昨年は体調を崩したり、シノギで責任を問われる役割を務める機会が増えて暇がなくなったり、その他もろもろで、あまりブログを更新できませんでした。新しいカレー屋さんの紹介も大幅に減ってしまい、都内のお店が74店、東京以外の地域が26店です。ぎりぎり100店ですね…。
※なお、選定基準はあくまで「強く印象に残った」です。もちろんカレーのおいしさも大切ですが、それ以外の要素も加味しています。また、僕の印象に残ったお店が、あなたにとってのベストとは限りません。あくまでご参考程度でご覧ください。
【都内編】
1.ケララの風(大森/南インド)
僕がその昔、南インド料理の手ほどきを受けた沼尻匡彦さんが独立して開いた南インド料理店。はずすわけには行きません。それにしても、あのさっくりと揚がったワダ(豆のドーナツ)はおいしかった。
2.レストラン吾妻(本所吾妻橋/欧風カレー)
1913年(大正2年)に創業した吾妻橋の洋食屋さん。素材の良さ、そしてホスピタリティの高さに感服させられます。値段も高いけれど、訪問の価値は十分にあり。僕が手伝わせていただいた角川さんのムック「うまいカレーが食べたい!」にも掲載されました。
3.Cafe de MoMo(牛込柳町・曙橋/インド風カレー)
かつて神宮前で評判を集めた「GHEE」(ギー)そして「Fancied」(ファンシード)のカレーがここに復活! 「ワールドワイドカフェ」のOchiさんと、激辛ビーフカレーを苦しみながら食べました。
4.厳選洋食さくらい(上野広小路・上野御徒町・御徒町/欧風カレー)
あえてリーズナブルな値段の範囲で、食材や味を厳選する――。こんな顧客志向のコンセプトを掲げる、有名な洋食屋さんです。濃厚な旨みと、口の中でぱっと広がるスパイス感が秀逸なカレーを楽しめます。
5.HERBE(中野新橋/欧風カレー)
ディナーの割安なセット・メニューが、望外のおいしさでびっくり。店名のとおり、スパイスだけでなくハーブも多用するカレー、欧風カレー好きのあなたには、ぜひ味わってみてほしいものです。
6.ア・ヴォートル・サンテ・エンドー(東銀座/欧風カレー)
人気ブログ「食い道をゆく」の作者・ヒロキエさんにご案内いただきました。色とりどりのフルーツたちが、絶妙のバランスでカレーになじんでいました。
7.naturaltea cafe(護国寺/インド風カレー)
紅茶を主力とするカフェですが、実はカレーもおいしいのです。派手さこそないものの、毎日でも食べたくなるような味わいなのでした。熱い時期には、食後にフローズンチャイもぜひ。
8.リトルスパイス(吉祥寺/インド風カレー)
評判のとおりおいしいカレーです。でも僕にとってはそれ以上に、3年以上も振られ続けてきて、ついに訪問できた感動が何より大きかったのです(笑)
9.勝鬨亭(勝どき/おうちのカレー風・インド風カレー)
昔ながらの長屋を改造してひっそりと営業する洋食屋さんです。それでも昼時にお客さんが絶えないのは、数種類のおいしいカレーをリーズナブルな値段で味わえることも大きな理由だと思います。
10.TAPiR(新大久保・大久保/インド風カレー)
不思議な素材を使って独創的なインド風カレーを作ってしまうことに、お送り人か魅了されると思います…などと僕が何か言うよりも「CURRY DIARY」のUSHIZOさんが大のお気に入りの1軒として有名ですかね(^_^;)
これまでと比べると、カレーのジャンルが偏ってしまいました。もっともこの1年間は、日本人シェフの手によるカレーが味わえるお店を意識的に多く回ったので、こうした結果が出るのも当然ではあるのですが。続きを読む