2011年06月06日

おまけ愛知10 ミヒリ ランカ(名古屋市:大森・金城学院前)

フィッシュカリーミヒリ ランカ

名古屋市名東区引山2-604

Tel:052-771-2004

予算:1500円くらい〜(夜)
味 :★★★★
辛さ:★★☆(マイルドの場合)
量 :★★★


珍しく名古屋に宿泊する機会ができたため、ここぞとばかりにカレー屋さん巡りをすることにした。日帰り出張ではなかなか行きにくい場所にしようと思って選んだのが、スリランカ料理店のミヒリランカである。東京のコートロッジに縁のあるスリランカ人の方が名古屋で運営しているお店らしい。

ミヒリランカはどの鉄道の最寄り駅からも2km以上離れている。僕のような外来者にとってはかなりの難所だ。おすすめの行き方は、名古屋駅もしくは栄駅から名古屋城などを経由する「基幹バス」に乗ること。運が良ければお店のすぐそばにある引山東バス停までたどり着ける。たいていの場合は1つ手前の引山止まりだけど、そこからは十分に歩ける。

そんな立地ながら、僕が訪れた時にはなかなかの賑わいを見せていた。自動車文化の街であることはもちろん、きっと評判を集めてもいるのだろう。窓側の席を案内された僕は、席に着くとメニューを確認した。

なるほど、セットメニューが充実していて、コストパフォーマンスも高いな。でも僕はというと単品を頼みたくなった。「ゴダンバロティ」(パンにひき肉などを詰めたもの)、デビルプローン(スリランカ風エビチリ)、ロティ生地を野菜などと和えて炒めた「コットゥロティ」といったスリランカ料理の定番メニューもまたバリエーション豊かだったからだ。カレーも写真を見る限り、れっきとしたスリランカ風である。

ということで「フィッシュカリー」(1090円)のほか、ゴダンバやスリランカ風カツレツなどが少しずつ楽しめる「スナックセット」と「ロティ」を注文した。一緒に塩味のラッシーも頼んだ。

スナックセット先にやってきたスナックセットとラッシーを味わう。スナックセットは大当たりだ。包み揚げの「パティス」とカツレツはともに脂分控え目で、かりっと仕上がっていた。ゴダンバロティはひき肉の旨みを堪能できた。それぞれ中身を野菜、肉、魚と分けているところもポイントが高い。

一方、ラッシーは失敗だったかな(^_^;) 塩味だけでなく、中途半端な甘みがあった。甘いラッシーに後から塩を加えたのだろうか。

ともあれスナックセットを味わったことで、カレーへの期待が高まる。ほどなくして、赤みが強いカレーと、ロティがやってきた。おいしそうだね。続きを読む
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2011年02月01日

おまけ三重1 キッチン クック(伊勢市:宇治山田)

ドライカツカレーキッチン クック

伊勢市岩渕2-7-29広域

Tel:0596-24-5972

予算:700円くらい〜
味 :★★★
辛さ:★★☆
量 :★★★★


本当は干支に引っかけた「Cafe豆うさぎ」に続き、初詣帰りにいかがでしょう? と提案するつもりだったお店がこちら、伊勢神宮の玄関口の定食屋さん。いつも飢えている若い男子向けのドライカツカレー(ドラカツ)が名物らしい。

ずいぶん前から営業する定食屋さん然とした店内だ。カウンター越しには元イエローキャブ社長の野田義治氏に雰囲気の似たおじさんが一人。店主さんなのだろう。さらにその奥にはヱスビーの赤缶などが並んでいた。

先客は若い学生さんの集団。どうやらこのお店の常連らしく、店主さんと楽しそうに盛り上がっている。彼らが次々に注文しているのをまねて、僕も「ドラカツください」と注文した。一見すると強面の雰囲気の店主さんだけど、にやりと笑って応じてくれた。

どうやら、学生さんたちが注文したのと一緒に作ってくれたらしい。さして待つこともなく大盛りのドライカレーがやってきた。その上にはカツが鎮座している。さらにその手前に、ソースポットも置かれた。おお、ドライカレーの上にさらにカレーソースをかけるようになっているのね。こりゃ食べ応えがありそうだ。続きを読む
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2010年09月24日

おまけ愛知9 カレーのオオヤ 南洋の父(名古屋市:高岳)

チキンカレーとパリプカレーのハーフ&ハーフカレーのオオヤ 南洋の父

名古屋市東区泉2-1-4広域

Tel:052-937-6195

予算:850円(昼)、1100円くらい〜(夜)
味 :★★★★
辛さ:★★〜★★★☆
量 :★★★☆


「いやあ、あの頃はずいぶん生意気なことを言ってましたね。何も分かっていなかった」

店主の大矢さんはそう語ると、恥ずかしそうに笑みを浮かべた。「あの頃」とは、1990年代に「dancyu」に掲載された時のこと。僕が訪れた日は、ちょうどdancyu復刻版が発売されて、ここ「カレーのオオヤ 南洋の父」も、以前の店名でしっかりと掲載されているのだった。偶然にしてはいいタイミングだったな。

大矢さんが作るカレーは、スリランカのそれをベースにしたもの。スリランカで体調を崩したときにカレーを食べ、快方に向かったことがきっかけだそう。その後も何度かスリランカに出向き、さらにアーユルヴェーダを知識を身につけてきた。これらの取り組みの結果、カレーの奥深さを知り、冒頭のように語ったわけだ。

昼、夜とも、1皿で2種類のカレーを味わえるメニューとしているようだ。お値段は僕が訪れた夜が1000円強、昼は850円くらい。僕は「チキンカレーとムング豆カレー」を選んだ。ムング豆は緑豆のこと。スリランカではパリプと呼ばれて最もポピュラーなカレーなんだそうだ。

僕以外にお客さんがいなかったためだろうか。「今日は特別に少し大盛りにしておきますよ」と大矢さん。ありがたいね。手際よく調理する姿をカウンター越しに眺めていたら、あっという間にカレーができあがった。なるほど、お皿にいっぱい盛り付けてあるね。続きを読む
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2010年05月02日

おまけ静岡6 アジアンタイフーン(静岡市:静岡・新静岡)

グリーンカレーアジアンタイフーン

静岡市葵区両替町2-6-2携帯地図

Tel:054-251-6860

予算:2000円くらい〜(夜)
味 :★★★☆
辛さ:★★☆
量 :★★★☆


OAKへの訪問にさかのぼる前日の夜8時、雨の降りしきる静岡駅に下り立った。カレーを求めて繁華街の方へと歩んだものの、さすがに東京と比べて夜が早い。8時過ぎに開店しているお店は限られることがすぐに分かった。うーむ。

大通りから一本入った道をさまよい歩くうちに、ダイニングキッチン風の建物が目に入った。お、「アジアンキッチン」か。エスニック料理を提供する居酒屋さんとは運がいいね。雨の中、出張の荷物を抱えての放浪に難儀していたところだし、ここにしよう。扉を開いた。

「いらっしゃいませ。お一人ですか?」。入口脇のキッチンから声がかかり、気っぷの良さそうな女性が出迎えてくれた。「お好きな席へどうぞ」。赤を基調とした異国情緒いっぱいの店内は、20代女子の評価を得そうだ。しかし荒天の夜だけあってお客さんはいなかった。

僕は迷った末に、カウンターに腰掛けた。一人でテーブル席を占領するのが気が引けたわけではなく、カウンターのほうが明るくて写真を撮るには好都合と考えたからだった。するともう一人の女性店員さん――こちらはハキハキとした方だ――から話しかけられた。

「今日はあいにくの天気でお客さんにいらしていただけなくて。カウンターに座っていただけて嬉しいです。お話しさせてもらえませんか?」

旅の独り身だから、声をかけてもらうのは嬉しい。お店を訪れたいきさつなどを話した。静岡を離れたことがないという店員さんは、東京からの珍客に興味を覚えてくれた様子だ。

えびせんとチャンビール話が一段落したところで注文に移る。カレーはタイ風のものが3種類あった。僕は「グリーンカレー」(880円)を選び、併せて「ジャスミンライス」(250円)を注文。これだけでは申し訳ないと思い、「チャンビール」(680円)とおつまみの「えびせん」(300円)も頼んだ。

真っ先にカレーを注文したためだろうか。「カレーがお好きなんですか?」と、再びはきはきした店員さんから尋ねられた。そりゃもう、行く先々で食べてます。タイカレーもいろいろ。あ、プーパッポンカリーもおいしいですよね。へええ、お店のお勧めなんですか。でも2人前からか。独り身には難しいかな(^_^;)

などと答えていると、いろいろなことを教えてくださった。静岡は山田長政の出生地とされているため、タイとの関わりが深いそう。山田長政まつりというイベントも開かれているんだって。

そんな会話を楽しんでいたら、グリーンカレーがやってくるまでの時間があっという間に感じられた。いただきます。続きを読む
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2010年04月30日

おまけ静岡5 OAK(静岡市:新静岡・静岡)

トマトとチキンのカレーOAK(オーク)

静岡市葵区両替町1-5-7携帯地図

Tel:054-254-8723

予算:1000円くらい(コーヒー付き)
味 :★★★☆
辛さ:★★☆
量 :★★★


2つの雑誌を掛け持ちして、取材も執筆もというのはやっぱり無理があるなあ。特に4月はゴールデンウィーク進行で、本当に危機的なスケジュールだった。悔しいので、せめて一つだけでも上げておきたい。

今回取り上げるのは、静岡市の中心部に構える喫茶店のOAK(オーク)である。出張の仕事が一段落した後に、地元のカメラマンさんのお勧めに従い、二人で立ち寄った。「知っている人に来てくれればいいと、自分からは積極的にアピールしていないんですよ」(カメラマンさん)。いいじゃないですか。早速、中に入ろう。

店内は、ブラウンの配色の壁が印象的だ。店名のとおり、ブナ材を使っているようだ。お昼時ということもあって相応に混んでいたものの、奥のほうの席を無事に確保できた。さ、カレーを注文するとしよう。

実は時間に余裕がなく焦っていて、うっかり何もメモを取らなかった。カレーのメニュー名も値段も記憶があやふやになってしまっている(-_-;) その日に用意してあるカレーが2種類で、サラダと食後のコーヒーと合わせて1100円だった、はず。

僕とカメラマンさんはともにトマトとチキンが入ったカレーを選んだ。注文からさして待つこともなくサラダがやってくる。それを食べ終わるとほどなくして、カレーとライスのご到着だ。ほお、ライスが黄色いじゃないですか。いただきます。続きを読む
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2009年11月25日

おまけ静岡4 グレースカフェ(浜松市:遠州上島)

ヘルシー薬膳カレーGrace Cafe(グレースカフェ)

浜松市中区幸4-20-38携帯地図

Tel:053-474-0700

予算:650円〜
味 :★★★☆
辛さ:★★☆
量 :★★☆


このところ妙に浜松に訪れる機会に恵まれている。これまでに「Bija」や「カレー処ヤサカ」という素晴らしいカレー屋さんに訪問しており、今回もどちらかに訪問しよう…と思ったら、両店とも定休日だった。あちゃー。

代替案として、今回のグレースカフェに思い当たった。障害者の自立を支援するNPO法人が営むカフェだそうだ。寄付などの社会貢献に疎い僕だけど、おいしいカレーを食べる代価が支援になるなら歓迎したい。

浜松駅前からバスにしばらく乗って、最寄りのバス停から歩くこと5分ほど。綺麗な洋館風の建物が見つかった。重たそうな扉を開いて中に入ると、店員さんが出迎えてくださった。

適当な席を確保すると、メニューを手渡された。もっとも、僕の注文は「ヘルシー薬膳カレーセット」(900円)で決まっていた。30種類のスパイスをブレンドして作ったカレーライスに、ミニサラダやドリンク、デザートが付くものだ。カレーのほかには、ピラフやジャンバラヤなどもあった。ジャンバラヤは珍しいかな?

注文を終えた後は、少し長めに待つことに。その間に僕は、店内で販売するハーブ類や蜂蜜などを物色した。これらの商品も無農薬を掲げるなど、「安全・安心」「社会貢献」「癒し」などに対する配慮が感じられた。マイナスイオンなど、科学的には怪しいものも一部あったけれど(^_^;)

物色がちょうど一段落したところで、注文を受けたのとは別の店員さん――恐らく障害者の方なのだろう――が一生懸命な姿勢でサラダやカレー、ライスを僕の目の前まで持ってきてくださった。お礼を伝えて、いただくとしよう。続きを読む
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2009年09月25日

おまけ愛知8 カレーのMORI(名古屋市:久屋大通)

ターリーセット(ミックス)カレーのMORI

名古屋市東区東桜1-2-29携帯地図

Tel:052-971-6882

予算:1100円〜2000円くらい
味 :★★★★
辛さ:★★★(ミックス)
量 :★★★☆


織田信長で有名な清洲付近まで用事ができたため、それを済ませた後に名古屋でカレーを食べることにした。今回の目的地は、地下鉄の久屋大通駅から数分歩いたところにある「カレーのMORI」。名古屋では名の知られたカレー屋さんの1店である。

カレーのMORIは大きく、インド風、イギリス風、タイ風の3種類のカレーソースを用意する。看板メニューはインド風の「チキンカシミール」だ。東京・湯島のデリーが生んだとおぼしき「カシミール=激辛」という日本独特の公式がこの店でも成り立っており、辛さ星取り表で★が7個も付いている。

辛さが苦手な僕はひよって別のカレーを注文することにした。「ミックス」と呼ばれるタイプである。その名のとおり、英印の2種類のソースを混ぜ合わせたもので、具はビーフと決まっている。

カレーの種類に加えて、カレーソースたっぷりの「レギュラー」にするか、ソース半分で様々なおかずを味わえる「ターリー」(定食)形式にするかという選択肢と、2種類のライスまたはナンから一つを選ぶ選択肢がある。組み合わせが多様でしょう? 僕はあれこれ悩んだ末に、ターリー形式をマサラライスで注文した。お値段は1280円なり。

しばらく待つと一式そろってやってきた。近くに座った男性客のレギュラーを見て、ターリーを選んで正解だったと思った。なにせかなりの量だもの。男にしては食が細い僕にはかなりきつそうだ。さらに向こうの席の男性が注文していた大盛りは段違いの迫力だった。ともあれ、いただきます。続きを読む
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2009年08月14日

おまけ愛知7 ラジャ(豊橋市:豊橋・札木)

ルピットカレーRadja(カレーハウス ラジャ)

豊橋市花園町29携帯地図

Tel:0532-53-1705

予算:800円
味 :★★★★
辛さ:★★★☆
量 :★★★


豊橋での一仕事を終えた僕は、豊橋駅までやってきた。新幹線の時刻表を確かめると、あちゃー、次のひかり号までは1時間も待つのか。それじゃあと頭を切り換えて、市街へと繰り出した。

10分あまり歩くと、豊橋で長く営業しているラジャというカレー屋さんのラジャにたどり着いた。インドネシアの南スマトラ州の州都・バレンバン仕込みのカレーを味わえるのだそうだ。

メニューを枕にして眠る猫お店の扉を開くと、入口近くのテーブルの上に猫がいた。より正確に表現すれば、気持ちよさそうに寝入っていた。メニューを枕にして(^_^;) 彼(彼女)を起こさないようにそっと扉を閉めた僕は、空いていた隣の席に座らせてもらう。

早速メニューを見る。おお、多様なカレーがそろっているな。せっかくだからインドネシアっぽいカレーにしようか。そう考えた僕は「ルピットカレー」を選んだ。十数種類のスパイスとニンニクを利かせたカレーとのこと。肉の種類によって値段が異なり、骨付きチキンであれば800円である。

注文してしばらく待つと、濃いめの褐色のカレーがやってきた。見た目はサラサラそうだけど、お味やいかに。続きを読む
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2009年08月13日

おまけ愛知6 デビ インドレストラン(豊橋市:二川)

ベジセットデビ インドレストラン

豊橋市大岩町字北元屋敷28-1携帯地図

Tel:0532-41-1195

予算:880円〜(昼)、1260円〜(夜)
味 :★★★☆
辛さ:★★☆
量 :★★★☆


北京五輪の男子体操の部門で銀メダリストを獲得した内村航平さんの大好物といえば、チョコ菓子の「ブラックサンダー」である。内村効果で昨年はものすごい売れ行きだったそうだ。

なぜチョコ菓子の話をしたかって? 今回僕が初めて訪れた愛知県豊橋市にブラックサンダーを製造する有楽製菓の工場があると聞いたからだ。カレーとは関係ないけれど、豊橋に関心を抱く目的には、かなり貴重な予備知識となった。

さて、そんな豊橋に着いて僕が最初に訪れたのは、デビ インドレストランというインド料理店。豊橋駅の一駅お隣の、二川駅の近くに構える。知人との待ち合わせ時間までに30分弱の余裕があったため、ここでランチを食べることにした。

僕が選んだのは「ベジセット」(880円)。その名のとおり、野菜カレーやおかず類をひととおり楽しめるメニューである。お店の方はどうもネパールっぽい雰囲気を漂わせているので、ダルバート(ネパール式の定食)風にならないかな、などと密かに期待しつつ。

注文するとすぐに、真っ当なインド風スープが先にやってきた。へええ、ランチのセットでスープが付いてくることは、東京のインド料理店では決して多くはない。コスト・パフォーマンスが良いかも。と、感心しつつ味わっていると、ほどなく一式がお皿に載ってやったきた。いただきます。続きを読む
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2009年05月19日

おまけ愛知5 タンドゥール(名古屋市:名古屋)

カレー(中辛)タンドゥール

名古屋市中村区名駅4-9-10 ミヤコ地下街
携帯地図

Tel:052-586-2855

予算:750円〜
味 :★★★☆
辛さ:★★☆(中辛)
量 :★★★


タンドゥールは名古屋駅前で30年ほど営業するカレー屋さんだ。店構えはいかにもスタンド系のカレー屋さん然としているものの、出てくるカレーはひと味違う。開店当初から現在のようなカレーを提供していたとすれば、かなり斬新だったと思われる一皿である。早速、中に入ろう。

10人も座れば一杯という印象を受ける店内では、おばさまが一人だけで切り盛りしている。ただし、おばさまは何人かいらっしゃるようだ。僕が訪れたときはちょうど交代の時間帯だった。

適当な席に腰掛けると、すぐに注文を聞かれる。メニューに迷う余地はほとんどない。ベースのカレーが1種類だけだからだ。後は辛さと、サイドメニューを頼むかどうかだけだ。僕は中辛を注文した。

注文を受けたおばさまは、手際よくカレーの盛り付けにかかる。ソースポットと細長いお皿は、東京であればボンディ系の欧風カレーを思い浮かべそうなところ。でも、タンドゥールのカレーはほどよく赤く染まっていて、トマトをふんだんに使っていることがうかがえる。続きを読む
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2009年05月18日

おまけ静岡3 カレー処ヤサカ(浜松市:浜松・新浜松)

3種カレーセット(ブラジル、季節、チキン)カレー処ヤサカ

浜松市中区領家1-7-30携帯地図

Tel:053-463-0223

予算:880円〜1860円
味 :★★★★★
辛さ:★☆(バターチキン)〜
★★★★☆(ブラジル)
量 :★★★〜


「5月23日に浜松周辺のおいしいカレー屋さんと組んで、2周年記念イベントを開くんですよ」

浜松のお気に入りのカレー屋さん「Spice Cafe Bija」のオーナー、清川さんからご案内をいただいた。残念ながら僕は5月23日に別の予定が入っている。その代わりではないけれど、偶然にも先にシノギの都合で用事ができたため、浜松に出向いてきた。

カレー処ヤサカ店内浜松駅に到着した僕は、早速バスに乗り込む。行き先は、前回のようにBijaでも良かった。でも今回は清川さんに「一度ぜひ」と薦められていた別のお店に行くことにした。それがカレー処ヤサカである。Bijaの2周年イベントに参加するカレー屋さんの1軒でもある。

最寄りのバス停を下り、適当に見当を付けつつ歩くこと6〜7分。ヤサカが見付かった。元は工場経営者だった稲見栄一さんが、工場と同じ敷地に建てたお店だそうだ。周囲はやや殺風景ながら、店内に入ると、品の良い空間が広がっている。

■選び抜いた素材で12種のカレーを用意

適当な席に座ると、奥様からメニューを手渡される。それを眺めた僕は驚愕した。メニュー載った12種類のカレーが、インド風におうちのカレー風、オリジナルものといった具合に、多岐にわたっていたからだ。これらのベースを用意するだけでも大変な手間暇のはず。

これだけ選択肢があるといろいろと味わいたくなるもの。そのニーズに応えてくれるメニューは「3種カレーセット」(1350円)である。12種すべてではないものの、「ブラジル」「ポーク」「きのこ」「季節」「チキン」の5種類から3種類のカレーを選べるようになっている。

ブラジルと季節のカレーには説明が必要かな。ブラジルは、現在は浅草にある喫茶店・銀座ブラジルが銀座時代に提供していたという辛口のカレーを、オーナーの稲見さんが再現したもの。といっても、稲見さんはお店のレシピを持っているわけではない。自身の舌を頼りに試行錯誤して作り上げたそうだ。すごいよね。

季節のカレーはその名のとおり、季節ならではの素材を使ったもの。現在は取れたてのグリンピースを加えたキーマカレーだそうだ。冷凍ものではないグリンピースを味わえるのは、かなり貴重といえる。

このほかのポーク、きのこ、チキンも、それぞれ吟味した素材を使っているそうだ。奥様曰く「主人が納得したものを厳選している」。地元の有機食材を選んで提供しているBijaの清川さんが感銘を受けるのもよく分かる。

僕はというとブラジル、季節、チキンの3種類を注文した。ライスを大盛りにしたらという提案を受けたものの、普通盛りで構いませんと答えた。お腹に余裕があるようだったらチーズケーキも頼みたいと思ったためだ。そう思ってしまうくらい、ケーキの写真はおいしそうだった。

注文からしばらくして、3種類のカレーやライスなどが一式やってきた。どれもおいしそうだよね。続きを読む
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2008年09月21日

おまけ愛知4 えいこく屋(名古屋市:覚王山)

バナナカレーとライスえいこく屋インド料理店

名古屋市千種区山門町2-58携帯地図

Tel:052-763-2788

予算:900円くらい〜
味 :★★★☆
辛さ:★★★
量 :★★★


日本で唯一お釈迦様の遺骨を安置する寺である日泰寺。その参道沿いには個性豊かなお店がいくつも並んでいる。紅茶店のえいこく屋もその一つで、季節ごとのダージリンやアッサム、ウバなどの定番はもちろん、サフランのフレーバー・ティーのような変わり種まで幅広くそろえる。

同店はすぐ隣に喫茶スペースを併設している。前述の定番の紅茶のほか、ケニア、スリランカのディンブラ、中国のラプサンスーチョン、さらにはチベットやモンゴル系の人が愛飲するバター茶なども注文できる。日本でバター茶を飲めるお店はかなり貴重だ。

ただし僕は、これらに目移りする気持ちを抑えて「チャイ」(食事とセットで300円)を注文した。カレー好きだからだけではなく、国内ではトップクラスのおいしいチャイが飲めると思っているからだ。

チャイについては後で詳述するとして、食事メニューも見ておこうか。中核の一つはインド料理だ。こちらも日本ではあまり見た記憶がない「バナナカレー」(700円)がある。熟成前の青いバナナを使うカレーだそうだ。

興味を駆られた僕はこれを注文した。お店の方のおすすめに従い、ナンではなく「ライス」(220円)を選んだ。もちろんチャイも一緒に注文した。しばらく待つと、ほんのりと黄色に染まったライスとともに、カレーがやってくる。いただきます。続きを読む
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2008年08月31日

おまけ静岡2 Spice Cafe Bija(浜松市:浜松・新浜松)

Bijaカレーセット(特別仕様)Spice Cafe Bija(ビージャ)

浜松市中区富塚町449-1携帯地図

Tel:053-474-0330

予算:950円〜(昼)、2000円(夜)
味 :★★★★☆
辛さ:★★☆〜★★★
量 :★★★☆


つい先日、浜松で「Spice Cafe Bija」というカフェを営む清川孝男さんという方と、目黒の「aunt MIMI」で顔を合わせた。その清川さんがaunt MIMIのコメント欄に来訪要請をくださったので、浜松まで顔を出してきた。

■有機野菜を使ったインド風カレーが名物

清川さんはBijaに多くのメッセージを込めて運営していらっしゃる。すべてを紹介しようとすれば何時間あっても文章が書き終わらない。まずはカレー関連で大事な2点に絞って触れておこう。

一つは、インドやネパールなどの途上国の支援につながるフェアトレードのスパイスを使っていること。もう一つは、地元や近隣県で栽培された有機野菜を使っていることだ。どちらも十数年前の学生時代から、途上国支援やスローフード、環境に関する活動に励んできた清川さんのポリシーの表れである。

もっとも、こうした社会貢献の姿勢に関心がない方でも、Bijaは訪れる価値がある。カレー好きの清川さんが手がけるレシピは、五反田でインド料理教室を営むレヌ・アロラさんのレシピなど各種インド料理をベースに、日本人に馴染みやすいようにアレンジを施したものだから。

■コースのお手本は東京のあのカフェ

さて、ディナータイムに訪れたら「Bijaカレーセット」(2000円)を注文したい。有機野菜を使った前菜2種、季節の野菜料理、やはり地場名産を使ったカレー1種、手作りスイーツ2種、ドリンクが付くコースだ。

このコースを見て「あのお店に似ているな」と気付いたあなたは、相当なカレー通かカフェ通。そう、押上の「スパイスカフェ」だ。清川さんはスパイスカフェの影響を受けつつ、地元の有機野菜をふんだんに使うことで独自性を出している。

本日の前菜(ジャガイモの冷スープビーツ入り、カボチャのマリネ)僕はもちろんBijaカレーセットを注文した。すると清川さんが「なかなか来られないでしょうから」と取りはからってくださり、カレー3種が味わえる特別仕様にしていただいた。ありがたや。

早速、前菜の「ジャガイモの冷スープ」と「カボチャのマリネ」がやってくる。イタリアンやフレンチのようだ…と思ったら、「ヨーロッパで経験を積んだシェフが作っています」(清川さん)。この辺りもスパイスカフェとよく似ている。

冷たいスープなのに濃厚なジャガイモの滋味、カボチャの砂糖でも加えてあるかのような甘みに驚かされる。有機野菜の力ということらしい。

季節の野菜料理(焼ナスのトマトソース)次にやってくるのは季節の野菜料理である「焼ナスのトマトソース」。ナスに卵などのつなぎを絡めてハンバーグ状にしたものだ。見た目にはナスらしくないものの、食べてみれば正真正銘のおいしいナス。トマトソースも良く合っていた。

野菜の旨みを心から堪能していると、清川さんが「カレーの前にお口直しを」と小さなグラスを手渡してくれた。静岡名産のみかんを絞った生ジュースだ。もちろん、これも有機栽培。すっきりした甘みが心地よかった。

そして、いよいよカレーがやってくる。浜松のブランド鶏「とり一番」を使ったチキンカレーに、季節の野菜を使った野菜カレー、それとオクラ入りのキーマとのこと。なるほど、インドカレーに近い雰囲気をしているよね。ではでは、いただきます。続きを読む
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2008年05月05日

おまけ愛知3 アクバル(名古屋市:国際センター・名古屋)

タンドリーミックスグリルインド料理アクバル キャッスルプラザ店

名古屋市中村区名駅4-3-25 ホテルキャッスルプラザB1
携帯地図

Tel:052-583-0986

予算:2000円くらい〜(夜、サービス料+10%)
味 :★★★★
辛さ:★★★
量 :★★★★☆


昨年の7月、名古屋出張の折にボンベイを取り上げた。名駅周辺でお店があまり見付からないとぼやいたところ、みっき〜さんがこのアクバルをご推薦くださった。久々に名古屋に立ち寄る用事ができたため、訪問してきた。

クラシックな印象を受けるインド料理店だ。ホテルの地下という立地も手伝っているのか、品の良い内装をしている。僕以外のお客さんを見ると、少しおめかししており、ごちそうを食べに来たという雰囲気だ。

グラスワインとサラダ奥の席に案内された僕は、手渡されたメニューを眺める。すぐ目に入ったのが「タンドリーミックスグリル」(1890円)というセット。タンドリー・チキン、チキン・ティッカ(骨なしチキン)、シーク・カバブ(ひき肉の串焼き)に、ミニサイズのカレーが付いてくる。タンドール料理3種類と豪勢な感じがあって、しかもお手頃な値段。根強い人気があるという話にもうなずける。

一緒に「グラスワイン」(367円)も注文した。サービスらしきパパード(豆のせんべい)をつまみに、ちびりちびりと飲む。続いてセットのサラダがやってくる。その後は、タンドール料理がすべて焼き上がるまで、しばらく待つ。楽しみ楽しみ…

ところが、いざやってきたプレートを見て、僕は目を丸くした。ペアでも十分なくらいの分量だったからだ。例えばシーク・カバブは長いのが2本、チキン・ティッカもごろんと2ピース。タンドリー・チキンもかなりの大きさだ。それに加えて、ナンが別の皿で到着。こりゃすごい。続きを読む
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2007年07月16日

おまけ愛知2 ボンベイ(名古屋市:名古屋)

インドカレーボンベイ

名古屋市中村区名駅3-28-12携帯地図

Tel:052-586-2991

予算:1000円〜
味 :★★★☆
辛さ:★★★☆
量 :★★★


その昔、全国のカレー屋さんを紹介するという「週刊現代」の企画に参加したことがある。メンバーは元横濱カレーミュージアム名誉館長の小野員裕さんや、タベアルキスト・マッキー牧元さんなど。修行が足りない僕が出した候補の大半は却下されてしまった。

そんな中、数少ない賛同を得たお店の一店が、名古屋駅前のビルに入っているボンベイだ。今でも名古屋に出張して、帰社するまでに少しだけ時間がある場合、僕はここに寄ることが多い。

さて、適当なカウンター席に腰掛けた僕は早速カレーを注文する。「インドカレー」という名のインド風カレー1種類しかないから、後はライスの盛り付けをどうするかくらいしか迷う余地はない。お値段は1000円なり。

できあがりまでは、本でも読みながらのんびり待っていよう。ほどなくすると目の前に、赤々としたカレー・ソースがやってくる。たっぷりの完熟トマトを使い、その水分で煮込んだカレーなんである。ではではいただきます。続きを読む
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おまけ静岡1 ブラッスリー ムギ(三島市:三島広小路)

ムギカレー(海の幸の欧風カレー)Brasserie Mugi(ブラッスリー ムギ)

静岡県三島市本町3-8携帯地図

Tel:055-973-3226

予算:1000円〜(昼)
味 :★★★☆
辛さ:★★☆
量 :★★★


出張で訪れた土地。何の予備知識もないまま、偶然に通りがかったお店が素敵な雰囲気を漂わせていれば嬉しくなるよね。さらに、そのお店においしいカレーがあれば理想的だ。三島のブラッスリー ムギは、そんな理想的なお店だった。

ブラッスリーと名が付くとおりフレンチを主体にしたお店。地元名物の「あしたか牛」などを巧みに生かした料理が評判を呼んでいるらしい。ところがアラカルトで用意していたカレーも人気が高まり、ランチのレギュラーに昇格したそうだ。

名前は「ムギカレー」(1000円)。「海の幸の欧風カレー温泉玉子添え」と説明があるように、フレンチの技法を採り入れているらしい。シーザー・サラダとデザート(ジェラートまたはココナッツ・ババロア)が付いてくる。良心的な値段設定だよね。

店内は品の良さそうな女性客ばかり。しかも、みんなカレー以外のフレンチ系メニューを頼んでいるようだ。ちょっと恥ずかしくなってくるけれど、極力気にしないでおこう。綺麗に盛り付けられたシーザー・サラダが先に到着し、それから少ししてカレーもやってきた。続きを読む
posted by たあぼう at 00:24 | Comment(5) | TrackBack(0) | 東海

2005年09月14日

おまけ岐阜 コーヒースウィング(恵那市:恵那)

ビーフカレーコーヒースウィング

恵那市大井町293-31

Tel:0573-26-0006

シノギの関係で岐阜県恵那市というところに出張してきました。電車の待ち時間の合間に昼食をと思い、駅前の喫茶店「スウィング」に入ってみました。ランチがビーフカレー(680円)と書いてあったからです。注文すると、お店のご主人が奥の方へ。それからしばらくして、

チン

という小気味のいい音が… (-_-;)

案の定、業務用っぽい味のカレーでした。一緒に付くミニパスタもいかにも「ザ・ナポリタン」という感じ。うーむ。

あ、でも木のぬくもりを生かしたお店の雰囲気はなかなか。音楽もセンスがよかったです。落ち着ける喫茶店として使う分には、よいお店かも知れません。
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posted by たあぼう at 23:35 | Comment(6) | TrackBack(0) | 東海

2004年10月21日

おまけ愛知その1 清平(名古屋市:浄心)

カレーきしめん清平(きよひら)

名古屋市西区上名古屋3-13-30
携帯地図

Tel:052-531-3387

予算:560円
味 :★★★☆
辛さ:★★☆
量 :★★★


今日は名古屋出張。番外編として名古屋の手打ちうどんのお店を紹介したい。東京のお店ではないから、とりあえずおすすめには入れないでおく。

ここは「dancyu」に載っていた手打ちうどんのお店。地図なし、土地勘なしのためたどり着けるか不安極まりない中、直感を頼りになんとかたどり着いた。本来は徒歩10分の道のりなのに20分かかった。

13時前に到着すると、1階はものの見事に満杯。白人のお客さんもいた。で、2階に案内される。その2階ではテレビが虚しくヤンキースの敗北を伝えていた。

カレーきしめん(560円)を注文した。カレーつゆがいっぱい入ったどんぶりがやってきた。小麦粉や片栗粉などが入っていないらしく、さらさら系のつゆだ。口に含むとこれが旨い。昆布だしがよく利いている(dancyuによると鰹節や鰺節も入れてあるそうだ)。続きを読む
posted by たあぼう at 21:00 | Comment(2) | TrackBack(1) | 東海

「こむぞう」に紹介していただきましたデザイン協力:マイクロフィッシュMapFan

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