリュームもたっぷりでおいしそうですね。
京都にこんなお店があったのですね!
>sabotenさん
sabotenさんは関西のご出身でしたか。存じませんでした。ご訪問できた際には、ぜひカレーを味わってみてください。仰るとおり、学生さんも納得のボリューム感がありました。
>RAKUさん
おお、RAKUさんもよく通っていらっしゃいましたか。1970年代の開店から今に至るまで、きっと良い雰囲気を残し続けているお店なのでしょうね。
京都で学生時代を過ごしていたら楽しかったんだろうなと僕も思いました。
>かりん☆さん
ゴールデンウィークに京都ですか。気候がよい時期ですし、さぞ楽しまれたのでしょうね〜(^-^)
京都は観光地だけでなく、お店巡りでも探検しがいがある街ですよね。
>ラムさん
ご出産だったのですか。おめでとうございます。神戸から東京へのご帰還、お疲れさまでした。
仰るとおり、国分寺にもほんやら洞がありますね。