2009年12月20日

おすすめその711 Bat Trang(池袋)

ベトナム風チキンカレーバッチャン(Bat Trang)

豊島区西池袋1-12-1 池袋Esola6F
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Tel:03-5944-8371

予算:1500円くらい〜(夜)
味 :★★★☆
辛さ:★★☆
量 :★★★


シノギの都合で東京メトロを多用する僕は、車両内でよくモニターを眺めています。11月末までは、宮崎あおいさんが「生まれます」と宣言する映像がよく流れていました。「ESOLA」(エソラ)という商業施設の宣伝である。ミーハー心がうずき、池袋を訪れたのでした。

なるほど、女子向けアパレルが沢山入店しています。メトロポリタンプラザ(JR系)の東京メトロ版といったところですか。名前は駅地下商業施設のエチカに対し、主に地上部分=空が多いからエソラなのでしょう。

案内表示を何気なく眺めていると、6Fにベトナム料理店があることに気付きました。カレーもありました。詳しくは後日。続きを読む
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2009年03月30日

おすすめその674 EPICE CAFE(池袋)

特製エピスカレーエピスカフェ シェフズキッチン

豊島区西池袋3-28-14 Echika池袋
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Tel:03-3986-8804

予算:880円
味 :★★★☆
辛さ:★★☆
量 :★★★


「うひゃあ、ずいぶん華やかになったなぁ」

3月26日、池袋駅西口地下にEchika池袋がオープンした。副都心線の改札口のほかは大した施設のなかった地下道が一変し、パン屋さんにジェラート屋さん、小物を扱う雑貨屋さんなど、女子好みのお店がずらっと並んでいる。どのお店もお客さんでいっぱいだ。

人混みをかき分けかき分け僕がやってきたのは、EPICE CAFE CHEF'S KITCHEN(エピスカフェ シェフズキッチン)である。エピスとは、フランス語でスパイスのこと。つまり、スパイスやハーブを使った料理を楽しめるカフェというわけだ。「それならカレーもあるだろう」とヤマを張り、訪れたのだった。

エピスカフェは話題のスポット内にあるだけのことはあって、かなりの賑わっていた。昼時のピークを外して午後1時30分ごろに到着したものの、お店の前には何組かのカップルが行列を作っている。幸いにもお客さんの回転は早く、さほど待つことなくカウンター席を確保できた。

メニューには期待どおりカレーライスがあった。その名も「特製エピスカレー」である。なんでも33種類のスパイスを配合しているのだそうで。ランチのお値段はサラダ付きで880円なり。

注文してからは、しばらく待つことになる。混雑ぶりに店員さんたちもいっぱいいっぱいだから、寛容な姿勢でいよう。僕が座った窓際のカウンター席は、副都心線ホームからエスカレーターで上がってくるお客さんの様子がよく見えて面白かった。

「お待たせしました」 ついに来ましたか…と思ったら、カレーとサラダがいっぺんにやってきた。小さなカウンター席のテーブルでは載せるのがやや大変だ(^_^;) 細かいことは気にせず、いただきます。続きを読む
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2008年10月13日

おすすめその636 CAFE YELLOW(池袋)

イエローのカレーCAFE YELLOW

豊島区西池袋3-33-24携帯地図

Tel:非公開?

予算:700円(カレー単品)
味 :★★★☆
辛さ:★★★☆
量 :★★★


立教大学の近くにある西池袋公園の周囲を歩いていたら、新しいカフェができているのを見付けた。名前はCAFE YELLOW。辛い食べ物と甘味類、それにオーラ・ソーマ(カラー・セラピー)が売りなんだそうで。「パフェ大好き日記」のかりんさんのような、激辛料理に強くて甘いものも得意な女性にぴったりなんですかね(^_^;)

中途半端な時間帯のせいか、お客さんがいない。様子が分からないまま中に入ってみた。オーナーさんらしき男性が出迎えてくれた。すすめられるがままに適当な席に座り、メニューを受け取った。なるほど、お店のオリジナル料理にカレー、ほかにも世界各地の辛そうな料理が並んでいる。

僕の注文は唯一のカレーである「イエローのカレー」(700円)で決まり。なのだけど、おそるおそる「かなり辛いですか?」と確認してみる。「そんなでもないですよ」とオーナー。それなら安心、かな?

壁際に並ぶオーラ・ソーマ用の鮮やかな色の瓶を眺めていたら、しばらくしてカレーがやってきた。ほう、タイ風のイエローカレーなんですね。きれいに盛り付けられていて食欲をそそる。いただきます。続きを読む
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2007年12月28日

おすすめその567 グレートタンドール(池袋・要町)

タリセットグレートタンドール

豊島区西池袋3-33-17携帯地図

Tel:03-3987-6766

予算:800円〜(昼)、1200円くらい〜(夜)
味 :★★★☆
辛さ:★★☆
量 :★★★


最近のインド料理店の増え方には目を見張るものがある。池袋も例外ではなくて、駅から離れた気づきにくい場所まで広がっている。立教大学の近くにあるグレートタンドールも、「気づきにくい」お店じゃないかな。もう3年営業しているそうだけど、僕は全然知らなかった(汗)

場所柄、学生さんが良く訪れるのだろう。ディナー・タイムに学割セットを用意するなど配慮が行き届いている。学割ほど安くはないものの、ターリー(定食)形式のメニューも割と良心的な料金を設定している。

グレートタンドール店内僕が注文した「タリセット」(1300円)であれば、カレー2種類にナンまたはライス、サラダ、フィルニ(インド風ライスプディング)が付く。選べるカレーはベーシックなものに限られるものの、十分に納得できるよね。僕は野菜のカレーとダル(豆)のカレーを注文した。

注文を終えた後の待ち時間に店内を見渡す。意外と広さがあって、ちょっとしたパーティーに良さそうだ。ただし、訪れたのが休日だったためか、店内は閑散としていた。もったいないなぁ…などとぼんやり考えていたら、ターリーがやってきましたよ。続きを読む
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2007年12月11日

おすすめその563 Wine Bar nobu(池袋)

ビーフカレーWine Bar nobu

豊島区南池袋2-14-3 池袋東宝ビル1F
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予算:750円〜(昼)
味 :★★★☆
辛さ:★★★
量 :★★★


ありゃ。しばらく見ないうちに、ものすごくオサレな外観になったな…。

お手頃な値段でパスタが食べられるお店として、池袋界隈で人気を博してきた「西村の店」。数年前にリニューアルし、1Fがワインバー、2Fがビストロ感覚のフレンチになった。そんな話を小耳に挟んでいたものの、お店を訪れてみて少し驚いた。

1Fと2Fでは店名が違っていて、1FはWine Bar nobu、2Fは昔と同じ「西村の店」だった。このうち、僕の目的をかなえてくれるのはnobuのほう。ランチタイムに「ビーフカレー」(750円)を出している。扉を開いて中に入ろう。

Wine Bar nobu 外観適当な席を確保したら、即座にカレーを注文する。それから店内を見回した。この近辺ではかなりオサレな部類だろう。そのうえランチの値段が700円台からとリーズナブル。女性のお客さん、それも“おひとりさま”が多いのが納得できる。

先にやってくるスープをすすっていると、お目当てのカレーがやってきた。お皿はリニューアル以前と変わらず「西村の店」ブランドを使っているな。お味はどうだろう?続きを読む
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2007年10月29日

おすすめその544 如月桃花(池袋・東池袋)

カレーチャーハン如月桃花東口店

豊島区東池袋1-28-3 市川ビル2F (携帯地図

Tel:03-3983-0307

予算:780円(カレーチャーハン単品)
ひととおり飲み食いすると5000円くらい〜
味 :★★★☆
辛さ:★★
量 :★★★


生年月日、血液型に加えて左利きのところまで一緒という友人がいる。今は地方都市で記者として働いていて、休暇を取ったらしく上京してきた。埼玉に住むお姉さんの家が宿代わりというので、池袋で待ち合わせた。

新鮮な魚にいつもありつける町に住む彼の要望は、「うまい肉が食べたい」。それなら「如月桃花」にするか。焼酎を200種類ほどそろえる居酒屋さんで、僕が馬刺とゴーヤチップスのおいしさを学んだところでもある。

お酒を飲みつつ、馬刺の「ヒレ」や「たてがみ」(背脂)、ゴーヤチップスなどをつまむ。ゴーヤチップスは友人もいたく気に入っていた。二人して恐ろしい勢いで食べたため、瞬く間になくなってしまう。ここまでサクサクに揚がったゴーヤチップスは、僕の食歴ではほかに出会ったことがない。

ほかにもサラダや揚げ豆腐、鶏の唐揚げなどを注文して、そろそろ締めますか…と、ご飯ものメニューを眺める。おやっ、「カレーチャーハン」(780円)がメニューに加わっているじゃないか。これは頼むしかないよね。

しばらく待つと、ターメリックの色がほんのりと染まったチャーハンがやってきた。さて、どんな仕上がりなのやら。続きを読む
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2006年08月02日

おすすめその395 れすとらんABC(池袋)

しょじょ寺のカレーれすとらんABC

豊島区西池袋3-26-6携帯地図

Tel:03-3982-1703

予算:680円くらい〜(カレー)
味 :★★★
辛さ:★★☆
量 :★★★


黒い色をしたカレー・ソースを「闇夜」に、生卵の黄味を「月」に見立て、さらに天かす=タヌキを加えて作った「しょじょ寺のカレー」(680円)。

味わう以前にアイデアに感服してしまうカレーを出しているのは、西池袋のれすとらんABC。カレーに限らずリーズナブルなお値段で洋食が食べられるため、いつも立教大生やサラリーマンで賑わっている。

ちなみに、しょじょ寺のカレーは常設のメニューではない。時折顔ぶれが変わっている「おすすめ」という位置付けだ。

先客のおじさんが席を立って空いたカウンターに滑り込んだ僕は、迷わずしょじょ寺のカレーを注文した。中途半端な時間に訪れるとサービスしてもらえるアイスコーヒーをちびちびと飲んでいたら、カウンター越しに盛り付けが終わったのが見えた。

さて、いただきますか。続きを読む
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2006年07月28日

おすすめその391 バロッサ(向原・東池袋)

カレーセット(ライス・サラダ付)BAROSSA(バロッサ)

豊島区東池袋2-39-15携帯地図

Tel:03-5979-1505

予算:1000円〜
味 :★★★☆
辛さ:★★★
量 :★★★


オーストラリアワインを数多くそろえたレストラン。ワインとイタリアンなどの洋食を楽しむお店なのに、なぜかメニューに数種類のカレーを用意している。それもなかなかの自信作らしい。入口付近で大々的に宣伝しているほどだ。

さて、入口は洗練された雰囲気が漂うけれど、臆せずに中に入ってみよう。ご近所にお住まいと思われるご家族連れ――品は良さそう――がなごやかに楽しんでいる様子がうかがえ、すぐ気が楽になれる。

カレーはサラダと一緒になったセット(1000円)形式でやっている。本来は4種類あるらしい。ただし、僕が訪れたときは良質の肉が確保できないとの理由で1種類が中止。残る3種から、白身魚と野菜のカレーを選んだ。

ディナータイムにカレーだけでは申し訳ない気がしたので、「ミネストローネ」(580円)を先にいただいた。酸味が控えめながら、旨みは十分すぎるほど。しかも具だくさんなのが嬉しい。

僕がミネストローネを食べ終わる頃を見計らうように、カレーがやってきた。う、安物カメラでは撮影が難しいぞ。照明を落とした店内のため、カメラのISO感度を最高値の400に上げても、シャッター速度が1.3秒…。手ぶれを起こさず撮影できないことに落胆したものの、気を取り直していただきます。続きを読む
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2005年12月28日

おすすめその315 ナマステカトマンズ(池袋・北池袋)

ダルバートナマステカトマンズ池袋店

豊島区池袋2-76-12携帯地図

Tel:03-3971-2055

予算:1180円くらい〜(夜)
味 :★★★☆
辛さ:★★★
量 :★★★☆


吉祥寺で時々利用していたネパール料理店。池袋に2号店があると聞き、気になっていたので訪れてきた。地図なしで適当に歩き回り、10分ほど無駄に浪費してやっとこさたどり着いた。広々とした吉祥寺店とは対照的に、20人ほどで満席になりそうなお店だ。

21時過ぎに訪れたところ先客はカップルさんが二組。何やらシェフの方とも、お客さん同士も盛り上がっている。「お知り合いなのかしらん?」などと内心思いながら、一番奥の席に座った。で、メニューを一瞥(いちべつ)して「ダルバート」(1280円)を注文した。ネパールの豆カレーごはん定食である。すると、

「ダルバートを注文するなんてマニアですね!?」

と、隣の席に座っていた目鼻立ちの整ったおねえさん(といっても僕より年下だろうけど)が声をかけてきた。嫌みっぽさはなかったので、相方のおにいさんに迷惑にならない程度に「ちょこっと食べ歩いてまして…」と回答させていただく。

話のついでに聞けばおねえさん、カトマンズなどに訪問経験のあるバックパッカーだったらしい。おにいさんは青年海外協力隊でジンバブエに滞在経験があるのだそうで。旅行好きとしてはむくむくと興味が湧いてしまう地名ばかり。

なーんて思っていたらダルバートがやってきた。あんまりお二人の会話をじゃましても悪いし、いただくとしますか。続きを読む
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2005年10月26日

おすすめその290 ブッダ(池袋)

ククラ タリーブッダ

豊島区池袋2-31-10携帯地図

Tel:03-5391-0381

予算:1000円以内(昼)、1500円くらい〜(夜)
味 :★★★☆
辛さ:★★☆〜★★★☆
量 :★★★☆


池袋好きだけど、夜の西口は得意ではない。「1時間4000円」などと声をかけられまくるからだ。寂しそうなおじさんに見えるのかなあ。でも、この地域は評判のエスニック料理店が点在する。ブッダもそんな評判の一店で、客引きをかいくぐって訪れる価値はある。ということで駅から10分ほど、客引きをかいくぐりつつ歩いてたどり着いた。

テーブル席に着くと、5分近くメニューを眺め続ける。考えた末に「ククラタリー」(1890円)を選んだ。チキンカレー、ダル(豆のカレースープ)、タンドール・チキン、シーク・カバブ、サラダ、ライスまたはナン、それにチャイかラッシーが付く定食である。選んだ理由は、ネパールらしく、ダルとライスを食べたかったというもの。

ほんとはさらにネパールらしい「ネパーリタリー」(2100円)を注文したかった。アルコ・アチャール(じゃがいもなどの漬け物)などが加わる。でも、食欲旺盛ではなくて、食べ切れる自信がなく見送った。え、大して変わらないですか? すみません。

横山秀夫の「半落ち」の文庫を何ページか読み進めたところで、定食が到着した。さてさて、いただきます。続きを読む
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2005年09月13日

おすすめその264 甚六亭(池袋・雑司ヶ谷・東池袋)

カレーつけ麺甚六亭

豊島区南池袋2-12-5携帯地図

Tel:03-5391-0894

予算:700円〜800円
味 :★★★☆
辛さ:★★☆
量 :★★☆(普通盛りの場合)


テレビドラマ版「池袋ウエストゲートパーク」(IWGP)の「キングラーメン」で一躍有名になったラーメン屋さん。僕はIWGPの放映よりだいぶ前の学生時代に訪れていたけど、あまり印象に残っていない。ところが「dancyu」の最新号が取り上げているじゃないか。それじゃあ、と再訪してみた。

カレー系のメニューは3種類。ラーメン、つけ麺(ともに800円)、それにスープなしの油そば(700円)である。僕はつけ麺を選択した。脂っこいのがあまり得意ではないので、ちょろっと浸すだけのつけ麺スタイルが好きだからだ。ちなみに、どれも8年前よりは100円値上がりしていた。まあしょうがない範囲か。

注文を受けた店員さんの威勢良い声が店内に響くと、億の厨房からも同じくらい威勢の良い声が返ってくる。手際よく麺を茹でている音が聞こえてきて、ほどなくして麺がやってきた。では、いただきます。続きを読む
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2005年08月24日

おすすめその253 YOSHIMI(池袋)

YOSHIMIオリジナルカレーSAPPORO CURRY YOSHIMI

豊島区南池袋1-28-2 池袋パルコ7F
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Tel:03-5956-2830

予算:980円〜1450円
味 :★★★★
辛さ:★★
(「食べやすい」の場合)
量 :★★★☆(ライスは食べ放題)

東京のスープカレー屋さんを10軒あまり回って、やっと好みのスープカレーというのがわかってきた気がする。

まず、スープが十分なコクとスパイス感を備えていること。それでいて、スープのコクが具の素材ならではの旨みを消さないこと。もっと言えば、スープが具の旨みを引き出してくれること。

実は今回取り上げるYOSHIMIのスープカレーは好みに近いタイプだった。注文したのは、「YOSHIMIオリジナルカレー」(1350円)。北海道産のいろいろな具を煮込んだスープカレーである。ちょいと高いけれど、お店の名前を冠しているメニューだからと思い切った次第。もっとも、1000円未満のスープカレーは1種類だけと全般的に高めではある。

注文を受けてから煮込むそうで、待ち時間が少し長い。パルコだけあって周りのお客さんはかなり若いなぁ、と十分に観察したところでスープカレーがやってきた。続きを読む
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2005年07月31日

おすすめその235 味千ラーメン池袋店(池袋・要町)

カレーとんこつラーメン味千拉麺池袋店

豊島区西池袋3-33-10携帯地図

Tel:03-3986-8747

予算:630円
味 :★★★
辛さ:★★★
量 :★★★


アジア各国やアメリカにまで展開する熊本ラーメンのチェーン店。上海に訪れた時に見かけたことがある。今回訪れたのは、ぴあの「カレーブック」に、「カレーとんこつラーメン」という裏メニューがあると書いてあったからだ。

立教大学の脇という、あまりよろしくない立地に店を構える。中途半端な時間だったためか、閑散としていた(もっとも、同じ時間帯の「中本」は激混みだったけれど)。適当な席に着こと、女性の店員さんが注文を聞きに来た。僕はバッグの中をごそごそと探ってカレーブックを取り出し、「このカレーとんこつラーメンというのはありますか」と小声で尋ねた。

すると店員さんは目をぱちくりさせ、「少々お待ちください」と厨房に引き返す。で、偉い人に確認している。どうやらそれなりにちゃんとした(?)裏メニューらしい。店員さんは数分して戻ってきて、OKを出してくれた。630円なり。じゃ、楽しみに待ってますよと。

レモンの香りがする水をコップで2杯ほど飲み干したところで、待望のラーメンがやってきた。ほう、キャベツが目立つな。単に味千ラーメンにカレー粉を足しただけではないらしい。ではではいただきます。続きを読む
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2005年06月06日

おすすめその205 サフラン(池袋)

シーフードカレー サフラン風味サフラン

豊島区東池袋2-57-2携帯地図

Tel:03-5391-2725

予算:1400円くらい〜(夜)
味 :★★★☆
辛さ:★★★
量 :★★★


ZOTTさんに「心」池袋店オープンのエントリーに書き込んでいただいたサフランに顔を出してきた。モダンをテーマにしたインド料理店だ。明治通りを北上し、川越街道とぶつかったあたりという微妙な立地で営業している。

夜に訪れた場合は1480円くらいから、セット・メニューがいくつか用意してある。でもせっかくお店の名前が名前だし、サフランをふんだんに使ったメニューを単品で頼んでみたい。ということで、僕が注文したのは、「シーフードカレー サフラン風味」(1050円)と「サフランライス」(390円)なのだ。

銀色の容器に注がれた冷たい水を飲みながら料理ができあがるのをしばし待つ。期待通りの明るい黄色のライスと、魚介たっぷりのカレーがやってきた。続きを読む
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2005年03月05日

おすすめその143 ニューデリー(池袋)

ベジタリアンセットニューデリー

豊島区西池袋1-18-10携帯地図

Tel:03-5391-9449

予算:1422円〜(夜)、2500円くらい
味 :★★★☆
辛さ:★★★
量 :★★★☆


僕がちょこちょことインターネットを使い始めたのは1997年ころ。その当時、「嵐のカレー大王」というような名前(うろ覚え)のWebページがあった。カレー大王を名乗る熱いおじさんが、1年間ずっとカレーを食べ続け、記録するという企画もののページ。ホームページの存在が珍しかった当時は話題を集めていた。

どうやら大王は池袋にお勤めであらせられるらしく、ひんぱんに同じインド料理店に通っていらした。ショナルガという今なお健在のお店だ。今回取り上げるニューデリーはそのショナルガの姉妹店なんである。

ショナルガとニューデリーの店主は、日本のカレーに疑問を持ち、インドの味を伝えたいという思いから店を開いたという人物。そんなわけで基本に忠実、オーソドックスな北インドのカレーがそろっている。

今回の僕が注文したのはベジタリアンセット(1659円)とチャイ(420円)。ベジタリアンセットは写真の通りターリー(定食)形式のメニューだ。野菜のカレー、豆のカレー、ナン、ライス、サモサ(ジャガイモの包み揚げ)、サラダがセットになっている。お肉がないけれどもボリュームは十分だね。

さあ、食べてみましょうか。続きを読む
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2005年03月01日

久々にグレートインディア(池袋)

サグ・パニールここ数日、菓子パンやチョコなど血糖値が上がるものばかり食べて命を長らえる日々を送っています。新しいお店を開拓する暇がほとんど作れません。明日も大阪出張とんぼ返り。こんな状態が少なくとも今週いっぱいまで続きます。ろくな更新ができずごめんなさい。

さすがに「野菜を取らないと」と危機を感じてきたため、夜中も営業しているグレートインディアに再訪してみました。今日注文したのはサグ・パニール(ほうれん草とカッテージ・チーズのカレー、682円)とサフラン・ライス(210円)。おぉ、緑と黄色のコントラストがよく映える。

クリーミーでやや油が多めの気がしましたが、食べやすく仕上がっていました。一般的なサグ・パニールよりは心持ちチリが強めだったかな。

食べている途中に、店員と仲がよい常連の女性が来店してきました(見かけたのは2度目)。この女性が来た途端、ほかの客への接客レベルが著しく低下するのが困りもの。悔しかったらもっと常連客になれってことかなぁ (^_^;)
タグ:北インド
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2004年12月31日

おすすめその109 マレーチャン(池袋)

マレー風ラーメン馬来煎(マレーチャン)

豊島区西池袋3-22-6携帯地図

Tel:03-5391-7638

予算:700円〜(昼)
味 :★★★☆
辛さ:★★★
量 :★★★☆


ことしの最後を飾るのは、立教大学の近くにあるマレーシア料理店。普段は留学生の店員さんが目に付くので、ちょっとした異国情緒を味わえる。店主の福澤笙子さんのモットーで、留学生をアルバイトとして積極的に雇っているからだ。

学生街らしく、お昼時はお手頃な値段かつなかなかボリュームがあるランチを用意している。今日の僕が注文したのはミニチャーハンが付くセット(840円)。各種マレー系ごはん(ミー・ゴレンなどの麺類やマレー風カレーなど)にミニサラダ、半チャーハン、コーヒーまたはウーロン茶が付く。半チャーハンはデザートに変更できる。選べるごはんは、ちょっと珍しいので「マレー風カレー麺」にしてみた。

同窓会らしいおじさん・おばさん達の会話を何となく聞きながら料理を待つ。おじさんは面長の顔に蓄えたひげが決まっているうえ声も渋い。ダンディを絵に描いたような人だった。ところが、偉そうに語っている政治経済文化ごちゃまぜ論がひどく一般的な話ばかり。台無しじゃないか、と僕は勝手に反発を覚えた。

と、外野が勝手に反発しているところにマレー風カレー麺やチャーハンが到着した。おお、いかにもマレー風カレーらしい赤さ。さあ、食べてみよう。続きを読む
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2004年12月23日

おすすめその102 サイゴンレストラン(池袋)

コムカリサイゴンレストラン

豊島区東池袋1-7-10 鳥駒第一ビル3F
携帯地図

Tel:03-3989-0255

予算:750円〜(平日昼)、950円〜(土日祝と夜)
味 :★★★☆
辛さ:★☆
量 :★★☆


いやあ、前から気付いてはいたんだけど。

ベトナムのカレーをまったく取り上げてこなかった。別に苦手なわけじゃないのになぜか。そろそろと思い立って訪れたのがここ、サイゴンレストラン。家庭的なベトナム料理をいろいろ堪能できるお店である。

平日は750円という良心的なお値段でランチを出している。でも今日は祝日のため、残念ながらランチ・メニューはなし。まあ、ちょいと高くなるのを我慢すれば、ちゃんとカレーは食べられる。ということでベトナム風カレーライス、コムカリ(950円)を注文した。

厨房から聞こえるベトナム語をBGMにしながら本を読んでいると、ほどなくしてカレーとライスがやってきた。カレーには大きなにんじんやジャガイモ、骨付きチキンがぎっしり。ライスは小どんぶりと言うべきか、大きめのお茶碗というべきか悩む大きさの器に盛られてくる。これらを見るたびに、「なんか日本的だなー」とほのぼのした気分に包まれる。

さて、食べてみようか。続きを読む
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2004年11月05日

おすすめその67 TARA(池袋)

マトン・ド・ピアザTARA(タラ)

豊島区西池袋1-22-4携帯地図

Tel:03-5950-6352

予算:750〜1150円(昼)、980〜3000円(夜)
味 :★★★
辛さ:★★☆
量 :★★★☆


ここをおすすめに挙げると、インド料理通の方には怒られてしまうかも。「あんなスパイスをけちった店を取り上げるなんて」といった感じで。でもいいよね、僕が気に入ったところがあれば。

タラは元々民家だった建物の、2階部分だけを使って営業している。階段を上っていくと、入口の区別がないままお店に入り込む。おかげで、店員さんがこちらに気付くのが遅れがち。「あ、お客さんだ」といった調子である。それで僕は何となくアットホームな気分に包まれるのだ。

さて、今日は夜に訪れた。コスト・パフォーマンスが高いお店なので、シンプルなカレーとナンの組み合わせなら、夜でも980円で食べられる。でもせっかくだから、もうちょっと背を伸ばしてみたい。ターリーと呼ぶ定食スタイルのメニューや、単品も充実しているのだ。

中でも、珍しいメニューとして挙げておきたいのがライス2品。トマトライス(インド風ケチャップライスとでもいうべきか)とほうれん草のプロフ(ピラフ)だ。今回注文したトマトライスを注文した。クミンシードなどを加えてあって、控えめながらちゃんと主張している香りが良い感じ。これはそのまま食べてもいいし、カレーと合わせてもまたよし。ということで、僕はマトン・ド・ピアザと組み合わせて食べた。うん、どちらも食べやすい。続きを読む
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2004年10月10日

おすすめその47 マルハバ(池袋)

ベジタリアン・セットマルハバ

豊島区池袋2-63-6携帯地図

Tel:03-3987-1031

予算:1000〜2500円
味 :★★★★
辛さ:★★★☆
量 :★★★★☆


本当は土曜日に載せたかったのだ。でも、ここで食べ過ぎておなかの調子がおかしくなってしまい、更新する意欲が失せてしまった。美味しかったのだけど、いかんせん量が多すぎて消化しきれなかったんである。以下、顛末を。

最初は目白台のハンプティというお店に行くことにしていた。ところが、台風に負けず店にたどり着いたのに営業していなかった。ものの本によれば間違いなく営業日なのに…。やっているかどうか確かめなかった僕が悪いとは言え、ちょっと憤った。

で、護国寺駅に向かう途中の喫茶店に入ってみた。ここは雰囲気は良かったけどカレーは…(^_^;) ということで気を取り直してやってきたのがここ、パキスタン料理店のマルハバ。池袋の北口からあまり柄の良くなさそうな(失礼)場所を抜けていくとある。なので女性一人だとちょっと行きにくい場所かも。台風のせいだろう、僕が最初のお客さんみたいだ。

注文はベジタリアン向けのセット(1900円)。ひよこ豆のカレーと野菜カレーに、プロフ(ピラフ)、ロティ(全粒粉のパン)、サモサ、パコラ(天ぷら)、チャイが出るというものだ。バックパッカーさんなどの聞くと現地の一般的な食堂はベジタリアンのメニューがほとんどないみたい。でも最近カレーでは似非ベジタリアン化している僕は、こういうメニューがあるとつい頼んでしまうのだ。

わくわくしていたが、出てきた皿を見て早くも後悔。まさかこんなにいっぱいとは…。しかし、恐れていても始まらないので、適当に覚悟を決めて食べ始めた。いやはや、どれも美味しい。
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2004年09月19日

おすすめその27 グレートインディア池袋西口店(池袋)

サグ・チキン(2008年3月)グレートインディア池袋西口店

豊島区池袋2-13-2携帯地図

Tel:03-5950-8801

予算:892〜2000円(夜)
味 :★★★
辛さ:★★★
量 :★★★


立教通りに入る直前の通りのビル1階に入っている“自称インド料理店”。自称と書いたのは、僕が何度か訪れたときのディナーのシェフ二人ともネパール人だったから。

ここの特徴は大らかさ。いや、店員以上に客の方に大らかさが求められるんである。まず何しろ狭い。席はカウンターだけ。いすは10脚くらいあるけれど、とてもそんなに座れない。だからお客さんが多いと正直息苦しくなる。

当然、シェフとの距離も近く、注文したものは目の前でフライパンで調理してくれる。しかも、調理台の下に隠している(つもりの)ビールをちびちびやりながらなんてことさえある。うるさいお客さんなら見たくない光景に違いない。

でも僕は何か憎めないんである。現地の屋台で食べているような気分がするからだ。店がガラス張りで外から丸見えなところも、屋台気分を増す演出かもしれない(わけないか)。

肝心のカレーだって、それなりに香辛料を使ってある。682円という値段を考えれば納得できる。クリーミーなカレーが好きなあなたなら、十分美味しいと思うはずだ。何より、夜遅くまでやってくれていて、気軽に立ち寄れるところがありがたい。続きを読む
posted by たあぼう at 23:40 | Comment(11) | TrackBack(3) | 豊島区(池袋)

2004年09月11日

おすすめその19 A・Raj(東池袋・東池袋四丁目)

ランチミールス(ベジタブル)A・Raj(エー・ラジ)

豊島区南池袋2-42-7携帯地図

Tel:03-3981-9688

予算:800〜1600円(昼)、3000〜5000円(夜)
味 :★★★☆
辛さ:★★★★
量 :★★★


親離れした子供を見る親の寂しい思いってやつはこういうものかねえ。久々にA・Rajを訪れて僕は思った。

最初に訪れたのは2年半前。ラジ氏がアジャンタを飛び出し、お店を開いてから4日めのことだった。店内はガラガラ。でも料理に力が入っていた。特にサンバル(野菜と豆のカレー)とドーサ(お米のクレープ)の美味しさにうならされた。アジャンタそっくりだったんだけど(笑)

感動した僕はラジ氏と話し込み、そのあと10回以上訪問、さらに勝手に宣伝して回った。少しは効き目があったのか、今や雑誌に登場しまくる有名店になった。

サンバルで、久々に土曜日に訪れたんである。がらっと雰囲気が変わっていた。前のテナントの居酒屋の食器を流用していた時代は、すっかり昔の話になったらしい。ライスは長粒米に変わっていた。食べ放題だったアチャールは申し訳程度に盛られる貴重品に。いやはや、びっくりである。良くも悪くも洗練されている。

サンバルも昔とは変貌していた。以前よりトマトが強めになる一方、日本人の好みが分かれるコリアンダーの香りはぐっと控えめに。僕は以前の方が好みだったけど…。続きを読む
posted by たあぼう at 23:55 | Comment(14) | TrackBack(6) | 豊島区(池袋)

2004年08月28日

おすすめその3 ベンガルカフェ(東池袋・雑司ヶ谷)

ベンガル・タリベンガルカフェ

豊島区南池袋3-24-17携帯地図

Tel:03-3971-8677

予算:1500〜2500円(夜)
味 :★★★★
辛さ:★★★
量 :★★★☆


池袋の東通りをひたすら都電の雑司ヶ谷近くまで歩いていくとあるお店。酷い立地だけれど、常連にこよなく愛されているベンガル料理店だ。

夜の部はやはり「ベンガル・タリ」(2415円)を注文したい。3種類のおまかせカレーとライス、ミニナン、サラダ、デザート、チャイがセットになっている。今回はマトンとひよこ豆、海老と野菜、ダルとゴーヤというバリエーション豊かな3種類が出てきた。

食べてみるとどれも美味しい。マトンの味や香りがしっかり出ていたし、野菜も爽やかな辛さが心地よい。でも僕の一押しはダルとゴーヤ。ゴーヤの苦みとコリアンダーの独特の風味のハーモニーが絶妙だったのだ。チャイやデザートのできもよく、これで2500円しないのはお得感が強い。

ご主人は肉の脂身を増やしたり、コリアンダーの量を調整してくれたりと、客の好みに応じてきめ細かな調整もしてくれる。常連になりたいと思わせる店だ。
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posted by たあぼう at 22:30 | Comment(13) | TrackBack(5) | 豊島区(池袋)

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