中野区中央2-1-6 (携帯地図)
Tel:03-3365-1440
予算:750円くらい〜
味 :★★★☆
辛さ:★★☆
量 :★★★☆
中野坂上は青梅街道と山手通りが交差するあたり。これら2本の幹線道路沿いは、カレー屋さんが意外と見当たらない。幸い、通りから1本入ったところにはロッキーというお店がある。土日祝が休業のため、なかなか訪問できずにいたけれど、今回ようやく訪問できた。
ここのカレーは、おばさまの手作りなのかな。家庭的でありながら、他店ではあまり見かけない個性を備えたカレーを出してくれる。僕は「ドライ&オリジナル」(850円)というメニューに注目した。ドライカレーと、お店オリジナルのカレーの合いがけらしい。
では、オリジナルはどんなカレーだろう? おばさまに尋ねると、「新じゃがのカレー」というお答えが返ってきた。じゃ、それ一つください。
注文の品が届くのを待つ間、店内を眺める。1980年代くらいにオープンした喫茶店か小さなレストランが、そのまま年数を重ねたような印象だ。しゃれた雰囲気が感じられるものの、やや古びた感は否めない。ま、歴史を感じさせる味付けと思えばいいかな。
…などと考えていたら、おばさまがカレーを運んできてくれた。おお、ライスの上にカレーがたっぷりとかかっていること! そのほぼ真ん中で、ドライカレーとオリジナルカレーが分かれていた。
では、まずは右側のドライカレーから。へええ、ひき肉も食べ応えあるけれど、それよりもグリンピースの存在感がすごい。スプーンを口に運ぶたびに、たくさんのグリンピースが中に入ってくる。
味付けは、少し昔のおうちのドライカレーに近い。もっとも、昔ながらの喫茶店でよく見られるドライカレーとも違うし、オリジナリティは高い。僕のように食べ歩きまくっている身でも新鮮に感じられる。
もう一方の、新じゃがを使ったオリジナルカレーも面白かった。やはり家庭的でオーソドックスな味ながら、水気の多いカレー・ソースのため、家庭的なカレーにありがちなもっさり感は少ない。時折、新じゃが独特の香りが鼻を刺激して、食欲を増してくれた。
まあ、なんてことのない味と結論を下す方が多いかもしれない。わざわざ中野坂上を訪れる理由になるほどのお店ではない。でも、近くを訪れることがあったら、ふらっと立ち寄ってもいいカレー屋さんなんじゃないかな。
懐かしいです。ピクルス美味しかったなぁ。
斬新ではないけれど、でもオリジナリティがあるというご意見、全く同感です。食べ飽きないから通ってしまう、というのがこのお店のいいところだと思います。
おお、インド料理党のサントーシーさんが通っていらっしゃいましたか。少し意外ですが、それだけ通にも納得のカレーなんですね。
>mckenさん
おお、mckenさんも通われていましたか。意外なお店が盛り上がるものですね。仰るとおり、食べ飽きることのなさそうな味でした。
>海苔助さん
そうそう、お近くに寄ることがあったら、お試し気分で一回ぐらい訪れてください。もちろん、お気に召したら何度でも(笑)
怪しい幻のカレー屋と呼んでましたが、自分の中野坂上の用事が全て土日だったに過ぎないんですね!
それにしても、本当にこの近くにはカレー屋がありませんね。南側は西新宿五丁目にも無く、初台まで行かないと無さそうです。
辛党さんも何度も訪問していらっしゃいましたか。やはりロッキーは遠征組泣かせのカレー屋さんの一つですね。
中野坂上ではかなり貴重なお店だけに、何とか土日営業してもらえないかと無理な願望をしているこのごろです。
ビーフ・ハヤシが昭和な味で、懐かしくなりますね。。。^^
あすこはさほど高くないし量もそこそこで、商売っ気もバリバリじゃない感じしますな。www
そのあたりも昭和のかほりを感じるとこかも。w
たーぼーさんは納豆食べた方がいいよ。
べつに本人言うほどカレーばっかじゃなさそうだし。(爆笑)
納豆ですか。それはまたどうしてでしょう? 温泉宿の朝食などでは喜んで食べていますが。