福山市霞町1-4-2 (携帯地図)
Tel:084-927-7388
予算:750円くらい〜(夜)
味 :★★★★
辛さ:★★☆
量 :★★★☆
4月20日から、東京以外のカレー屋さんシリーズを十数軒続けてきた。ちょうど1カ月経過したのでひと区切りとしたい。トリを飾るのは、広島県福山市の「あちゃ」というお店。学生時代のゼミ仲間で、現在は福山市民の友人が「評判が良い」と案内してくれた。
店内は、赤銅色の壁にエスニック色の強いタペストリーを飾ってあるなど異国情緒を漂わせる。友人と僕は入口に近い席に確保すると、メニューを眺めた。カレーが主体で、アジア料理も幅広くそろえているね。
種類が豊富で迷うなぁ。まずは店員さんにおすすめを聞いてみようか。すると店員さんは体温の低い声で「うーん、全部ですね」。ははは、そうですか(^_^;) 友人によると、この店員さんはいつもこんな感じらしい。じゃあ自分で気になったものを頼むか。
一つは「ドロカレー(チキン)」(850円)、もう一つは「マサラ焼飯」(750円、キノコ入りは850円)だ。前者は響きの悪い名前だから、後者は12年前の開店当初からあるオリジナル料理と聞いて気になった。これら二つを注文し、友人と分けることにした。
マハラジャビールを傾けつつ、久々に再開した友人と近況やら何やら積もる話をしていたら、料理がやってくるのはあっという間だった。気が付くと、かなりの大きさのお皿が目の前に置かれていた。オムレツが乗っているのがドロカレー、ドライカレーみたいなものがマサラ焼飯である。どちらも個性的な見た目だな。いただきます。
まずはドロカレーから食べてみよう。オムレツの下に、最初から混ざり合ったカレーとライスが隠れている。確かに、泥のように見えなくもない(^_^;)
でも、見た目に気押されず味わってみると、意外にもいける。味付けは洋食屋さんのカレーに近く、軽い酸味を伴っているのが特徴的だ。このカレーがライスと実に良く絡まっていて、すいすいと食べられる。
一方のマサラ焼飯は、香辛料をふんだんに使った炒飯といったところかな。具は卵やピーマン、にんじんなど、炒飯にも良く使われるものが多い。食べ進むと、ホールのクミンの香りが時折パッと広がる。この香りが好きな僕は、思わずにんまりしてしまう。こちらもおいしかった。
どちらも量が多めなので、女性は確実にお腹いっぱいになりそう。男性でも、一皿を一人で食べ続けると、最後の方は少し飽きてしまうかもしれない。もっとも、ドロカレーは時々オムレツと一緒に食べるなどの工夫によって味にアクセントを付けやすい。友達と僕のように二人でシェアできる場合は、全く問題ないだろう。
いやはや、おいしかった。突然訪問したのに相手してくれた友人には感謝感謝です。
話をしながら何気なく観察が行われていたのだなーと(私はカレーの具も値段もさっぱり思い出せません!!)感心してしまいました。
また次回来られることがあれば、新しいところにご案内いたしま〜す
こちらこそ、この間は突然押し掛けたにもかかわらず応対してくださり、ありがとうございました。
具の種類はほら、写真を見れば一目瞭然ですよ(笑)