「NEUTRAL」(ニュートラル)のことです。
最新号の第2号が出たのは11月4日。第1号にいたっては6月ころに出ていた模様。それが、感度の鈍い僕には、今ごろ引っかかったわけです。今ごろ話題にするのはどうかとも思うのです。しかし、どーしても話題にしたいのです。
NEUTRALのキャッチ・コピーは「Travel for life」。旅行がテーマなんですが、そこいらの雑誌とは、ちょいとテイストが違います。例えば第2号の特集は「美女のルーツ」。世界中の美女をこれでもかと集めているのです。
特に感心したのがコーカサス(カフカス)地方の女性を押さえてあったこと。カフカスや小アジア地域は目の覚めるような美人がいるんですよねえ。トルコ系、ペルシャ系、ロシア系など様々な血が混じっているから。
でも、日本ではほとんど認知されていない場所だし、認知されていてもチェチェンなどの危ないイメージだけだったりして。それだけに、こうして取り上げてあることに感動を覚えたのです。
第1号にも感動してしまいました。特集が「美しきイスラムという場所」。イラクやアフガンといった話題の土地だけでなく、モロッコから中国は西安の回族まで、あらゆるイスラムを取り上げています。だいたい、表紙がイエメンのサナアの町並みですよ。いかに世界遺産に登録されている町並みとはいえ、イエメンです。普通の人に伝わるとは思えません。商業誌としては、かなり冒険的な試みでしょう。
そういえば、誌面に登場している芸能人も浅野忠信や麻生久美子など、サブカル色強め。NEUTRALの今後の売れ行きが心配でなりません。
でも、これからも出続けてほしいのです。
ということで、こんな駄文を書き連ねてしまいました。
白夜書房さん、頑張ってください。
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ちなみに、第1号の特集はカレーも取り上げています。みずのじんすけ氏がモデルの清水ゆみとイスラム・カレー談義をしていました。
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11月13日追記:
放浪日記さんにトラックバックさせていただきました。やっぱり旅好きの方の琴線に触れるんですねえ、この本。僕の訪問国はたかだか17カ国(台湾含む)なんですが (^_^;)
11月24日追記:
小鳥(a little bird)さんのところにいっぱいトラックバックが張ってあったので僕も便乗させていただきます。なんとかこのサブカル誌を生き残らせたいのです。
トラックバックありがとうございました。
放浪日記のにいやです。
以前、僕自身旅雑誌の編集をしていたこともあり(残念ながらその雑誌は休刊…)、新しい旅雑誌が出るだけで嬉しいのに、その内容がけっこう僕の琴線に触れるものだったので、このNEUTRALについては楽しんで読んでます。なかなか今のご時世、難しいですけど、本当にがんばってほしいです。周りでNEUTRALを知っている人が少なかったので、トラックバック嬉しかったです。
それと、たあぼうさんのほかの記事も読ませていただきました。カレーの記事の充実っぷりには脱帽です。関東在住ではないので、食べに行けないのが残念です。
ちなみに僕は今、100日連続でカレー(味のもの)を食べ続けるという企画やってます。
けっこう楽しいです。また見てやってください!
コメントお寄せいただきありがとうございます。
100日連続カレープロジェクト、すごいですねえ。
もちろん注目させていただきます。
いつか旅談義もさせていただけないかと。