2009年07月21日

おすすめその695 ヒマール(中板橋)

ネパリダルバートHimal(ヒマール)中板橋店

板橋区中板橋26-1携帯地図

Tel:03-5375-5044

予算:1500円くらい〜(夜)
味 :★★★☆
辛さ:★★
量 :★★★★


東武東上線の都内の駅で最後まで取り上げていなかった中板橋駅。雨の中をうろうろしているうちに、ネパール居酒屋を掲げるお店Himal(ヒマール)が見つかった。渋谷や赤坂にネパール料理店を展開するMANDARA(マンダラ)グループの姉妹店だそうだ。

場所柄に合わせてか、渋谷のマンダラよりも庶民的な居酒屋さん然としている。入口で靴を脱ぐあたりも和みやすい。メニューは、飲みも食事も両対応できるよう幅広くそろっている。ネパール色はそれほど強くなく、インドカレーのお店と考えてもそれほど違和感はないだろう。

ネパールっぽさを多少味わいたかった僕は、「ネパリ・ダルバート」(1890円)を注文した。ダルバートを直訳すると「豆とライス」。豆スープとライスに、おかず類などを一緒に盛り付けたネパール式の定食である。

このお店のダルバートの内容は、カレー2種類(豆、チキン)、ライス、ナン、サラダ、モモ(ネパール風餃子)2個、デザート、ネパール・ミルクティー。かなり盛りだくさんでしょう?

シェフは一人だけのようで、ダルバートの一式がそろうまでには多少時間がかかる。ドリンクも頼んでおいた方がいいだろう。しばらく待つと、カレーやライスを盛ったプレートが先にやってきた。それから少しして、モモも到着。おかず類が一式そろったところで、いただきます。続きを読む
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2009年06月29日

おすすめその692 タージパレス(ときわ台)

シーフード(ハーフ)とサグパニール(ハーフ)タージパレス

板橋区常盤台2-5-2 常盤台ビル別館
携帯地図

Tel:03-6454-5191

予算:790円〜(昼)、850円〜(夜)
味 :★★★☆
辛さ:★★☆
量 :★★★☆


お気づきの方がいるかもしれないけれど、最近は東武東上線のお店探しにちょっとだけ力を入れている。埼玉県川越市が舞台となっているNHK・朝の連続テレビ小説「つばさ」が放映されている間に、池袋から川越の各駅を開拓できないかな? なんて考えたからだ。

計画もなく始めてみてから気付いたのは、中央線や東急東横線のような人気路線と比べて情報量が絶対的に少ないこと。Google先生も「駅名+カレー」といった安易な検索ではなかなか的確な答えをくれない(^_^;)

ま、そんな時は食べ歩きを始めた昔と同じように自分で歩いて探せばいい。今回のときわ台駅も、放射状になっている駅前の左手、モスバーガーの隣にタージパレスというインド料理店が見付かった。

タージパレスの特徴は、ディナータイムにハーフサイズのカレーを2種類組み合わせて注文できることだ。値段はナンまたはライスが付いて1000円前後。単品で注文するよりも少し割高なだけで2種類のカレーを楽しめる。

意外なことに、ハーフ&ハーフは他のインド料理店ではあまり見かけない。ターリー(インド式定食)なら2種類のカレーを選べることが多いけれど、今度はサラダやタンドリーチキンも付いて、お値段は1500円以上…となりがちだ。カレーだけ食べたい時には、タージパレスの方式はありがたい。

僕はタージパレスのスペシャルという「シーフード」と「サグパニール」(ほうれん草とチーズ)、それにライスを頼んだ。ハーフサイズはどちらも520円なり。

別途注文した「ブルーベリー・ラッシー」(400円)を飲みつつ、カレーのできあがりを待つ。完成したかと思いきや、どうもシェフが注文を聞き間違えたらしく、ホールの方が差し戻している(^_^;) それからまた数分経過して、注文した通りのカレーがそろってやってきた。続きを読む
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2009年06月18日

おすすめその690 ラスナ(東武練馬)

ラスナ・セットRASNA(ラスナ)

板橋区徳丸3-1-26携帯地図

Tel:03-5398-8659

予算:699円〜(昼)、
1200円くらい〜(夜)
味 :★★★☆
辛さ:★★☆
量 :★★★☆


「まだ間に合いますか?」

22時30分。ラスト・オーダーぎりぎりの時刻にビル2Fのお店に飛び込んだ。厨房に立つシェフがにっこりと笑って「ドウゾー」といってくれた。おお、良かった。

ここは、東武東上線の東武練馬駅前、ラスナというインド料理店だ。「モモ」(ネパール風餃子)などを用意していることから、恐らくネパールの方が営んでいるのたろう。お酒とともに盛り上がるお客さん達で賑わっていた。

一人で訪れた僕は入口近くのカウンター席に座らせてもらい、早速メニューを眺める。夜には23種類のカレー、7種類のナンを用意するなど、この界隈ではなかなかの充実ぶり。オーソドックスなカレーから変わり種まで、何人かで訪れると楽しかっただろうな。

少し迷った末に、僕は「ラスナ・セット」(1999円)を注文した。セットの内容は単品で900円以下のカレー2種類に、ナン、ミニサイズのサフランライス、サラダ、小振りのタンドリーチキン1ピース、ドリンクと、盛りだくさんになっている。カレーは「サグパニール」(ほうれん草とチーズ)と「チキンドピアザ」を選んだ。

しばらく待つと、ターリー(定食)皿にカレーなど一式が盛られてやってきた。食べ応えがありそうだね。ほかのお客さんたちが帰り支度を始めたところで店員さんたちに恐縮しつつ、いただきます。続きを読む
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2008年11月24日

おすすめその642 ナン(千川・小竹向原)

マトンサグとターメリックライスインディアンダイニング&バー ナン

板橋区向原2-1-3携帯地図

Tel:03-5995-0074

予算:650円〜(昼)、1200円くらい〜(夜)
味 :★★★☆
辛さ:★★★
量 :★★★★


有楽町線・副都心線の千川駅の周辺も、カレー屋さんを見付けるのに苦労する地域の一つ。そんな場所に、待望のインド料理店が10月に誕生した。ネパール人がオーナーで、お店の名前はナン。ベタで分かりやすいよね(^_^;)

住宅街を相手に良心的な値段で提供しているようだ。夜であれば1200円程度からセット・メニューがある。ただ、10月〜11月中旬にかけてシノギで難題に追われていて解放されたばかりだった僕は、ちょっと奮発したい気分だった。このため、単品にしようと考えた。

まず前菜として「チャナサラダ」(ひよこ豆のサラダ、400円)を注文。カレーは「マトンサグ」(ほうれん草とマトン820円)、それに「ターメリックライス」(250円)を組み合わせてみた。ドリンクは「プレーンラッシー」(250円)を選んだ。

オープンして間もないためだろうか、夜の同店は閑散としていた。ホールの店員さんもまだ日本語、日本人英語とも聞き慣れていないらしい。伝言がうまく行っておらず、シェフがマトンサグではなくマトンマサラを作り始め、慌てて中断していた(^_^;)

まあ、こちらはのんびりと待つとしよう。幸い、先にやってくるラッシーが至極真っ当なできばえで、しかもインド系にしては甘さ控えめ。僕の好みの味わいだったので気分よく待てた。おっと、サラダやカレー、それにまた随分と大盛りのライスがやってきたぞ。続きを読む
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2007年10月20日

おすすめその540 SAI MARKET(小竹向原)

ひよこ豆とレンズ豆のトマトカレーSAI MARKET(サイマーケット)

板橋区小茂根1-9-5携帯地図

Tel:03-5995-2703

予算:950円
味 :★★★★
辛さ:★★☆
量 :★★☆


住んでいる方を除けば、小竹向原って「よし、下車してみようか」と思い立つ駅ではないんじゃないかなぁ。実際、外に出てみても閑静な住宅街が広がっていて、外来者が楽しむ場所はあまりなさそうに見える。

でも例外というのは必ず存在する。サイマーケットはまさに、例外的に外来者が楽しめる場所だろう。特にあなたが健康食としてカレーに注目しているのなら、わざわざ足を向ける価値は十分にある。

サイマーケットの料理の大きな特徴は、健康への配慮が行き届いていること。安全な食材、そして季節感のある食材を選び抜いたメニューが多い。そして、定番メニューの一つとして、カレーが用意してある。

カレーにも選択肢が3種類ほどある。今回、僕が注文したのは「ひよこ豆とレンズ豆のトマトカレー」(950円)。名前のとおりの食材を使ったインド風カレーだ。鮮やかな赤色のカレー・ソースがガラスの器に盛られてやってくる。別のお皿に盛られるライスは玄米だ。いただきます。続きを読む
posted by たあぼう at 23:20 | Comment(6) | TrackBack(0) | 板橋区

2007年05月24日

おすすめその485 SHIBA(板橋・新板橋・下板橋)

ベンガルカレー(中辛)SHIBA

板橋区板橋1-22-6携帯地図

Tel:03-5248-2220

予算:700円くらい〜(昼)、1000円くらい〜(夜)
味 :★★★☆
辛さ:★★★☆
量 :★★★


SHIBAはコルカタ出身のシェフが営むインド料理店。庶民的なたたずまいの板橋界隈らしく、値段はリーズナブル。それでいて丁寧に作ったカレーやベンガル地方の料理を楽しませてくれる。今回はディナーに訪れた。

この日は昼にビュッフェ形式の会食があって、お肉をおなかいっぱい食べたあと。夕食は野菜主体にしようと思い、パコラ(野菜天ぷら、420円)とベンガルカレー(700円)、それにサフランライス(300円)を注文した。ベンガルカレーは、野菜とエビのカレーだそう。辛さを聞かれたため「ベンガル風にして」と頼んでみた。

パコラ店内は草色の壁に開放的な大きい窓、黒塗りの椅子と品良くまとまっている。こてこてのインド料理店とは違って落ち着ける雰囲気をうまく作っている。周辺の家族連れがわいわいと楽しむには、少しオシャレすぎるかもしれない。

まずパコラがやってきた。これは最近食べた中ではピカイチかもしれない。衣が薄く油控えめ、噛めばサクサクッと音を立てる。塩だけでおいしい。この値段でこのできなら、続いてやってきたカレーにも期待して良さそうだ。続きを読む
posted by たあぼう at 00:56 | Comment(2) | TrackBack(0) | 板橋区

2006年10月18日

おすすめその420 インディラ(西台)

チーズカレーインディラ

板橋区高島平1-74-10携帯地図

Tel:03-3936-8969

予算:1330円
味 :★★★☆
辛さ:★★☆(中辛)
量 :★★★


インド風カレーの雄デリーからのれん分けした新川デリーの次は、欧風カレーの雄ボンディのフランチャイズの草分け的存在であるインディラを紹介したい。団地街の入口、高島通り沿いに構える。

神保町のボンディの店内は「欧風」を意識してか、都会的でちょいとすました雰囲気をしている気がする。一方のインディラはもっと庶民的な印象。場所柄だろうか。出迎えてくれたのも、ご近所の方かな?という感じのおばさまお二人だった。

カレーのメニューはほぼボンディのそれと同じかな。ポークやビーフ、チーズなど、どの具を選んでも1330円なり。僕はチーズカレーを注文した。ボンディのときもそうだったけれど、見栄えがいいだろうと思ったため。辛さは中辛にしてみた。

間もなく、ボンディ系欧風カレーではお約束のジャガイモが先にやってきた。その真ん丸の姿を眺めていたら、これまたお約束のバター・ライスとカレーもやってきた。もちろん、バター・ライスには梅干しが添えてある。どこまでもボンディ的だな。チーズカレーの見た目がちょっと寂しいのを除けば(笑)続きを読む
posted by たあぼう at 22:17 | Comment(11) | TrackBack(0) | 板橋区

2006年07月10日

おすすめその380 萬吉禎(下赤塚・西高島平)

残念ながら閉店したそうです。

薬健チーズカレー萬吉禎 華麗の店

板橋区赤塚8-10-2携帯地図

Tel:03-3939-5189

予算:900〜1000円
味 :★★★★
辛さ:★★★
量 :★★★


380は僕にとって少しエポックメイキングな数字。1998年のある日、小野員裕さん(横濱カレーミュージアム顧問)の著書「東京カレー食べつくしガイド104/380店」を書店で手に取った僕は、「380軒も食べ歩いたんだこの人」と、ただただ驚いていた。まさか自分がその数字に到達するとはね…。いっこうに本になる話はないけれど(苦笑)

さて、記念(?)に取り上げる萬吉禎は、東京大仏の近くにある有名なおそば屋さん。敷地内の別の建物で「薬健カレー」を出している。ただし1日限定10食。最寄り駅からは徒歩20分。それらの情報に萎えてずっと訪れずにきた。

しかし今回、お友達から「みんなで食べに行こう」というありがたいお誘いをいただいた。しかも幹事さんは「成増駅前からバス」という楽ちんな手段を見つけてくださっていた。ありがたや。こうして総勢8人で訪れたんである。

お店には予定どおり開店前に到着した。その田舎のおそば屋さんのような佇まいを眺めると、次第に「本当に東京23区内?」という気分に包まれる。店内もブリキのおもちゃなどのレトロな品々があちこちに飾ってあり、なごめる空間となっている。

さて、席に着いたらカレーをの注文である。プレーンのタイプを除くと、事実上「薬健トマトカレー」か「薬健チーズカレー」の2択らしい(どちらも1000円)。先に注文したお友達の間でトマトが優勢だったため、僕はあえてチーズを選んだ。結果、4対4に綺麗に分かれた。

人数が多かったこともあり、カレーの到着までしばし待つことに。その間にお客さんがふたり入ってきた。これで10人。営業終了である。こりゃ予約は必須だな。

なんて話している間に、ついにカレーがやってきました。こりゃすごいな。山盛りのチーズやトマトのおかげで、その下のカレー・ソースが見えない。いただくとしましょう。続きを読む
posted by たあぼう at 20:25 | Comment(15) | TrackBack(1) | 板橋区

2005年10月11日

おすすめその280 おぴっぴ(下赤塚・地下鉄赤塚)

カレーうどん讃岐手打ちうどん おぴっぴ

板橋区赤塚2-5-1携帯地図

Tel:03-3930-3726

予算:780円〜850円(カレーうどん)
味 :★★★☆
辛さ:★★☆
量 :★★★


お店の入口にポスターのようなものが貼ってある。見れば、10月8日に放送したばかりの「ぶらり途中下車の旅」で登場し、永島敏行さんが訪れたとのこと。知らなかった、というか番組見てないし。

ここは、讃岐うどん好きの間ではちょっと知られた存在の手打ちうどん屋さん。店名の「おぴっぴ」は、うどんを表す讃岐の赤ちゃん言葉だそうだ。讃岐らしい腰の強いうどんを食べさせてくれるんだけど、実はカレーうどんが評判だったりする。

中に入ると、いかにも人の良さそうなご夫婦が出迎えてくれる。カウンター席に座った僕は早速カレーうどんを注文する。小ライスが付く定食(850円)にしておこうか。

カウンター越しに、ご主人がうどんをゆでている姿がよく見える。その手際の良さに感心していると、「できあがり」というご主人のよく通る声が響いた。あっという間だね。いただきます。続きを読む
posted by たあぼう at 20:34 | Comment(3) | TrackBack(0) | 板橋区

2005年04月24日

おすすめその181 キッチンホワイト(上板橋)

ドライカレーオムライスキッチンホワイト

板橋区上板橋2-35-13携帯地図

Tel:03-3936-2100

予算:850円
味 :★★★
辛さ:★★☆
量 :★★★


ほんとは川越街道沿いの「ひまわり」というカレー屋さんに行こうと思っていたのだけど、閉店してしまっていた様子。残念。

代わりに選んだのが、上板橋駅のすぐ近くにあるキッチンホワイト。初老の気のよさそうなおじさんが営む洋食屋さんだ。自慢のメニューはクリームコロッケだけど、カレーもいくつかバリエーションを持っている。僕はもちろんカレーを食べることに。

選んだのはドライカレーオムライス(850円)。その名の通りオムライスの中がドライカレーという代物だ。

中途半端な時間に訪れたため客は僕ひとりだけ。それでも、おじさんがのんびりと(丁寧にということにしておこうか)調理しているため、テレビドラマで番組とCMを2〜3回繰り返してからやってきた。さてさて、いただくとしましょう。続きを読む
posted by たあぼう at 22:28 | Comment(0) | TrackBack(0) | 板橋区

2004年09月20日

おすすめその28 マナカマナ(大山)

ネパーリ・ターリマナカマナ

板橋区大山東町59-20携帯地図

Tel:03-5375-6555

予算:790〜3000円(夜)
味 :★★★☆
辛さ:★★(ただしアチャールだけはかなり辛い)
量 :★★★☆


東武東上線の大山駅近くにあるネパール料理店。この界隈ではなかなか名が通っているお店で、平日のランチタイムはかなり混雑するそう。でも3連休最終日の夜に出向く人はさすがに少なかった。途中までは貸し切り状態だったほど。

僕が注文したネパーリ・ターリ(1850円)は、ダル・カレー、野菜のカレー、マトンのタルカリ(おかず)、青菜のタルカリ、サラダ、ライス、ハーフサイズのナン、それに食後のチャイがセットになったメニュー。現地のダルバート(定食)よろしく、まとめてプレートに盛られてやってきた。早速食べてみる。うん、丁寧に作ってあるな。

全般的にマイルドに仕上げながら、クミンやコリアンダーを上手に使うことで味にアクセントを持たせている(例外的にアチャールは辛かった。タマネギの甘みとレモンの酸味が相まって、辛さが際立っていた)。特に気に入ったのはマトンのタルカリ。臭みはかなり抑えてあったから、マトンが嫌いな方もがんばって食べられそうだ。

よくできていたと思うけれど、青菜のタルカリだけは食べにくかったかな。ほうれん草と大根の葉をクミンシードを加えてソテーみたいにしたもので、青臭さ抜群だったからだ。もっとも、これは僕がガキの頃ずっと野菜嫌いだったからという面がある。ほうれん草のソテーが好きなあなたなら、きっと美味しいと思うはずだ。
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posted by たあぼう at 23:45 | Comment(2) | TrackBack(4) | 板橋区

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