2009年06月01日

おすすめその684 根津の谷(根津)

nezunoya.jpg根津の谷

文京区根津1-1-14携帯地図

Tel:03-3823-0030

予算:1000円〜
味 :★★★☆
辛さ:★★☆
量 :★★☆


根津一丁目の交差点からすぐのところに、自然食品や天然石けんを取り扱う「根津の谷」というお店がある。同店でシリアの街アレッポの特産であるオリーブ石けんに出会った僕は「10年前、アレッポのスーク(市場)で1個50円などと交渉したっけ…」などとしばし感慨にふけった。

おっと、今回の目的はアレッポ石けんではなかった。石けんに別れを告げた僕は、お店の奥へと進んだ。根津の谷は食品などを販売するだけでなく、奥のスペースでは玄米や菜食料理のレストランを営業している。そしてメニューの一つとしてカレーを用意しているのだ。

席に腰掛けた僕は早速、ランチ・メニューにあったカレーのセット(1000円)を注文した。自然食品、菜食料理をうたうお店だけあって、吟味した野菜を利用するだけでなく、化学調味料などを一切使わずに仕上げているんだそうで。

注文の品を待つ間にうかがった話からすると、カレー作りにもなかなか自信があるらしい。ルーは市販のものを使わず、一から手作りしているとのこと。まあ、菜食をうたうからには、ラードなどを使っていることも多い業務用のルーなどは下手に利用できない。当然と言えば当然なのだけど、相応に手間がかかるのも確かだ。

などと思いを巡らしているうちに、カレーやサラダを綺麗に盛り付けているお皿が載ったプレートが僕の前にやってきた。いただきます。続きを読む
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2008年09月16日

おすすめその630 厳選洋食さくらい(上野広小路・上野御徒町・御徒町)

ハヤシ&カレーセット厳選洋食さくらい

文京区湯島3-40-7携帯地図

Tel:03-3836-9357

予算:1500円くらい〜
味 :★★★★☆
辛さ:★★★
量 :★★★☆


高級食材を選ぶことが上質のサービスと限らない。あえてリーズナブルな値段の範囲で、食材や味を厳選する――。こんな顧客志向のコンセプトを掲げる洋食屋さんが、御徒町の近くにある。それが厳選洋食さくらいだ。

さくらいは雑居ビルの7〜8Fに入っている。外からは様子を窺い知れないため、「厳選と名乗るくらいだから超高級では…」とか、あるいは逆に「同じビルの他テナントがかなりの庶民派。おいしいんだろうか…」といった具合に不安にかられ、気後れしてもおかしくない。

それでも勇気を出して7Fまでやってきた人は大正解。周辺の雑然とした雰囲気を忘れさせる、洗練された空間が広がっている。といって華美に過ぎることもないため、おいしい料理を訪ねてきた老若男女のお客さんたちで賑わっている。

メニューにはオムレツやハンバーグ、コロッケなど定番の洋食が多数そろう。カレーは基本的にはチキンか野菜の2択となっている。僕のおすすめは、チキンカレーとハヤシライスをそれぞれハーフサイズで味わえるセット。その名も「ハヤシ&カレーセット」(1800円)である。分かりやすいよね。

カレーとハヤシライスが来るまでの間は、お店の名前にふさわしい桜色の紙ナプキンを手元に置き、飲み物なり、おつまみ程度にアラカルトをいただくなりして待つとしよう。お客さんが多いと多少時間がかかるものの、不快になるほどではないはず。

ほら、泡がきめ細やかな「生ビール」(500円)を片手に、ミックスナッツをつまんでいた僕のところにもカレーとハヤシのソースポットがやってきた。うーん、なんとも贅沢に見えるじゃないですか。続きを読む
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2008年08月10日

おすすめその618 naturaltea cafe(護国寺)

地中海野菜カレー(キーマ)naturaltea cafe
(ナチュラルティー・カフェ)


文京区音羽2-2-2 音羽アベニュー1F
携帯地図

Tel:03-6666-8441

予算:800円くらい〜(カレー単品)
味 :★★★★
辛さ:★★☆
量 :★★★


naturaltea cafeは、7月にオープンしたばかりのカフェ。同店のオーナーの金子慎二さんはご実家がかつて狭山茶を扱っていたことから、お茶に対してひとかたならぬ思い入れを持つ。スターバックスなどで修行を積んだ後、独立した。

同店が特に力を入れているのは紅茶。チャイを看板メニューに掲げていることからして珍しい。ストレートティーも充実している。ダージリンやアッサムなどの定番はもちろん、ウバ、ヌワラエリヤ、キャンディといったスリランカの茶葉や、ケニアの茶葉までがそろう。

そんな紅茶と相性の良い食事メニューとして、金子さんが用意しているのが我らがカレーだ。決して片手間程度の作りではなく、無添加の食材を一つひとつの吟味して選んで調理しているという。

naturaltea cafeのカレーは、チキンカレーと豚ひき肉を使ったキーマカレーの2種類に大別できる。これらは肉の種類だけでなく、ベースも異なっているそうだ。さらに数種類のトッピングでメニューに幅を持たせている。

僕が注文したのはキーマベースの「地中海野菜カレー」(830円)。名前のとおり、野菜がたっぷり摂れるメニューという。チャイも一緒に頼んだところ、セット料金が適用されて1030円となった。

スターバックスのように注文と会計を先に済ませ、できあがりを待つスタイルとなっている。しばらくすると「1番の番号札でお待ちの方〜」と呼び出しがかかる。トレイに載ったカレーは期待どおりの鮮やかな見た目。おいしそうだ。続きを読む
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2008年07月23日

おすすめその612 万定フルーツパーラー(東大前・本郷三丁目)

カレーライス万定フルーツパーラー

文京区本郷6-17-1携帯地図

Tel:03-3812-2591

予算:750円
味 :★★★
辛さ:★★
量 :★★★


万定フルーツパーラーは、東京大学の学生さんたちにおなじみの喫茶店の一つ。創業は大正3年(1914年)というから第1次世界大戦の頃になる。元々は店名どおりフルーツパーラーだったそうだけど、現在はジュース類に名残をとどめる程度。むしろ懐かしいカレーライスで知られている。

年季の入った店内に入ったら、まずは入口左脇のレジスターに目を向けよう。これがまた年代物で、昭和9年(1934年)の製造だそうだ。会計時には派手な、でも嫌みではない音を立てて、僕たちを和ませてくれる。

かわいらしい声のおばさまに案内されて席に着いたら、注文に移る。みちろん「カレーライス」(750円)に、後はそうだなぁ…「バナナジュース」(300円)も頼んでみよう。バナナなどのフルーツジュースは注文を受けてから作る生タイプだそうだ。

注文してから少し待つと、まずはバナナジュースが、続いてやや暗褐色な見た目のカレーライスがやってくる。どちらも昔なつかしの雰囲気でいっぱいだ。早速、いただきます。続きを読む
posted by たあぼう at 19:33 | Comment(5) | TrackBack(0) | 文京区

2007年07月01日

おすすめその500! シーズンズ・ビストロ(江戸川橋)

熟成カレー(野菜)Seasons Bistro(シーズンズ・ビストロ)

文京区関口2-10-8携帯地図

Tel:03-3943-2222

予算:3080円〜(カレー+サービス料)
味 :★★★★☆
辛さ:★★☆
量 :★★★


300軒目が資生堂パーラー、400軒目が小川軒と、節目の回に少しばかりお高いお店でカレーを食べてしまった。その影響で「500軒めも少し背伸びしないといけないかな」という気分になり、フォーシーズンズホテル椿山荘のシーズンズ・ビストロにやってきた。

正直に言うと、ここのカレーライスが有名とは「日本一美味いカレーを探せ!」(ぴあ)を読むまで知らなかった。実は伝統があって、「カレーを目当てにお越しになるお客様も多いんですよ」(ホテルの方)なんだそうだ。では、中に入ってみますか。

ビストロと名が付いているものの、そこは高級ホテル。ホテルの方に恭しく案内してもらって席に着くことになる。テーブルや椅子はゆったりと配置してある。大柄な欧米のお客さんでも、優雅なひとときを過ごせるようになっているわけだ。

ゆったりと腰掛けたら、手渡されたメニューを見よう。カレーは大きく2種類ある。日本的な欧風スタイルの「熟成カレー」とバンコク仕込みの「タイ風グリーンカレー」だ。それぞれ、牛、鶏、海老、野菜という具の違いにより、さらに4種類に分かれる。値段はどれも2800円なり。

僕は熟成カレーの野菜、中辛を選んだ。さらに500軒目を祝うグラスワインを注文する。「カレーの香りに負けないしっかりとした赤ワインを」と希望したら、南アフリカ産のシラー種(1400円)を推薦してもらった。ではそれでお願いします。

カレーより先にやってきたグラスワインは封切りだった。おお、周りに馴染ませる前からいい香りがしているな。少し時間を置いてから口に含むと、力強い香りと味が広がった。うん、確かにカレーに負ける心配はなさそうだ。

と、悦に入っているところに、お待ちかねのカレーがやってきた。綺麗な器になみなみと入ったカレー・ソースを、ホテルの方がライスの上に丁寧に盛り付けてくれた。なかなか美しいじゃないですか。いただきます。続きを読む
posted by たあぼう at 00:40 | Comment(23) | TrackBack(0) | 文京区

2007年03月17日

おすすめその466 喫茶ルオー(本郷三丁目・東大前)

セイロン風カレーライス喫茶ルオー

文京区本郷6-1-14携帯地図

Tel:03-3811-1808

予算:950円
味 :★★★
辛さ:★★☆
量 :★★★


東京大学の正門の向かいに構える喫茶ルオーは、古き良き喫茶店のイメージを今にとどめる老舗だ。以前からカレーライスが有名だが、閉店時間が20時と早い。朝遅く夜遅いヤクザな稼業に携わる身では、なかなか訪問できなかった。

今回訪問できたのは、体調不良のために18時30分での“早退”を余儀なくされた日のこと。突然思い立って寄り道した。「夕食を食べないわけにいかないし」と、誰にというわけでもなく言い訳しつつ(^_^;)

お店は2階建てになっている。今回は1階に頃合い良くテーブルが一つ空いていた。その席に案内してもらった僕は早速、「セイロン風カレーライス」(950円)を注文した。一緒に付く食後の飲み物はコーヒーを頼んだ。

座った席の前には、見るからに頭の良さそうな女性が座っていて、たばこを片手に難しそうな本を読んでいた。一方、後ろからは大学の先生らしき年輩の方々の会話が聞こえる。お店の方とも会話を交えているから、常連さんなんだろう。

などとボーッとした頭で考えていると、お店の方がカレーライスを持ってきてくれた。セイロン、つまりスリランカを名乗ってはいるものの、ご覧のとおりおうちのカレー風の一皿。味わってみますか。続きを読む
posted by たあぼう at 13:53 | Comment(10) | TrackBack(1) | 文京区

2006年07月06日

おすすめその378 シェ・ダイゴ(本郷三丁目)

飯田橋から本郷三丁目に移転しました。記事は飯田橋時代のものです。

シェフ特製カレーライスchez DAIGO(シェ・ダイゴ)

文京区本郷3-32-7携帯地図

Tel:03-5840-9634

予算:997円
味 :★★★☆
辛さ:★★★
量 :★★★


飯田橋駅の西口を出て神楽坂と反対方向に数分歩くと、オープンテラスのお店シェ・ダイゴが見えてくる。東京のチーズ・フォンデュ発祥のお店だそうだ。「カジュアル・フレンチ」を標ぼうしながら、ランチにはシーフード入りのカレーを出している。その名もズバリ「シェフ特製カレー」(997円)である。

早速、室内(ラウンジ)に案内してもらった。近隣に白百合学園などがある場所柄か、先客には「子供がお受験ざますの」と話し出しそうなお母様がたがいっぱい。実際、僕の隣のテーブルはお受験話で持ちきり。言葉遣いが丁寧なのに、微妙に子供の実力をけん制し合っている様子がわかって面白い。

フランス料理店らしく、メインディッシュのカレーの前にバゲットがやってくる。バター・ナイフがないので普通のナイフで塗ろうとしたら、うまくできない。ああ、育ちの悪さがばれてしまう(-_-;)

冷静を装いつつ悪戦苦闘を繰り広げてバゲットをいただいている合間に、カレーがやってきた。フレンチとはちょっと想像が付きにくい温泉卵付き。真っ白なソース・ポットが美しい。いただきます。続きを読む
posted by たあぼう at 13:40 | Comment(2) | TrackBack(0) | 文京区

2006年03月31日

おすすめその366 三好弥(新大塚)

目玉焼きカレー洋食 三好弥

文京区大塚6-1-2携帯地図

Tel:03-3945-6502

予算:600円〜900円くらい(カレー)
味 :★★★☆
辛さ:★★☆
量 :★★★☆


新大塚駅の付近は、カレーが自慢のお店がどうも見当たらない。困った末に細い道を下って開運坂の方に出てみたら、カレーも出している洋食屋さんがあった。それが今回取り上げる三好弥である。

入口のショー・ウインドウにはちょっと値の張る料理が主体で並んでいる。でも臆せずに入ってしまおう。中に入ってメニューを見れば、お手頃な値段で食べられる洋食がほとんどだ。例えばカレーであれば650円くらいからだ。

一緒に行った会社の先輩とカレーの話をしながら入ってきた様子を耳ざとく聞きつけていたらしい。お店のおばさんが「うちのカレーはルーから自家製なの」と声をかけてきた。じゃあ期待を込めて少し奮発。「目玉焼きカレー」(750円)をいただくとしましょうか。

待つこと10分足らず。やってきたカレー、それにセットを見て驚いた。まともなサラダやおみそ汁が付いてこの値段か。しかも目玉焼きも二つ付いているし。良心的だなぁ。では、いただきます。続きを読む
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2006年03月20日

おすすめその357 細打うどん 竹や(御茶ノ水)

カレーうどん細打うどん 竹や

文京区湯島1-9-15携帯地図

Tel:03-5684-0159

予算:900円〜1000円
味 :★★★☆
辛さ:★★
量 :★★★


華奢に見えるけれど実は芯が強い。

そんなカレーうどんを食べたいあなたには、「竹や」はおすすめのお店の一つだ。御茶ノ水駅から聖橋(ひじりばし)を渡り清水坂下方面へ直進。最初の信号を渡ってすぐのところにある。店内は和風ながらモダンな雰囲気を漂わせ、ジャズなどの大人向きの音楽が静かに流れる。

…なんだけど、ホールの店員さんの声が高くてよく通ったせいか、ややアンバランスな庶民的雰囲気も感じた(^_^;) この店員さん、イントネーションも微妙に違うから、中国系の方なのかな。

席に案内された僕は早速、一番人気のメニューである「カレーうどん」(900円)を注文した。ランチにはえび天が5本付いて1000円のえび天カレーうどんがあるのだけど、失念していた。店員さんが勧めて来ることもなく、僕の注文がそのまま厨房へ。

結局、カレーうどんが目の前にやってきた時に、ほかのお客さんの注文が聞こえてきて思い出すはめに (-_-;) 「シンプルなカレーうどんもまたよし」と心の中で言い聞かせつつ、一口めをいただくのだった。続きを読む
posted by たあぼう at 21:15 | Comment(14) | TrackBack(1) | 文京区

2006年03月19日

おすすめその356 マハラジャ(後楽園・春日)

本日のランチ(キーマと大根)マハラジャ 東京ドームシティラクーア店

文京区春日1-1-1 東京ドームシティラクーア2F
携帯地図

Tel:03-3868-7061

予算:890円〜1575円(昼)
味 :★★★
辛さ:★★☆
量 :★★☆


後楽園駅周辺は、意外と「これだ」というカレー屋さんを見つけるのが難しい。少し歩くと春日、水道橋、本郷三丁目など隣接する駅が見えてきてしまうせいもある。ダージリンを早々に日暮里のほうで取り上げてしまった僕にとっては、マハラジャがかなり貴重な存在なのだった。

後楽園のマハラジャはラクーアの施設内に店を構える。暖色系の色彩で統一された店内は、ほどよく南洋のエキゾチック感を漂わせる。ただし遊戯施設が近くにある場所柄のためだろうか、少し騒々しい印象も受ける。

席に案内された僕は早速「本日のランチ」(997円)を注文した。ちなみにカレーは「キーマと大根」とのこと。休日メニューのため、平日よりちょいと割高になっているな。まあ目くじら立てるほどではないけど。

ポテトサラダが先に到着し、それから間もなくして本命のカレーが到着した。トマトベースらしく赤味を帯びたカレーですな。お、ライスはスパイスを加えて炊いてあるのか。チェーンながら、それなりに工夫していますね。ではいただきます。続きを読む
posted by たあぼう at 17:52 | Comment(2) | TrackBack(0) | 文京区

2006年02月13日

おすすめその337 スルタン(根津)

アンダーパニールドピアザSULTAN(スルタン)

文京区根津2-12-4携帯地図

Tel:03-3827-1201

予算:892円〜
味 :★★★☆
辛さ:★☆
量 :★★★


お目当てのそば屋さんに振られ、あてもなく根津駅近くの交差点まで歩いてきたらインド料理店の看板が目に入った。この濃厚感、グレートインディアに似ている…。

でも躊躇したらカレー食いの名が廃る。二人が一度に昇るのは大変そうな細い階段を上がり、店内へ。席に座ると、シェフ兼ホールを務めているらしいインド系の店員さんからメニューを渡された。その表面には「GREAT INDIA」の文字が。

やっぱり。

それにしてもなぜ店の名前を変える必要があるんだろう? メニューをつぶさに見ても、値段はもちろん料理の種類までグレートインディアとの違いが分からない (^_^;)

気を取り直して注文したのは、「アンダーパニールドピアザ」(714円)と「サフランライス」(178円)。アンダー(卵)、パニール(チーズ)、ドピアザ(タマネギ)を組み合わせたマイルドなカレーである。ではでは、いただきます。続きを読む
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2005年12月12日

おすすめその307 ナワブ(湯島)

チキンデルパサンナワブ湯島店

文京区湯島3-34-4 岩井ビル1F
携帯地図

Tel:03-3836-6388

予算:780円〜1500円(昼)、
1200円くらい〜(夜)
味 :★★★☆
辛さ:★☆(チキンデルパサン)
量 :★★★


「たまには変化球で白っぽいカレーを食べようか」――。

そう思い立って、不忍通りと湯島天神の間の細いとおりにあるナワブを訪れた。カシューナッツとアーモンドのペーストを使った白いカレーをディナーのメニューに用意しているからだ。

店内に入ると、タンドール釜のすぐ近くの席に案内された。席に着いた僕は、目当ての白いカレー「ムグライチキン」を注文した。しかし店員さんはそれを受け入れず、「すごく甘いよ〜」とおどかしてきた(^_^;) 

そこまで言われたらしょうがない。代わりに「チキンデルパサン」(1260円)というカレーを注文した。実は大して違いはなくてムグライチキンにグリンピースを加えて少しだけ辛くしたもの。併せてナン(367円)も注文した。

チキンデルパサンを選んでも店員さんは「もっと辛くできるよ〜」と勧めてくる。うーん、最近の日本人は辛くしまくるのかな? でも僕は辛いのが苦手だし、お店が基本に設定した辛さが一番食べやすいと考えている。だから辛さの調整はしないと告げた。

ガラス越しにシェフがナンをこねて伸ばしている姿がよく見える。もう何度となく見ているけど、鮮やかな伸ばしっぷりはいつ見ても見とれてしまう。お、ナンを取り出した。カレーもやってきた。真っ白じゃないけど、かなり白いでしょ? では、いただきます。続きを読む
posted by たあぼう at 20:37 | Comment(2) | TrackBack(1) | 文京区

2005年11月09日

おすすめその299 プティフ(本郷三丁目)

トビ魚の唐揚げカレー欧風カレー プティフ

文京区本郷4-1-3携帯地図

Tel:03-3815-9408

予算:750円〜
味 :★★★☆
辛さ:★★☆
量 :★★★


職人肌のご主人が営む欧風カレー屋さん。テレビ東京「TVチャンピオン」のカレー職人選手権で優勝した経験を持つ。ボンディ系の欧風カレー屋さんだが、そこは職人。他店とはひと味も二味も違う技を見せてくれる。

例えば、ご主人の出身地である八丈島ゆかりの素材を生かしたカレーを用意している。その昔はたしかヤムイモ(じねんじょ)のカレーがあったはず。今回訪れてみたら、残念ながらメニューからなくなっていた。でもその代わりに僕が目を疑う魚の名前が。

トビウオ

…である。八丈島付近でよく見る魚なんだそうだ。

しかしトビウオの唐揚げが入ったカレーを食べられるお店って、ほかにあるんだろうか。少なくともこれまで訪れてきた東京の298軒では、記憶がないなぁ。こうなったら「トビ魚の唐揚げカレー」(1050円)を頼んでみるしかないだろう。カレーの辛さは中辛を指定した。

やってきたソース・ポットには、カレーとともにちゃんとトビウオの唐揚げが鎮座している。なかなかシュールだ…。続きを読む
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2005年08月28日

おすすめその255 ミュン本郷店(本郷三丁目)

鳥カレー(そうめん)ミュン本郷店

文京区本郷4-2-8携帯地図

Tel:03-3815-1195

予算:400円〜(昼)、 840円(夜)〜
味 :★★★☆
辛さ:★★★
量 :★★★


ミュンはベトナム料理店ながら、日本人の口に合う「鳥カレー」を作っていることで昔から定評がある。しかもサービスランチでは、なんとコーヒー付きで400円。いかに学生がよく来る場所柄とはいえ、この値段は驚愕といっていいだろう。

ラスト・オーダーぎりぎりの14:20に滑り込んだ僕は、何年か前に訪ねた時と同じ感覚で「鳥カレーを」と言いかけた。ところが、壁に掛かっているメニューを見て一瞬止まってしまった。

鳥カレー(ライスまたはソーメン

と書いてあったからだ。カレーとそうめんという組み合わせは初体験。注文せざるを得まい。

手早くカレーがやってくる。サラサラのスープ状のカレー・ソースに、にんじん、じゃがいも、骨付きチキンなどの具。まるでスープカレーそっくりの説明になってしまうけれど、そんなカレーがやってくる。そうめんとともに。続きを読む
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2005年08月11日

おすすめその243 Fu-HiRo(江戸川橋)

残念ながら閉店してしまったとの情報があります。訪問を検討されている方は、何らかの形でご確認いただければ幸いです。

鶏Waカレー麺隠家的食房 Fu-HiRo(ふーひろ)

文京区音羽1-2-4携帯地図

Tel:不明(非公開?)

予算:750円くらい
味 :★★★
辛さ:★★★☆
量 :★★★


つけ麺とカレーラーメンという不思議な品揃えのラーメン屋さん。「隠家的」と名乗るだけあって、微妙な立地の微妙な建物で営業している。中に入る前に、入口でブザーを鳴らす必要がある。10席にも満たない狭さのため、いろいろと配慮が必要らしい。

店内のお客さんは、意外にも僕以外みんな女性。ラーメン好きの女性には、こんな隠れ家っぽいシチュエーションが入りやすくていいのかな。空いていた小さな席に座った僕は早速、「鶏Waカレー麺」(750円)を注文する。

「どのあたりに厨房があるのやら」と思うほど狭い店内で待つこと数分、カレー麺がやってきた。ではでは、いただきます。続きを読む
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2005年07月03日

おすすめその219 ナマスカ茗荷谷店(茗荷谷)

ベンガル・フィッシュ・マサラとサフラン・ライスナマスカ茗荷谷店

文京区大塚3-5-4携帯地図

Tel:03-3947-7701

予算:1400円くらい〜(夜)
実際には2000〜3000円は出した方がよい
味 :★★★☆
辛さ:★★★
量 :★★★


茗荷谷のインド料理店。ランチタイムは比較的お手軽な値段で楽しめる一方、夜は本格インド料理のお店となる。料理の値段も全体的にちょいと高めで、しかも雨が降っていたにもかかわらず、かなりのテーブルがお客さんで埋まっていた。

この日の僕は魚を食べてみたい気分だったので、「ベンガル・シーフード・マサラ」(1470円)を注文した。これは東インド(あるいはバングラデシュ)の白身魚のカレー。ソースはトマトをベースにしている。一緒に「サフラン・ライス」(262円)を注文した。

やってきたカレーは、ごらんの通りトマトを使っていて赤々しい。ナスやショウガも見える。ではいただきます。続きを読む
posted by たあぼう at 22:24 | Comment(5) | TrackBack(2) | 文京区

2005年06月28日

おすすめその215 キャフェ水野(護国寺・鬼子母神前・雑司が谷)

チキンと野菜のカレーキャフェ水野

文京区目白台2-9-4携帯地図

Tel:03-3941-8602

予算:1050円〜(カレー)
味 :★★★★
辛さ:★★☆
量 :★★☆


日本女子大近くという交通の不便な場所にある喫茶店。例によって東京カリ〜番長・水野仁輔さんの「東京カレー★バイブル」で知ったのだけど、実は話に続きがある。「水野さんにお店を教えたのは俺」とおっしゃるグルメなお方が割と身近なところにいて、それじゃ訪れてみますかという気分になったのだった。

店内はイタリアから輸入したというタイルと、ステンレスで敷き詰められている。天下の本女(ぽんじょ)のそば、豪邸をちらほら見かける場所のせいだろうか。お客さんは品の良さそうなマダムだらけだ。僕は最初テーブル席に案内された。でも後から8人くらいのマダム集団が追加でやってきたので、カウンターに移った。

メニューを見ると、カレーは「チキンと野菜」(1000円)1種類だけだった。僕の注文はそれで決まり。

カレーを待つ合間に、「コーヒーは食後?」とおばさんに聞かれた。頼んだ覚えがないのだけど、標準でコーヒー(500円)を頼む決まりになっているんだろうか? よくわからないままうなずいてしまった。

慣れた手つきでおじさんがカレーを作っていく。野菜を油で炒めるらしく、ジュワジュワーッといい音を立てている。うーん、仕切りがあって裁きが見えないのが残念だ。…とできあがったみたい。続きを読む
posted by たあぼう at 21:21 | Comment(11) | TrackBack(1) | 文京区

2005年05月27日

おすすめその196 コクリコ(護国寺)

ココナッツ風味の辛口チキンカレーコクリコ

文京区大塚1-10-14携帯地図

Tel:03-3945-6761

予算:840円〜(昼)
味 :★★★★
辛さ:★★
量 :★★☆


大塚警察署前の交差点から、お茶の水女子大と筑波大付属中・高のキャンパスへと続く上り坂に足を向けると、右手にこじゃれた喫茶店らしき建物が見えてくる。それがコクリコだ。ランチタイムだけカレーを出している。

よく冷房が利いた店内は、カウンターを含めて20席あまりといったところ。2人用テーブル席に座ろうとすると、「昼時は混雑するためカウンターに座ってほしい」とのこと。そこでカウンターに座った僕は「ココナッツ風味の辛口チキンカレー」(950円)を注文した。

これまたよく冷やしてあるサラダを口に運びながら、調理の様子をカウンター越しに眺める。下ごしらえ済みらしきブロッコリーをレンジで温めたうえでカレーを混ぜ合わせたり、ライスにフライドオニオンなどを加えたりと、なかなか手の込んだことをしている。

さてさて、見た目に華やかなカレーがやってきた。味はいかに。続きを読む
posted by たあぼう at 15:03 | Comment(4) | TrackBack(0) | 文京区

2005年04月10日

おすすめその175 カフェ・ラ・カンパネラ(千駄木)

残念ながら2008年2月29日に閉店しました。

ほうれん草とチキンのカレーカフェ・ラ・カンパネラ

文京区千駄木2-26-6携帯地図

Tel:03-3821-3903

予算:950〜1100円
味 :★★★★
辛さ:★★☆
量 :★★★


まろまろ記のらぶナベ@まろまろさん、いいなプリンワールドぷりんさんと会食した。人気サイトを運営するお二人に、サイトに対する思いや技をいろいろうかがわせていただいたのである。カレーを食べながら。

お二人は文京区に縁が深いので、会場は同区の隠れた名店、カフェ・ラ・カンパネラを選んだ。見た目はどこにでもありそうな喫茶店だ。でも、さりげないのに実は手が込んでいるインド風カレーを出してくれるお店なんである。

ここはチキン、野菜(各950円)、チキンと野菜のミックス(1100円)の3種類のカレーがあっておすすめはミックス…と書こうと思ったら、ほうれん草とチキンのカレー(1000円)というメニューを始めたという。らぶナベさん、ぷりんさんはミックス、僕は新作を頼んでみた。

写真のとおり、カレー、ライスとフルーツ・ライタ(ヨーグルト)つき。さらに食後にはコーヒーまたは紅茶も付いている。なかなか良心的なお店である。「まろまろ」というキャッチ・フレーズがあることが強み、といったお二人のお話を興味深く聞きながらいただくとしましょうか。続きを読む
posted by たあぼう at 02:53 | Comment(30) | TrackBack(6) | 文京区

2005年02月19日

おすすめその138 シャリマール(御茶ノ水・末広町)

バイキングシャリマール

文京区湯島1-9-10携帯地図

Tel:03-5684-0240

予算:1000円(昼)
味 :★★★☆
辛さ:★★〜★★★☆
量 :★★★★★(食べ放題)


シノギで半ば徹夜した翌日の午後の頭なんて、ぼけきっていて使い物にならない。こんなときはパンチの効くインド料理でも食べるに限る。

ということで神田明神の裏手にあるインド料理店にやってきた。ホリデー・ランチとして1000円のバイキングをやっている。3種類のカレーとナン、ライス、サラダとコーヒーが食べ放題・飲み放題だ。その気前の良さからだろう、立地は決してよくないのに土曜日の13時過ぎでも混雑していた。

僕も席を確保すると、さっそくカレーを盛り付けに並ぶ。今日のカレーはダル(豆)、チキン、シーフードだそうだ。実際に盛りつけてみたら、ダルと野菜、チキンと卵、シーフードと野菜(ジャガイモなど)といった具合に、複数の具が入ったカレーだった。インド料理のバイキングでこれは珍しい。

ナンは焼きたてをテーブルまで持ってきてくれる。バイキングでは冷えてしわしわになったものを取ることになりがちだから、こういう仕組みは嬉しいね。続きを読む
posted by たあぼう at 20:34 | Comment(2) | TrackBack(2) | 文京区

2004年12月27日

おすすめその105 マ(春日・白山)

ほうれん草とジャガイモのカレー

文京区白山1-6-4携帯地図

Tel:03-5802-2004

予算:1000円〜(夜)
味 :★★★
辛さ:★★
量 :★★★


お店の名前は誤植ではありません。

実はちょっと前から情報を求めていたのだけど、なかなか集まらず。特に、西片あたりにお住まいというカヨコさんからの報告を心待ちにしていたのですが…。

(ネタにしてごめんなさい>カヨコさん。いや、短いコメントからそこはかとないセンスが感じられて、うーん似ているなぁと思う友人がいるのです。その人ならネタにしても許してくれるだろうな、と思いまして)

とにかくこのまま年越しなどという事態には耐えられない。そこで、用もないのに再び西片あたりにやってきた。いや、このお店に入ることこそが用事だと言い聞かせつつ。我ながらアホである。アホついでに、自分のページにトラックバックしてしまおう。

お店に入る。インド人らしきシェフが一人と、恐らく近所にお住まいと思われる注文取りのおばさんが一人。先客も、ほとんどが近所のおじさん達のようだ。そんな人たちが馴染みやすい雰囲気が店全体に漂っている。オシャレ〜な雰囲気とはほど遠いけど、まぁそれはそれで悪くない。

メニューを見ると、チキンやキーマ、豆などなど、標準的ななカレーがそろっていた。僕は「ほうれん草とポテトのカレー」(800円)と「ライス」(200円)を注文する。ちなみにナンは300円から。サフランライスは400円だった。

珍しいメニューもある。「インド風手羽先」(2pで300円)とか「インド風砂肝」(500円)などだ。手羽先を頼んだら売り切れといわれたので、あらためて砂肝を頼む。まず砂肝がやってきた。さて、味はどんなもんでしょうかね。続きを読む
posted by たあぼう at 17:56 | Comment(6) | TrackBack(0) | 文京区

2004年12月12日

おすすめその96 デリー(湯島・上野広小路・上野御徒町)

インドカレーデリー上野店

文京区湯島3-42-2携帯地図

Tel:03-3831-7311

予算:800円〜
味 :★★★★(インドカレー)
辛さ:★★★☆
量 :★★★


横浜カレーミュージアム顧問の小野員裕さんをはじめ、40代以上のグルメ評論家のほとんどは「カレー屋さんといったら湯島のデリー」と答える。マッキー牧元さんにいたっては、「デリーでボトルキープをしてました」と言い出す始末。そう、ここデリーもまた、カレー屋さん史に燦然と輝くお店の一つだ。

湯島のデリー、正確にはデリー上野店はこぢんまりとしていて、わずか17席しかない。午後2時くらいまでに訪れると行列を余儀なくされるので、午後4時過ぎに訪れてみたら、さすがに空いていた。

デリーの主なカレーは、さらさらスープ状のインド風。辛さ別にいくつか種類がある。僕はこれまでに極辛の「カシミール」(900円)とやや辛「デリー」(800円)を食べたことがある。前者のカシミールは辛いのが苦手の僕には辛味が強すぎ、後者のデリーはスパイシー感が物足りなかった。そんなわけで今回選んだのは、辛口の「インド」(800円)である。

ちょいと待ってからやってきた。続きを読む
posted by たあぼう at 21:50 | Comment(29) | TrackBack(16) | 文京区

2004年12月01日

おすすめその86 大沢食堂(千石・本駒込)

カレーラーメン中辛大沢食堂

文京区本駒込2-1-5携帯地図

Tel:03-3910-2200

予算:650円〜
味 :★★★
辛さ:★★★★
量 :★★★


「あーラーメンが食べたいな」

昨日の21時30分。僕は無性にラーメンが食べたくなった。そんなわけで、一部の方にはとてつもなく有名な大沢食堂にやってきた。カレーラーメンがあると分かっているからだ。元々は巣鴨で深夜営業だったのだけど、工事などがあって移転。今の場所に移ってからは普通に昼と晩に営業している。それでも23時までやってくれているので、僕にはありがたい。

店に入ると早速、おばさんにカレーラーメンを注文する。辛さは「並辛」、「中辛」、「大辛」、「極辛」の4段階。SHANTiのせいでお腹の調子が悪い僕は、思いっきり弱気になって「中辛」(750円)を選んでしまう。それでも、お店のおばさんは「辛いですよ〜」と心配してくれた。

そう、大沢食堂は、激辛カレーで有名なのだ。元ボクシング王者のご主人が、ボクシングで殴られたせいで、辛さの感覚がおかしくなっちゃったんじゃないかという噂が飛ぶほどの。続きを読む
posted by たあぼう at 20:01 | Comment(21) | TrackBack(6) | 文京区

2004年11月06日

おすすめその68 ハンプティ(護国寺)

ハンプティのスリランカ・カレーHumpty(ハンプティ)

文京区目白台1-24-8携帯地図

Tel:03-3944-6154

予算:970円
味 :★★★★
辛さ:★★★☆
量 :★★★


僕のように「朝が中途半端に遅く、夜はかなり遅い」というヤクザな仕事に携わっていると、どうしても訪れにくいカレー屋さんが出てくる。典型的な例がここハンプティ。シノギではほとんど訪れない場所だし、昼間しかカレーを出していない(夜は半分亭というダイニング・バーになってしまう)からだ。

実は以前にも、台風をついて訪れたのだが、空振りに終わっていた。やっと紹介できて感慨ひとしおなんである。

さて、ハンプティの名物は「スリランカカレー」(970円)。カレー・ソースは一見さらっとしたインド風そっくり。だが、そこに出汁をしっかりと利かせてあることがポイント。これによって、香辛料の配合の妙味を楽しむインド風カレーと一線を画している。

さあ、味わってみようか。続きを読む
posted by たあぼう at 19:00 | Comment(2) | TrackBack(0) | 文京区

2004年10月17日

おすすめその54 薬膳カレーじねんじょ白山店(白山・本駒込)

薬膳鶏肉カレー薬膳カレーじねんじょ白山店

文京区白山5-36-2携帯地図

Tel:03-3813-5689

予算:1365円〜
味 :★★★
辛さ:★★★
量 :★★★


白山駅の白山上側の出口を下りるとすぐ見付かる薬膳カレーのお店。店の前に立つと強烈な香辛料の香りが包み込んでくる。

薬膳ってどうもあまり美味しそうに聞こえない。実際、クセの強いアシタバなどが含まれているそう。でも、クミンやターメリックといったカレーのスパイスのおかげで、そういった薬膳臭さをあまり感じずに食べられる。セット・メニューで出てくるほうれん草のごま和えなども、添加物などに頼らない自然の旨みを感じさせてくれる。

ただ、ちょいと高いのが玉に瑕。カレーはすべて1300円以上してしまう。毎日食べて健康になろうと考えると、お財布にかなり厳しいと言わざるを得ない。セット・メニューなどで割安感を出そうとしている。でももう少し勉強してほしいところだ。続きを読む
posted by たあぼう at 18:21 | Comment(14) | TrackBack(5) | 文京区

2004年10月12日

おすすめその49 山猫軒(東大前)

山猫軒のビーフカリー山猫軒

文京区本郷6-24-5携帯地図

Tel:03-3813-7186

予算:895〜1050円
味 :★★★☆
辛さ:★★
量 :★★☆


東大正門からほどちかくにある「注文の多いレストラン」。パスタやシチューをはじめとする洋食を主体にやっていて、おまけ感覚かもしれないけれどカレーも、もといカリーも出している。

でもこのおまけは侮れない。小麦粉を使わないさらさらタイプのインド風でなかなかの味を実現している。いや、はっきり言ってしまうと湯島のデリーのカレーをかなりお手本にしているに違いない。文京区という場所柄だろうか。

でも、ここならではの良さもある。僕が今回頼んだビーフカリー(1050円)が特にわかりやすい。ビーフシチューのための牛肉は、見た目は脂肪分がなくて固そう。でもよく煮込んであるので、口の中に放り込むとどんどんほぐれてくる。この食感ががたまらない。続きを読む
posted by たあぼう at 23:18 | Comment(2) | TrackBack(3) | 文京区

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